74:霧の咆哮:2024/11/22(金) 22:21:43 HOST:KD059132255152.au-net.ne.jp
〇日蘭世界支援 大陸日本固有の美味しい茸・毒茸・文鳥・ハチドリ


  • 大赤白蟻茸
史実においてオオシロアリタケという、シロアリの巣から生えるキノコが沖縄とその周辺の島々で存在。
人工栽培も難しく、毎年梅雨の時期のみ採取出来、しかも冷凍しない限り賞味期限は僅か一日なまでに腐り易いという貴重なキノコである。
それ故に日本では市場にも出回らず、時期になったらキノコ狩りに出て運良く採取できないと食べることは基本的に不可能。
同属のキノコは中国の雲南省やタイ、ビルマ辺りでより多く採取可能で、そちらならまだ市場に出る日もあるそうだが、それも確実性には欠けている。
日蘭世界なら雲南省はセクトの領域なので海外分の採取量は減少(雲南省と隣接している英領チャイナでは或いは採れるかもしれない)しているが、
日本が大陸化しているので日本国内で採れるオオシロアリタケの採取量も増えており、時期になれば高級キノコとして一部の飲食店で個数限定とかも加わるかもしれないが食べられる。
味は人によってはマツタケより旨いと謡われるほどに旨味が強く、触感とかは強いて言えばエリンギ系に近く、癖が無くて食べやすい。
風味は薄いので日持ちしないのもあってマツタケのような炭火焼きより、取れたてまたは冷凍物をバター焼きや天ぷら、炊き込みご飯やお吸い物辺りにしてお店で提供されている。

ここまで前振りであり、肝心の大赤白蟻茸(オオアカシロアリタケ)とは、名前に赤も白も加わっててどっちの色か何も知らない人にはピンと来ないが。
オオシロアリタケの採取地の中に紛れてることがあるキノコで、同キノコの合計総量の内、2,3割しか取れない希少種であり、
ただでさえ他のキノコより流通量の少ないオオシロアリタケの3割以下しか採れないこともあって幻のキノコ扱いされている。
日持ちしない等の欠点はオオシロアリタケと共通しており、調理法のお勧めも共通してるが、違いは見た目通りこのキノコは全体が真っ赤な点。
形自体はオオシロアリタケと同じでカラバリみたいな見た目なんだが、まるで毒キノコかってほど真っ赤か。
実際カエンタケを始めとして強力な毒を持つキノコは赤い奴も多いので、昔食べた方は相当勇気あったか餓えてたのだろう。
オオシロアリタケですらマツタケを超えるほどと言われるほど旨味が強いのに、大赤白蟻茸は更にその上を行く旨味を持つ。

地元では「オオナキダケ」「カンルイダケ」の別名すら持ち、別名通り感涙や大泣きするほど旨いと、このキノコが最上の御馳走と豪語した者もいるほど。
しかもオオシロアリタケの同属が海外でも取れるのに対し、このキノコは日蘭日本でのみ採取出来るので希少性は跳ね上がっている。
何故、日蘭日本のオオシロアリタケの中でのみこのような上位種が生えるのか、専門家達の研究は続けられている。

それ故に値段も基本時価だが、世界一美味いキノコとですら一説で言われるほどなので求める声は多い。
日蘭日本では冷凍保存での輸送が可能になってからは皇室献上品にも加えられている。
そこから王族外交で海外の王族迎えた時の食事にも提供され、味を絶賛されてまた評価も上がっている。
モントゴメリー氏の作品に出てたVSTOLみたいな離着陸ができる?輸送用飛行船が大陸日本にも普及してるそうなので、
朝採りたての大赤白蟻茸を現地の機械で真空パックとか鮮度を落とさない最低限の処理だけして、飛行船や航空機を乗り継いで重要な歓談パーティのランチやディナーに間に合わせる、みたいなこともやっていそうである。
他の琵琶湖蟹とかでも最高級品を同様にで。
なお、大赤白蟻茸の評価が高いほどに裏で密猟者やそれを防ぐ精鋭森林警備隊だか警察の暗闘とか起きているかもしれない。

