775:ナイ神父Mk-2:2025/03/27(木) 22:39:42 HOST:p666170-ipxg02901akita.akita.ocn.ne.jp
憂鬱スパロボ 台詞集その138
外伝ブルアカネタ
青春の記録の始まる前に その2
「連邦生徒会長が行方不明…か…意図したものか?」
〈不明です。現地でも情報を集めて居ますが何分混乱が多く…〉
「彼女が鳥かと思っていたが…アテが外れたか…」
〈未確認情報ですが彼女が外から呼び寄せた人物がいるらしいです。>
「…ほう、面白い。その前には舞台を整えたいものだな。例の侵攻作戦を許可する。」
<了解しました。>
連合監察軍艦隊司令と現地人員との会話の一部。連邦生徒会長の失踪を機に、キヴォトス各地では混乱が
大きくなっており、連合としてのその動静を注視していたが連邦生徒会長の呼び寄せた人材が来ることを
把握した事で計画していた作戦を実行に移す。
「アレはヤシマの飛行船団!?」
「なんで、こっちに連絡は何も…」
「兎に角、早く自警団に連絡…」
「うそ、空中からどんどんこっちに降りて来る!」
ヤシマ近隣自治区に置ける騒動の一部。ヤシマでは連邦生徒会長の行く不明による混乱を理由に周辺の
中小の自治区の安全の確保を名目に各地へと進出を開始。飛行船団とヘリ部隊による大規模な機動戦が
各地で展開され、兵力を殆ど持たない中小の自治区は瞬く間に自治区中枢を占拠された。又、同時に
地上に於いて装甲部隊が各自治区境界から侵攻を開始。お手本のような電撃戦でもって周辺自治区を
併合、瞬く間にキヴォトス有数の有力自治区へと変貌した。
「始まったのね…」
「良かったんですか?政治的には話は付いてるって言わなくて…」
「それ位で何とかなるなら、最初から組んでも意味はないでしょ?」
「成る程…」
侵攻された一部の自治区トップ達の会話の一部。周辺自治区には元々親ヤシマ派の人物が少なくなく、
ここ数年のヤシマの発展と覇道の浸透によって、大凡は併合に肯定的と言えた。しかし、反発やその
実力を示すには新興であり、経済的に困窮するヤシマのイメージが強すぎた事で実力を示すという意味も
込めて今回の侵攻が企画・実行に移された形となって居る。
776:ナイ神父Mk-2:2025/03/27(木) 22:40:47 HOST:p666170-ipxg02901akita.akita.ocn.ne.jp
「畜生、目の上のたん瘤が無くなって、ようやく自由にやれるってのに!」
『此方はアライアンスの戦術部隊だ。大人しく投降しろ!』
「誰がそんな言葉に従うかよ!お前らアレ出してこい!」
『戦車か…よくもまぁ…』
「ブラックマーケットをお前らの好きにさせるか!」
アライアンス戦術部隊とブラックマーケットの不良たちの戦闘の一部。連邦生徒会長行方不明直後から
活発化した、ブラックマーケットの武器の流通量増加はキヴォトスの混乱を掛けるのには充分な量が
存在した。しかし、同時期に出現したアライアンスを名乗る勢力によって事態は一変する。
ブラックマーケットの制御を標榜した彼等は、各地の銀行などを監視下に起き、流通に対しても監視網を
強いて武器や違法品の流通を制御しようとし始めたのである。この行為にはブラックマーケット全体が
反発を示した物の、アライアンス擁する戦術部隊によって逆らうマーケットガードや犯罪企業、
マフィアの類は悉くが滅ぼされていった。力による秩序の維持、秩序あるリソースの再配分による
ブラックマーケットの縮小と同時に小規模な不良生徒間による小競り合いが減った事で、連邦生徒会は
この動きを黙認した。こうした圧迫は結社間の結束や合流を促し、ブラックマーケット及びそれに連なる
キヴォトスの裏社会は一気に抗争を劇化させ、小規模の無数の犯罪が表向きは減った代わりに大規模な
組織間紛争へと発展していく。
「どうすんだよコレ、海警強化にお熱な内に完全に内地が制御不能じゃねぇかよ…(意訳)」
「さっさと警備増員しない、お前らが悪い。予算は割り振ってるだろ?しかも、最近カイザーと懇意だから懐は潤ってるでしょ?(意訳)」
「戦艦4隻と随伴艦も動かすのに、何人必要だと思ってんだバーカ!物理的に人が居ねぇんだよ!(意訳)」
「其処を何とかするのが、お前らの仕事だろ?あ、人数足りないならSRT解体して人員補填するわ、どうせ動けない張子の虎だし…(意訳)」
「抑止力をご存じでない!?(意訳)SRTが無くなったら、本当にキヴォトスの治安が制御不能になりますよ!(中の人)」
連邦生徒会内に於ける防衛室と他部署との会議の意訳。生徒会長の行方不明に伴う混乱を最も
受けていたのが、治安維持を担当する防衛室であった。その前からカイザーと覇道との政争の一部には
なって居た物の現状のキヴォトスの混乱に於いては、カイザー派、覇道派、中立派が全会一致でキヴォトス
の混乱対策の為の人員増員を求めることになったが、その願いは連邦生徒会からは却下され代案として
SRTのヴァルキューレへの編入が提示された。これに対して、機動性の高い即応部隊であるSRTの解体は
現在の即応の必要な状況には不適当とする意見も出されたが、人員を直ぐに補填する当てもない事から
採択された。しかし、この時にSRT側との交渉が決裂した事で一部の人員が編入を拒んで離反した事で
各地へと分散、結果としては思った以上に人員は増えず。更にはSRTと言う抑止が減ったと認識した
各グループが、武器の収集や兵力の増員に熱をいれて更に裏社会間の紛争が激化する要因を作っている。
「装甲車12台に戦車4両…バイクが250…か?」
「後続の連中が車でまだ居ますからその倍ですね…」
「小さな自治区の戦力程度あるぞアレ…」
「ゲヘナの装甲車にトリニティの戦車ですからね…どこからこんなに…」
「最近、トリニティの生徒誘拐した不良の要求が、戦車や装甲車の現物って話が有りますからね…」
新興の不良集団の集会が破壊行為に至らない様に、遠距離から警戒しているヴァルキューレ学生の会話の
一部。圧迫を受けた不良集団は負けない為に徒党を組む様になりアライアンスへと対抗、スケバンや
ヘルメット団は元よりある程度以上の大勢力を有していた事から、現状維持が出来ていたが本来は大組織に
合流しなかった中小の不良生徒達も、生き残りを掛けて徒党を組み。一部のグループはヘルメット団ほど
では無い物の大勢力として拡大を重ね、ヴァルキューレ等も警戒する大集団が形成されていた。
こうした、不良集団はその力を誇示する様に夜の廃墟や市街地での集会を重ねる様になり、その光景は
軍事パレードを思わせる光景を産み出していた。
777:ナイ神父Mk-2:2025/03/27(木) 22:41:26 HOST:p666170-ipxg02901akita.akita.ocn.ne.jp
以上です。WIKIへの転載は自由です。
取り敢えず、先生が来る迄のあれこれと連合介入の結果の情勢の変化をば…
最終更新:2025年08月23日 14:42