993:ひゅうが:2025/04/02(水) 18:52:33 HOST:flh2-133-204-83-129.osk.mesh.ad.jp

   鉄槌世界戦後史ネタ


―――ソ連/主権国家連邦宇宙庁 月軌道超大型打ち上げ機 N-1L『エネルギア・ルナ』


全長:92メートル(フェアリング含む)
直径:7.71メートル(中央コア部分) 16.1メートル(ブースター4基装着時)
構成:2段式+ブースター8本
最大打ち上げ重量:2524トン
軌道投入能力:高度100キロメートルに200トン
       高度200キロメートルに188トン
       静止軌道に48トン
       月軌道へ45トン

第1段:RD-1A液体燃料エンジン(液体酸素・ケロシン方式 推力921トン)×4
ブースター:RD-170A液体燃料エンジン(液体酸素・ケロシン方式 推力806トン)×1
第2段:RD-0120液体燃料エンジン(液体酸素・液体水素方式 推力190トン)×1


【解説】―――ソ連および日本宇宙開発事業団が開発した標準打ち上げロケットをもとにした初の「月ロケット」
第1段およびブースターロケットを共通化した上で第2段以降の構成を変更することで打ち上げ任務に最適化する「エネルギア」構想に基づき作られた1965年時点の「最強型」ロケットである
ソ連初の月面着陸にあたっては本機以前に2基の同型ロケットを打ち上げ月面宇宙船を建造しており、本機により居住モジュールを連結
初の宇宙ステーションとして試験運用をしていた
アメリカのアポロ計画において発生した重大事故による一時中断を挟んで1969年、3機目にあたる本機が打ち上げられ人類初の月面着陸ミッションが果たされることになる
なお、当初は第1段用に第2段エンジンを4基連結した単段型により打ち上げが成される予定であったが同事故に伴い計画は変更、実績ができていた本機による有人モジュール打ち上げがなされている

994:ひゅうが:2025/04/02(水) 18:53:22 HOST:flh2-133-204-83-129.osk.mesh.ad.jp
※ 開発史およびネタの詳細にしてはまたのちほど(ちょっと飲みに呼ばれておりまして、今日中はちょっと厳しいかと思います)

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最終更新:2025年06月12日 22:22