179:霧の咆哮:2025/04/18(金) 22:07:06 HOST:KD059132254190.au-net.ne.jp
〇日蘭世界の艦娘(または船魂)達のやり取り、関連ネタ、エピソード集。その8
「大陸世界の相模さんの人生ってな〇う系追放物ジャンルめいてない? 婚約破棄ではないけど、祖国から追放された先で限られた記念艦にして貰えるほど愛され、その祖国は後に追放したことを後悔って」
ー日蘭世界での元モンタナである相模の経歴を聞いた史実秋雲の台詞。
正確に言えば追放と言うよりは接収だが、後に相模の帰還を当の
アメリカが拒絶して、その判断を後悔したって意味では〇ろう系追放物に近い印象は間違いとも言えないか。
「私達を拒絶したことを元祖国が後悔してる、と聞いても所謂ざまぁ的な意味で後悔してももう遅いというより、後悔する位なら私達を受け入れて欲しかったです」
ーここら辺の想いは良い子ちゃん過ぎる優等生らしさがブレない相模。
自分らを拒絶したアメリカを嫌うより、ただただ悲しかった、辛かったみたいな自身の内向きへの感情が強かった。
ある意味では誰かを憎んだりして自身の心を保つようなタイプではない、と自分の中での相模のイメージがあった。
「腕の一本や二本くれてやるさ。Souffler!(フランス語で吹き飛べ)」
ーバトル物系同人誌か戦闘描写がハードな公式小説か漫画にて。
戦いの最中でお互いの戦力離脱(深海勢は轟沈、味方は撤退の違いはあるが)が相次ぎ、最後に残ったラ・パルムと鬼級深海棲艦との戦闘にて。
鬼級の攻撃を潜り抜け、艤装のでかい口に腕ごと直接魚雷を捻じ込み、それまで受けたダメージすら感じさせない獰猛な笑みを浮かべながら躊躇なく起爆させるラ・パルム(改二)
その威容はまさに主であるロレーヌを、指揮官の敵を喰らい抉る狂犬の如し。伊達や酔狂で二つ名の一つに狂犬は名乗ってないのだ彼女は。
最後まで主の為に奮戦し、殉じた意味ではロレーヌの騎士とも言えるのだけど。
血と汗と硝煙に塗れた姿は、されど戦人としてはどこまでも美と威に満ちていた。
180:霧の咆哮:2025/04/18(金) 22:08:46 HOST:KD059132254190.au-net.ne.jp
「あちゃー、Amiral(フランス語で提督。フランス艦娘は駆逐艦組も提督呼びらしい、モガドールの例的に)にまた泣かれてしまうなぁ。頑張って慰めよう」
ー捨て身戦術から何とか生き残ったが、ハード系世界観らしく原作みたいな服と艤装が身代わりで生身は大してダメージ受けないお色気仕様ではなく、右肩から下が見事に欠けてしまったのに自分のダメージではなく、その後の仲間達の反応が悩みの種と言うラ・パルム。
彼女付きの妖精さん達が慌ただしく、されど手慣れた感じで止血してる最中に零したこの台詞的に、過去に何度もやらかしてる模様。
いくら入渠で治るとはいえ自分の腕を失ってるのにこんな軽い認識の時点で修羅度やばい。
(だが、ここの世界観では同じ狂犬異名の夕立も、同じく腕失っても同様の反応で済ませそうである)
実際基地帰投後、彼女の指揮官であるロリ提督にコアラ状態でヒシっと抱き着かれてピーピー泣かれた模様。
提督のその様子に罪悪感は感じるけど、ちゃんと自分が生きて帰ってきてるから良いよね感と。
でも、もし自分が生存の可能性0の死地に向かうとしても、ロレーヌや提督の為なら躊躇なく自分の身を犠牲にするだろうなとラ・パルムには確信があった。
軍艦時代の経歴とこのラ・パルムの特性?個性?だかで、そこら辺の心理的躊躇、ブレーキが完全に壊れていた。
彼女の提督も恐らくその危うさに気づいてて何とかしようと頑張ってると思われる。
というか、もしロリ提督の最初の艦娘、初期艦がラ・パルムだったら初期艦とは提督にとって嫁艦になれば勿論、例え嫁艦と別になったとしても特別な絆持ちになりがち
(何せどんだけ鎮守府に艦娘が増えようが、別の娘が嫁になろうが、提督最初の艦娘、という立ち位置はオンリーワンなので)なのに、こうも無茶が目立つと余計心労とか凄そう。
「ふーん、そっか、そうかぁ。Vous m'avez déçu.(失望したよ君達には)」
「こんな連中の為に僕らはあのゼーラント沖で戦ったわけじゃなかった、とまでは言いたく無いのになぁ」
ー艦これ没セリフ集纏めみたいに単体CD商品として出るのか、アニメブルーレイセットのオマケか何かになるかは不明だが。
それに収録されたラ・パルムの没セリフ。
君だけならワンチャン彼女の指揮官が何か失敗した、みたいな解釈が出来たがその後の台詞が覆す。
ロレーヌへの戦後の風評被害的なアレを知った彼女が、負の想いを飲み込まずに言ってしまったパターン。
その声はゾッとするほど冷め切り、フランス語部分は吐き捨てるように言い放っていた。
ラ・パルムは普段怒るとしても動の気みたいな熱を感じさせる奴が公式セリフでも出てた中で、彼女の怒りの段階が更に超えると一周回ってしてこうなる、みたいな解釈か。
この公式セリフが判明したり、他にもフランスユーザーにダメージ来る台詞が明かされた日には深海棲艦時代のロレーヌの出番時のようにフランス掲示板がお通夜になった。
以上です。
wiki転載は例の如くご自由に。
変換系サイト系頼りの英語やフランス語になるのは申し訳ないです。
ラ・パルムの設定面で書いたように、彼女は手足が吹き飛ぶ程度で怯むようなキャラではない
(中身が人間からの志願者や適合者タイプじゃない限り。そういう世界線としても憑依先?融合先?契約先?の影響で自然とラ・パルムらしくなる?)
戦闘イメージをちょっと描写してみました。
最終更新:2025年09月12日 20:40