75:霧の咆哮:2024/11/22(金) 22:22:15 HOST:KD059132255152.au-net.ne.jp
  • シヲマネキダケ
名前の響きだけ聞くと蟹のシオマネキを思い浮かびそうなキノコだが、こちらは列記とした毒キノコ。
名前も食べてしまったら『死を招く』結果になるからシヲマネキダケと名付けられたという物騒極まりない由来から。
毒性は極めて強く僅かな量でも致死量に届く。危険度合いで言えば悪名高いベニテングダケやカエンタケクラスをある意味では超えるほど。
しかもこちらは遅効性の睡眠毒または麻痺毒の類で食べた者は眠るように意識を失い、苦しみなく死んでしまう。
食べたら明らかに苦しんでやべぇってなる意味での危険度ではなく、うっかり食べたことに気づかずにいつの間にか死んでしまう意味での危険度である。

食べてもとても旨いらしく、このキノコを焼いて美味い美味い言って食らってた若者が酒も入ってたのもあって、お腹も膨れて眠ってしまったのだろうと周りの友人らが思って放置してたら
全身冷たくなって死んでた逸話や、毒キノコと知らずに鍋に入れられてしまって同じ鍋を突いて食べてた一団や家族が数人纏めて亡くなる事例も。
その特性から昔の武将一族とかで最早これまでと追い詰められた一族が、このキノコを粉末にした毒を末期の酒、
またはキノコが一定量あれば最後の晩餐とばかりに食らって苦しみなく集団自決した記録等も残っている。
特性的に現代でも犯罪への悪用の危険性から強い警鐘も出ており、場合によっては麻取が野生の大麻を通報受けては駆除してるようにこのキノコも警察だか役人が駆除してるだろう。
幸いというべきかこのキノコは希少性も中々高く、運良く群生地でも見かけない限りまともな量の確保も出来ず、決まった群生地に毎回生えるわけでもない。
人工栽培も難しいので犯罪組織とかが簡単に手に入る毒でもない点か。

日蘭世界のコナン他推理系作品ではこのキノコ毒を使った事件も作られてるか、逆にこのキノコの知名度を稼がせない為に警察側から掲載停止されてる可能性もある。
このキノコをモデルにしたと思われる(明言は避けられている)特殊調理食材が日蘭日本版トリコのアニメオリジナルエピソードで登場している、かもしれない。

見た目は真っ青でカエンタケらより対照的な色合いをしており、服毒した者は体のどこかに真っ青な点々が肌に浮かぶのが特徴的。
この特徴も毒含ませたうえで遺体を丸焼きにでもされたら証拠隠滅される恐れもあるけど。
『このような苦しみなく死ねる毒を世に生み出したのはイザナミ様の慈悲である』みたいな発言を昔のお坊さん?辺りが残したことから『イザナミタケ』の別名も。
一応食べても時間を置かずに急いで救急搬送されて胃洗浄とか治療受けたら助かる可能性はある、かもしれない。

76:霧の咆哮:2024/11/22(金) 22:24:05 HOST:KD059132255152.au-net.ne.jp
  • 茸文鳥
名前の通り文鳥の仲間でサイズも一般的な文鳥と同サイズ。
体色は枯れ葉とかを思わせるような地味な色合いで、雄雌で見た目の違いもはっきりはしない(孔雀レベルで違うと分かり易いのに)
植物性の食性で木の実とかを食べないわけではないが、主食は茸類。
名前の由来も茸主食の文鳥類という、珍しい類故に。
恐らく史実より過酷に大規模になった大陸日本の生態系において、他の鳥類・動物との餌の取り合いを避けながら種の繁栄の為にこのように進化したと、専門家は分析している。
生息域も茸が繁殖し易い温暖で、更に言えば湿気が籠り易い水辺の近くや霧が発生し易い地域をより好む。
沖縄や九州南部、四国とかがメインの生息域かも?
主食が茸故かそこまで強くない毒性の茸程度なら気にせず餌にする。
流石に上記のシヲマネキダケやカエンタケクラスだのは研究室の実験から嘴を付けないそうだが。
拡大しないとわからないが、嘴の噛み合わせ部分が細かいギザギザ、つまりは鋸刃状になっておりナメコみたいなヌルヌルした茸でも滑り辛く食べれる構造に進化している。

