512 自分:弥次郎[sage] 投稿日:2025/03/08(土) 21:00:38 ID:softbank126075110124.bbtec.net [35/91]


憂鬱SRW支援ネタ 青春記録世界編 設定集【嘉島巴流青巴(あおは)伝書】


嘉島巴流青巴伝書

テキスト:
 嘗て葦名に存在した巴という女武者の流派を、葦名を踏破して学んだ一目連が現代風にアレンジして再現した流派の伝書。
 正確には嘉島巴流を、一目連の弟子の一人「巴ナギ」が改良を加えて仕上げた嘉島巴流青巴である。

 「嘉島巴流青巴」のスキルを習得できるようになる。

 巴とは渦巻く水、あるいは雷を象徴する紋。
 即ち、葦名の源流たる源の宮を目指した淤加美の一族の技術や体術を受け継ぐもの。
 葦名のテクスチャが定着しているヤシマの本土では、その恩恵も受けることで尋常ではない力を発揮できるだろう。


内容:
 一目連が編み出した嘉島巴流を伝える伝書。
 技術としては巴流の技を基本に、源の宮に縁のある淤加美の一族の技も含まれている。
異界と化して残り続けていた葦名から無事に帰還したのちに、記憶を頼りに再現し、経験をもとに間隙を埋めることで成立した。

 本来ならば一目連の良き思い出の一つ、あるいは嘉島八相流に残る技としてとどまるものだったが、葦名が再現されたヤシマに持ち込まれた。
テクスチャ、あるいは模倣とはいえ葦名という地域に根差した武術であるため、テキストにもあるように相性は良い。
その為、元となる嘉島巴流を皆伝した巴ナギがキヴォトスに赴き、そこにある神秘と対峙し、改良を加えて完成させた。

 ヤシマの総合剣術部では、一定の段階まで成長した剣客に対し、師範たるナギからこの伝書が開示される。
 キヴォトスに満ちている、あるいは生徒が保有する神秘を扱い、戦いにも生かすことこそ、この伝書の神髄である。



  • 纏い切り

テキスト:
 青巴流の基礎にして奥義となる、神秘を纏った一撃を放つ流派技。
 一瞬で放つ一撃に、身に宿る神秘を乗せ、重さと鋭さを上乗せする。
ガードをされようとその一撃は衝撃として伝わり、相手の体を揺さぶり、ダメージを与える。

 また、使った場所、使い手の持つ神秘の種類によって、その一撃には属性が付与される。
 神秘を一体化させ、扱う。これこそがキヴォトスにおける武の初歩である。

内容:
 青巴流の基本となる技術。
 神秘を持った生徒の銃撃などが高威力となる原理を流用し、ただの一振りでも尋常ではないものとする。
 保有している神秘に左右されるが、極めて行けば周辺の神秘をも巻き込んだ一撃となる。
このシンプルだが当たり前の理屈を受け入れ、徹底することができるかどうか。これが最初の関門となる。


  • 纏い割り

テキスト:
 青巴流の纏い切りの発展となる流派技。
 より強く神秘を纏い、踏み込みと共に大上段から刃を叩きつけることで、頑強な装甲を持つものでも砕き割る。
ガードをされようとその一撃は衝撃として伝わり、相手の体を揺さぶり、ダメージを与える。
キヴォトスでありふれている装甲車や戦車などに対しては有効であろう。

 また、使った場所、使い手の持つ神秘の種類によって、その一撃には属性が付与される。
 神秘を一体化させ、扱う。強く願い、込めることにより、それは応えてくれるものだ。
できると強く信じ、疑うことなく力をふるうことこそ、強さを得るために必要なのだ。

内容:
 纏い切りの発展技。
 纏い切りができるようになった次は、通常ならば刃が通らないと思えるものを斬る段階へと進む。
即ち、キヴォトスにおいては自転車感覚で乗り回されている装甲車や戦車を斬るのである。
出来ないと思えばできず、出来るという信念を持てばできる。強さを疑わないで一心に振るうことが肝要である。
ここまで上り詰めた剣客ならば、苦労はすれども踏破できる。実際、ガーデンガーズの警護を勤める生徒はこれも習得している。

513 自分:弥次郎[sage] 投稿日:2025/03/08(土) 21:01:20 ID:softbank126075110124.bbtec.net [36/91]

  • 蛇の目

テキスト:
 葦名の鉄砲砦の落ち谷衆の持つ、類まれな目を習得する。
 より遠くをより正確に見通すことは、戦いにおいては重要なことである。
 鉄砲などを扱う時のみならず、長い距離を射抜く射手を相手にするときにも役立つだろう。

 鉄砲砦の落ち谷衆は淤加美の一族の末裔。そうであるがゆえに、それに相対した一目連はその目の鋭さを学んでいる。
何度も隠匿を見破られ、撃たれ、弾かれた故に、それに対抗するために同じような目を持とうと努めた。
その中で一族の、遠くを鋭く見通す技術にたどり着いたのである。


内容:
 遠くを見通す技術。
 目にかかわる筋肉などを鍛えているほか、神秘を用いて目を強くすることで同じ効果をもたらしている。
 剣客に限らないが、恐ろしいのは間合いの外から襲ってくる攻撃であるため、これを学ぶことは重要。
狙撃手や遠方から襲い来る刺客などを警戒するという観点からも総合剣術部では重宝されている。



