820 名前:ナイ神父Mk-2[sage] 投稿日:2025/05/22(木) 23:46:12 ID:p758105-ipxg03001akita.akita.ocn.ne.jp [112/150]
憂鬱スパロボ 台詞集その139
融合惑星戦後編ネタ とある自治区崩壊に際して
『ご覧ください、極東自治区へと向かう連合軍先見艦隊の姿がヘリの下に見えます。』
『人型のドローンと無人機のみで構成された血の通わない軍隊は現在、一路殺人病の蔓延する
ロメロ自治区の極東区へと向かっているそうです。』
『現在ロメロ自治区で起きている殺人病は非常に感染が早く、自治区群は急速な感染爆発に対して
対応を苦慮しているという事です。しかし、こうした連合の強行的な対応に対しては各国でも
議論を呼んでおり疑義をている声も少なくないという事ですが、連合はその言葉を無視して今回の戦力の
派遣へと至ったという事です。では、スタジオへとカメラを戻します。』
「安藤リポーター有難うございます。」
「恐い光景ですねぇ~」
「スタジオの写真にもありますが、映像にある戦力は全て無人機で構成されているとのことです。
解説には軍事評論家の大垣氏にお越しいただいて居ます。」
「大垣です。先ほども説明した通りこれは恐ろしい事です。無人機の血の通わない軍隊による一方的な
侵略、コレが現実のものとなったのです。」
「それは…映画にあるような事でしょうか?」
「はい。血の通わない兵士達に寄って、弱い国は一方的な出血や犠牲を強いられるのです。コレは大国の
横暴を加速させる事は想像に難くない。各国は一刻も早く声を上げ、この大国の横暴に対してNoを
突き付けていくことが必要なのです。」
「では、連合の行動に関して各国の動きですが~」
とある避難区に於けるワイドショーの一幕。活性死者の蔓延るロメロ自治区に対して、連合は各自治区の
政体と連絡が取れなくなった時点で、感染の危険性が薄いバイオロイドや再生産したレギオンを主体
とした強襲の為の旅団戦闘団を先遣隊として派遣。調査の後に本格的な制圧の為の部隊を送る事を計画
していた。しかし、こうした自治区への一方的な介入に対しては反発する自治区も多く、この動きが
無人機に対する反発を産む火種ともなっている。
「援軍!?しかし、あれは…自衛隊じゃ無いぞ?」
「どこからでも良い、このままじゃ連中に突破される!」
〈目標を補足、しかし囲まれている様です。〉
〈人名の救助を優先、近づくゾンビから順に排除しろ。〉
〈了解。交戦を開始します。〉
バイオロイド部隊と現地の残存警察組織との会話の一部。自治区内の一部の国がパニックを起こして、
EMP攻撃を行った際に電子機器などが破損。通信やインフラのシステムがダウン、彼方此方で防衛ラインが
崩壊て居た。そうしたバラバラに逃げたした勢力の中には最後まで抵抗していた治安維持組織のものもあり
連合ではそうした集団から徐々に兵力を展開して撤退支援を行っていた。
821 名前:ナイ神父Mk-2[sage] 投稿日:2025/05/22(木) 23:46:43 ID:p758105-ipxg03001akita.akita.ocn.ne.jp [113/150]
「テメェらなにモンだ!」
「我々は連合の対バイオテロ部隊だ。大人しくしろ。」
「この武器みて正気かよ!?」
「その程度で我々がどうにかなるとでも?」
「あぁ!?」
「向かってきた方が制圧しやすい。やるぞ」
バイオロイド部隊と暴徒化した集団の一部とのやり取りの一部。極東自治区で発見された活性死者に
関しては発症速度は非常に速い物の感染源となる感染者の反応速度や反応範囲は非常に小さく。
感染速度に対して生き残りが多いという事態も発生させていた。その為、自暴自棄になった民間人や
反社会的組織が暴徒化して、集団を形成する事態も発生していた。そうした集団は往々にして連合側の
勧告に対して従う事はなく、反撃を鎮圧して回収や拘束を行う事になっている。
「あの艦、まさか連合か?」
「歩兵が降りて来るぞ!」
「馬鹿な、何も付けずにか!?」
「あの艦一隻で何人降りて来る?」
「1000や2000じゃ効かなそうだな。」
強襲艦から降下してくる歩兵隊の動きを見ながら、空港を防衛していた一部警官たちの会話の一部。
先遣隊が状況を確認した後、連合では本隊となる強襲艦艦隊が降下を開始した。800mクラスの船体からは
空港を制圧するには充分な兵員が搭載されているが、同時にその多くが常人より強固なバイオロイドであり
航空からのパラシュート無しの空挺降下に十分に耐える能力を持っていた事から、その光景は何も知らない
警備部隊を驚かせるには充分と言えた。
「それにしても、その銃凄いですね…」
「対活性死者用の炸裂徹甲弾入りの13ミリオートマチックです。此方は14ミリアサルトライフルですが、
何れも軟目標を砕く前提ですから大した威力は出ません。」
「じゅっ…13ミリに14ミリ…」
「凄いのか?」
「凄いってものじゃないよ…反動とか重量を考えたら、まともに人に撃てるものじゃない…」
「反動は凄いですが一発位なら、一般人が打てないという事はありませんよ?試してみます?」
「け、結構です。」
救助されたHOTD組と救助したバイオロイド達との会話の一部。今回の対バイオハザード部隊に関しては
難目標の活性死者を砕く事を前提に、大口径の拳銃やアサルトライフル、多目的な工作向けのスコップ等の
装備が支給されていた。もっとも使うアサルトライフルに関してはアーマイゼと弾薬を共有化するに
当たって14ミリの物は用意された他、サイドアームに関しても13ミリオートマチックを中心に用意が行われ
万が一暴徒に奪われても使用が難しい物が使用されていた。
「私は代議士だぞ!離したまえ!」
「此方としては怪しい以上、離す訳には行かないのです。」
「人形共が!人間の指揮官を出せ!この事は厳重に抗議させてもらう!」
〈ソレが報告にあった代議士か…>
「はい、今回の事件の元凶と思われる企業ともつながりのある人間でもあります。」
「また、鉄屑か、いい加減人間を出して貰いたいものだな!」
〈旅団長のチュレル大佐だ。お望みの人間なら目の前にいる。〉
「は?」
〈私は連合の国籍も有する列記とした人間だ。元人間でもある、戦争で生身の身体を喪った…な…〉
崩壊した自治区の代議士と連合の先遣隊との会話の一部。本隊が本格的な制圧行動に出た後、先遣隊で
あった旅団も本格的な侵攻と掃討も開始していた。そうした中、自治区中心部のシェルターに避難していた
同自治区の有力者も少しづつであるが発見されており、確保された人間は保護の後に今回の事態に
関係したと思われる有力者に関しては順次取り調べが現地で行われる形となっている。
822 名前:ナイ神父Mk-2[sage] 投稿日:2025/05/22(木) 23:47:17 ID:p758105-ipxg03001akita.akita.ocn.ne.jp [114/150]
以上です。WIKIへの転載は自由です。取り敢えず崩壊自治区関連での補足的なネタをば…
最終更新:2025年09月08日 21:11