動物奇想天外的な番組で大衆食用茸の食べ比べをこの鳥にやらせたところ、一番シイタケが好きで次点でエリンギ。
食べはしたけどシイタケやエノキとかより食いつきが悪かったのはマイタケ(この鳥も土臭さが気になったのかな?)であった。

ジビエ的な獲物の対象からは外されている。食えはするけどネコツツキスズメと異なり旨味に乏しいか。
食性の都合で弱毒性の茸の毒が残ってたら、食べた者も食中毒を起こしかねないせいであろう。蟹喰鷺のようにはいかなかった。

77:霧の咆哮:2024/11/22(金) 22:24:46 HOST:KD059132255152.au-net.ne.jp
  • アマミノハチドリ
史実では日本国内にはハチドリは生息していないが、日蘭日本の史実より拡大化した奄美大島にのみ生息。
アマミノクロウサギ共々天然記念物に指定されている。
史実のハチドリは群れを作ることもあるらしいが、こちらは群れは基本作らず単独行動。
一般的なハチドリ同様、花の蜜が主食。
全長は大きくとも11センチほどとハチドリの中でも小柄な方。
オスはカワセミみたいな青緑系の綺麗な体色を、メスは茶色系の地味な体色とオスメスで色合いが大分違う。
求愛行動ではオスメスで長い舌を触れ合って気に入ったらカップル成立と、熱いキスを繰り返して伴侶を選ぶという熱愛ブリとも解釈できる生態だが。
逆に言うとキスし合っても気に入らなければ破局という生々しさとも解釈出来てしまう。
このハチドリ擬人化させたらディープキスを繰り返すカップルみたいな絵面になる。

天敵はハブだが、史実で同じ天然記念物のクロウサギの天敵な猫やマングースは夢幻会の規制もあって島には持ち込まれてないか最小限。
それ故に生態系や個体数への影響は抑えられている。
そういう意味では日蘭日本の奄美大島の住人で猫好きは辛いことになってるか。条例辺りで猫飼うの昔から禁止にされてるし。

天然記念物相手故に味の調査はされてるかどうか定かではない。
味が仮に良くとも、天然記念物として保護されてるからどうせ狩れないし。
子育ては夫婦共同で卵を温めるのも片方が食事に出てる間はもう片方が、と交代で行う。


以上です。
wiki転載は例の如くご自由に。

大赤白蟻茸は何となく付けたテレビでオオシロアリタケが話題に→存在も知らなかったキノコだけど、これ日蘭世界(大陸日本)にもいたら、
沖縄周辺の規模も広くなるから採取量も増やせて、限定的でも新たな名産品になりうるよな
→規模が増えた分史実では取れない希少種生やしても良いか、な発想からです。
シヲマネキダケは大陸日本で美味しいキノコ増えるなら、毒キノコも増えててもおかしくないよなって切っ掛けです。
茸文鳥は大陸日本の茸分布や量も増えたなら、その茸を餌にして種の繁栄に繋ぐ動物がいてもおかしくないよなって発想です。
ハチドリは手元の図鑑でふとハチドリのページがあって、そう言えば史実日本にはハチドリいなかったなと思ったので生やしてみました。
固有生物が多い奄美大島が大きくなるなら鳥の一種位増やして良いだろと。

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最終更新:2025年06月13日 23:16