353 名前:ナイ神父Mk-2[sage] 投稿日:2025/05/30(金) 23:29:20 ID:p758105-ipxg03001akita.akita.ocn.ne.jp [61/184]
憂鬱スパロボ 台詞集その140

融合惑星戦後編ネタ とある自治区崩壊まで


「こんな狭いイヌ小屋に我々を閉じ込めるとは…」

「庭も無い、車を置くにも味気ない共同の駐車場…」

「家具も自由に置けないわ」

「商売も厳しくなっている、政府は何をしているんだ!」

避難した自治区住民のパーティ内に於ける会話の一部。自治区に関しては人間が住むには充分な広さが
備わっていたと言えるが逆に言えばそれだけであり、一部の層の人間からはコンクリートに固められて、
庭もまともに無く、これまでの生活からは想像も出来ない様な狭いマンションの一フロアにしか住めない
と言うのは途轍もない、苦痛と不満を齎していた。


「固定為替は何とか通せたが、問題は民意か…」

「避難区は最低限人が住める集合住宅は確保されていますが、逆に言えば我が国に元々あったような
広さは有りません、不満は相当です。」

「雇用の問題もあります。いち早く、製造業を再開するべきとの意見もありますが…」

「無い物ねだりだな…元手となる資源が無い。」

「そうなるとやはり?」

「余所から持ってくる他、無いだろうな…」

とある自治区政府に於ける会話の一部。避難後、多くの自治区に関しては避難前大陸国家であり、
広い領土と資源を有していた事から当然、そうした恵まれた土地が失われてしまった事は政権への
不満を高める結果となり、結果的に外への戦乱に嵌っていくことになる。


「それで?俺達は、ようやくそろえた兵器で石油の確保って訳か?」

「自国に何もない以上は、よそから持ってくるしかないだろ?」

「まぁ、地域としては元の中東と対して変わりない環境だ、其処まで難しい任務じゃ無い。」

「それにしたって、戦闘団にF-35満載した空母だぞ。随分な気合の入れようだが…」

「ASやヴァンツァーとか言う、カトゥーンに出て来る様な機体が不安なんだと」

「あんなもん、大した脅威じゃ無さそうだけどな…」

紛争地帯へと派遣される艦隊の中に於ける会話の一部。多くの自治区に関しては技術面、輸出面における
優位性を確保できなかった事から、そうした面においても資源を手に入れての優位性を手に入れる為に
戦力の派遣を決定する。大凡の見方としてはイレギュラーは有る物の、既知の戦力の多い紛争地帯への
介入は安定した戦果を挙げる事が出来るとみられていたが…

354 名前:ナイ神父Mk-2[sage] 投稿日:2025/05/30(金) 23:29:59 ID:p758105-ipxg03001akita.akita.ocn.ne.jp [62/184]

〈クソ、振り切れない!相手はMIG-21だぞ何で振り切れない!〉

〈ミサイルの直撃で落とし切れない、事前情報と機体が違うぞ!〉

〈レーダーで捉えられない!ステルスだとでもいうのか!?〉

「おい、どうした応答しろ!」

「馬鹿な、こんな被害あり得ないぞ!」

「通信の混乱じゃ…」

〈此方、駆逐艦バジロン!敵がこっち迄、迎撃を開…〉

「バジロンどうした、応答を!」

艦隊に於ける通信のやり取りの一部。紛争へと参加した自治区軍の艦隊であったが、紛争地帯の現地政権
が投入した航空隊の突破を許す形で艦隊への被害を出す事になった。そうした想定外の被害の拡大を
当初、自治政府側は認める事が出来ず紛争への介入を継続しており、それが後戻りできない損害へと
繋がっている。


「グースを持って来い!導体を狙うんだ!」

「クソ、これじゃ本当にカトゥーンじゃねぇか!」

「戦車隊は何処に居るんだよ!歩兵の盾が居ないんじゃ、どうしようも無いぞ!」

「とっくに全滅してる。市街地に入った途端にだ!」

陸軍に於ける会話の一部。地上戦線に於いては、当初予定されていた倍近い数の戦車を始めとした装甲
戦力を紛争地側の政権が投入、結果的にではあるが装甲戦力に劣る自治区側の陸軍は早々に装甲戦力を
喪失した。その後、都市における抵抗を開始する物の、投入されたヴァンツァーやASの都市部における
機動性と火力に本論される形となり結果的に相当な被害を叩き出している。こうした被害は人的資源の
価値が大きい近代軍に於いては致命的であり、早々に自治区側が結果として軍を引き上げざるを得ない
結果を齎すことになる。


「コレだけの被害とは…」

「ドクトリンの変更…警告されたとおりになった訳か…」

「どうする…」

「…やはり、ランダルの提唱計画を実行するしか…」

「死なない兵隊、本当に可能なのか?」

「ジュラシックワールド計画は既に開始している。今更、後戻りも出来まい。」

とある自治政府に於ける会話の一部。資源開発計画が失敗に終わり、結果的には無駄な戦力の浪費に
終わった。そうした中、自治区では事前の策として計画されていた生物資源の利用計画を開始。
故郷から持ってきた土着細菌を利用した極めて耐久性を向上させた兵士の開発や、最新のゲノム編集技術を
利用した大型爬虫類兵器の開発の決定。更には、その土着細菌の培養時に発生する有機物による認知症を
回復させる有機物の安定生産を研究する事を決定する。その後、着手された計画に於いては順調に
進む事に成るが、研究促進の焦りからサメの脳を利用した有機物質の増産やサルを利用した実験の強行
その際の漏洩による自治区内に於ける大規模な病気の流行も発生している。


「で、試作型として配備されたのがコレか?」

「ユタラプトルにアロサウルス…この辺が多いがコレは…」

「スピノサウルスにサルコスクス…制御や飼育は如何するんだよ…」

「一応、国営の動物園に偽装した動物園が、巡ヶ丘市の市街地に置かれる予定になるらしいが…」

自衛隊に於ける会話の一部。試作された爬虫類兵器に関してはその一部が重要拠点への配置が進められて
いた。しかし、制御方法は完ぺきではなく、研究段階であった事から絶滅生物を再生したという
建前で国営動物園へと偽装した駐屯地へと配備と研究を行う事になっている。後の殺人病流行の際には
最新の防除施設を有した拠点として連合の進出に対して抵抗する事となる。

355 名前:ナイ神父Mk-2[sage] 投稿日:2025/05/30(金) 23:30:41 ID:p758105-ipxg03001akita.akita.ocn.ne.jp [63/184]
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取り敢えず、この前のゾンビネタの自治区がなんで生体兵器なんかに手を出したか見たいな流れをば…
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最終更新:2025年09月08日 21:27