914:ひゅうが:2025/03/17(月) 05:18:55 HOST:FL1-27-127-13-252.okn.mesh.ad.jp
――倉崎/ミグ 71式局地戦闘機「烈風」(ソ連名MIG-40)

全長:28.7 m
全高:6.1m
翼幅:17.2 m
空虚重量:23880 kg
通常重量:32000 kg
最大離陸重量:49000 kg
発動機:石川島播磨/クズネツォフNk-40(双発)※直径150センチメートル
推力:ドライ出力: 13.5トン(133kN)×2
ウェット出力: 19.37トン(190kN)×2
最大速力:制限速度マッハ3.4(4051km/h)
     限界速度マッハ3.6(4290km/h)
航続距離:完全武装時:2130 km
フェリー:3600 km(増加燃料タンク非搭載時)

武装:69式空対空長距離誘導弾(最大射程250キロメートル)×8(最大時)
   70式空対空中距離誘導弾(最大射程45キロメートル)×8(最大時)
   59式空対空短距離誘導弾(最大射程5キロメートル)×4(最大時)
   23ミリ多銃身機関砲(ガトリング砲)×1門(固定 装弾数1520発)
レーダー:東芝64式Xバンドパルス・ドップラーレーダー(探知距離最大250キロメートル 同時24目標識別可能)


旋回制限:9G(ただし通常時は6.5G程度に制限)

機体素材:全チタン合金


【概要】――日本海空軍が開発し、ソ連空軍もライセンス生産した超大型戦闘機
主兵装たる69式空対空長距離誘導弾(AAM-2)を大量装備し、米空軍の超音速爆撃機を撃墜するのを主眼に設計された
日本製戦闘機としては初めて、早期警戒管制機とのデータリンクシステムが採用されており、これらを組み合わせることで高高度を飛来するB-70戦略爆撃機をはるか洋上あるいは南九州から上昇してきたところを空中から狙い撃つ、いわば「空飛ぶミサイル砲台」である
そのコンセプトはツポレフTu-128やのちの米海軍のF-14と極めて近いものの、本機は機体規模はTu-128に類似しつつも戦略偵察機用のターボファンエンジンを搭載する(マッハ3以上ではほとんどラムジェットに近い運用となる)ことで速度域に至っては世界最速を誇る
また、機体構造材をほぼソ連から輸入したチタンを多用した耐熱合金で構成したために戦略偵察機に匹敵するマッハ3.6という極めて高速を誇る
これはB-70ヴァルキリーを邀撃するためで、このためだけに中央冶金研究所において新型チタン合金が開発された
ただし、マッハ3以上での連続飛行は空中給油を含めても2時間程度に制限されており、戦時以外では発揮を禁止されている(冷却材の無駄遣いとなる上、同期間超過後は機体の精度面の懸念から整備に手間がかかるため)
ただし、エンジン本体を通常の1.5倍程度の直径の巨大なものとしたことから出力面ではかなり余裕がある上、巨大な戦闘機であるにも関わらず機動性は高かった
これがB-70やF-12との大きな違いである
しかしながら高性能の代償かつ当時の技術的限界から1機の製造に当時の汎用戦闘機2機分のコストがかかったことから費用対効果に疑問がもたれ、総生産機数は120機程度にとどまった

主兵装のAAM-2は、当初は一応は通常弾頭も装備できるものの当時の技術的限界から低威力核弾頭を装備することが常であったが、これは米軍のF-106も同様であった
なお、技術の発達により80年代初頭には通常弾頭に切り替えられている
中距離AAMおよび短距離AAMは通常弾頭である
左主翼部には東側標準の23ミリ多銃身機関砲(電動ガトリング砲)が装備されているが、基本的に領空侵犯への警告用にしか使われていない

レーダーは、当時世界最先端を独走していた東芝製のパルス・ドップラーレーダーが使用されており、のちに最終型がフェイズドアレイレーダーに換装され探知距離と同時追尾能力を飛躍的に伸ばしている
また、空中給油能力に加えてその巨体から搭載できる燃料も多く、戦略爆撃機による核パトロールにあわせてシベリアや西日本上空、太平洋上空を周回して米軍による奇襲核攻撃に備え続けていた
変わったところでは、対弾道ミサイル用の大型AAM(ほぼ弾道弾に近い)4発を搭載した弾道弾迎撃任務機のほかB-70同様の空中発射型弾道ミサイル1発搭載型、ソ連空軍において多用された撃ち放し式中距離AAM多数搭載型などがある

2025年現在、最終型の改六が20機あまり現役にとどまっているものの、技術の進歩から後継機に任務が統合されており近いうちに退役することは確実であろう
しかし、ほぼ爆撃機に近いその巨体から空中試験機や特殊兵装搭載機としての人気が高く、航空科学研究所は本機3機の改造型を当分の間は維持する方針のようである

915:ひゅうが:2025/03/17(月) 05:22:46 HOST:FL1-27-127-13-252.okn.mesh.ad.jp
ついでに作ってみました

日本海空軍「ふええ…戦闘機用に小型化できるくらいの大出力エンジンがソ連からの輸入頼りだよぅ」
倉崎飛行機「逆に考えるんだ。大型になっちゃってもいいやって。あそは大出力で速度を出せばB-70は落とせる。上手い具合に、F-14みたく空母の甲板から発艦する必要もないし、なんなら『飛翔』から飛ばせばいい」
日本海空軍「きでもくるったのか?(図面とサイズを見て)」
倉崎飛行機「ロケットブースターとかも付けられるぞ」
日本海空軍「それチタンでも融けるぅ!」

楽しんでいただけたら幸いです

916:ひゅうが:2025/03/17(月) 05:34:48 HOST:FL1-27-127-13-252.okn.mesh.ad.jp
なお、命名規則は有名無実化しているので、「烈風」となっています
「震電」にしてもよかったのですがたぶん戦後すぐにいますので、ここは生まれることを許されなかった幻の艦上戦闘機の名前がつけられた、としておきます

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最終更新:2025年06月11日 21:25