  • 返し蹴り

テキスト:
 源の宮の武者たちの修める武術から生まれた技。
 虚空に無防備に浮かぶものを蹴り、叩きつけるように打ち出す技術。

 元は蹴鞠から発展し、雷を纏った鞠を外敵へとぶつける技であった。
 キヴォトスにおいて変化を遂げたこの技は、飛来する爆発物などを蹴り返す技として昇華された。

 無害なところへ打ち出すもよし、投げてきた相手に打ち返すもよし。
 襲われたとしても、活殺自在を体現してこその剣客である。

内容:
 空中に浮かんでいる物体--自分が投げたものでも、相手から投げられた手榴弾などでも、空中に飛んでそのまま蹴り返す技術。

 元々は葦名の源の宮で武者たちが放ってきた攻撃を模倣したものであった。
 それが舞空術などと合わさることにより、空中のものを蹴り飛ばす、あるいは遠距離から飛んでくるものを跳ね返す技術になった。
 流石に細かすぎる銃弾や迫撃砲弾などは弾き返せないが、それでも手榴弾などを実質無効化できるのは強い。



  • 纏い返し蹴り

テキスト:
 源の宮の武者たちの修める武術から生まれた技。
 虚空に無防備に浮かぶものを蹴り、打ち出す技術の発展形。

 纏い切り同様に、神秘を纏わせることで、通常ではありえない物理現象を引き起こすことが可能となった。
 これの習得を以て、返し蹴りは完成と言える。

 特に源の宮のテクスチャの影響下にいることで、雷を纏わせて打ち出すことができる。
 迂闊にサッカーやラグビーのような球を用いるスポーツではやらないように。
 エクストリームスポーツになってしまうのだから。

内容:
 返し蹴りの上位技。
 飛来物を蹴り返す際に、発生している爆発や衝撃、あるいは雨風なども巻き込んで纏わせ、威力を向上させる。
 これをヤシマ本土にある源の宮やその周辺で使った場合、雷を呼び、纏わせて放つことができる。
キヴォトスの生徒は頑丈であるために感電しても早々に倒れはしないが、致命的な隙を晒すことになる。
電気を強引に叩きつけるため、機械や電子機器を用いている対象に対してはかなりクリティカルとなる。

514 自分:弥次郎[sage] 投稿日:2025/03/08(土) 21:01:59 ID:softbank126075110124.bbtec.net [37/91]

  • 奥義・青巴

テキスト:
 巴ナギの興した嘉島巴流「青巴」の奥義。
 納刀の構えから、高速の切り下ろしで青く透き通るような斬撃波を放つ。

 肉体の力と神秘とを合わせ振り下ろすことで、より鋭さを増した一撃となる。

 神秘を扱う多くの技術や流派技を編み出したものの、まだ若い巴ナギは苦心していた。
実在した女武者「巴」に恥じることのない、これぞ青巴というものを生み出せていなかったのである。
一目連に期待されているがゆえに、彼女は焦り、迷いを背負い込んでいた。
迷いと重圧で自縄自縛となった彼女は、心中にて師と対峙し---至った。

 周囲の銃撃も爆発も衝撃も、全て巻き込んだ渦となって斬撃とする。
 まさにそれは、激流ともいえる渦であった。

内容:
 嘉島巴流「青巴」の奥義。
纏い切りを極めた果てに、飛来物も神秘も何もかもを巻き込んだ渦を再現する一撃となって開眼した。
キヴォトス外でも使えるが、神秘かそれに近しい何かを活用できる環境ほど威力が高まる。

 銃撃も飛び交う中にあっては、近接格闘戦は持ち込むのが難しい。
 ならばそれらをまとめて巻き込み、返す。迷いを捨てて師と相対することで、シンプルだが難しい答えにたどり着いた。

 今のところ究めたのは師範たる巴ナギと最古参の数名のみ。
その数名にしても、戦闘の中で使えるようになるにはさらに場数を踏む必要があると判断されている。





  • 秘伝・桜渦(おうか)

テキスト:
 回転の勢いで舞うように跳び、斬りつける流派技「桜舞い」の発展技。
 これもまた嘉島巴流の秘伝である。

 桜舞いで舞いあがった後に、さらに空中を舞い、隙を生じぬ連撃を叩き込む。
 纏い切りの応用で、その一撃はガードの上からでも衝撃とダメージを与えるだろう。

 巴流を再現する中で、一目連はその発展を試みた。
 空中での剣舞というからには、より舞うべきである。
 そのような考えの元、虚空を無心に舞いながら飛ぶうちに、その舞は桜の渦となって完成を見たのだ。

内容:
 秘伝・桜舞から編み出された流派技。
 空中に舞い上がったところから、さらに斬撃を重ねて叩きこむ、シンプルだが強力な技。

 テキストにもある通り、巴流を現代に再現する中で一目連が編み出した。
葦名での戦いを思い出しながらも、無心に桜の元で舞い続けることで、自然にとるべき形が出来上がっていたという。
 これに至るためにはまずは秘伝・桜舞いにまでたどり着かねばならず、その時点でかなりハードルは高い。
そこから空中を舞い続けて技を放つという集中力や力量を要求されるために、実現させるためにはかなりの研鑽と経験が必要となる。

 その分だけ威力などは高く、空中戦において組み込みやすいので、ある程度は釣り合いが取れている。
 まあ、習得したらしたで、今度は戦いの中に組み込まなくてはならないので、そこからがむしろ本番である。

515 自分:弥次郎[sage] 投稿日:2025/03/08(土) 21:02:38 ID:softbank126075110124.bbtec.net [38/91]

以上、wiki転載はご自由に。
ニッチどころじゃないなぁ…

オリキャラたる巴ナギの設定については追々ね。

SEKIROが悪い…SEKIROから逃げない…類まれな強者との連戦から逃げない…
嘘ついた、心中の一心から逃げたい…けど挑みたくなる(ビクンビクン
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最終更新:2025年08月17日 18:55