173:弥次郎:2025/06/22(日) 23:43:13 HOST:softbank126075110124.bbtec.net


憂鬱SRW アポカリプス戦後編 設定集【近接狩猟型バリエーション】


グラウヴォルフ・クリンゲ

形式番号:RHG-301
原型機:ギアーデ帝国 レギオン 近接狩猟型(グラウヴォルフ)
運用:地球連合軍
全長等:近接狩猟型に準じる
動力:MT用プラズマリアクター+太陽光発電
装甲材:超硬スチール合金
防御機構:-
制御方式:AI
武装:
固定武装:
14ミリ重機関銃×2
高周波ブレード×2

換装装備:
鎮圧用指向性音響ガン
鎮圧用ゴムマシンガン

背部オプションユニット:
30ミリ機関砲×2
対物ビームガン×2
80ミリ多目的ランチャー
高周波ランスユニット
高感度スキャンユニット
ヴァリアントシールド

補助兵装:
キャプチャーアーム

概要:
 近接狩猟型をベースに開発された無人機。
 原型機の持つ快速な足回りに加え、必要に応じて交換可能な背部オプションユニットによる適応力を武器とする。
戦闘力は強化されているものの、専ら治安維持や低脅威向けとして運用されており、アポカリプス後の秩序の維持に貢献した。


前史:
 鹵獲されたレギオンの個体が治安維持戦力として活用されることになった経緯は既に記した。
 治安維持というからには、過度な破壊を振りまくことのない戦力が欲されており、サイズが程よいものが望まれていた。
その点において斥候型と近接狩猟型というのは非常に望ましいスケールを持っていたのである。


改装点:
 基本的な構造などはレギオンのものと変更はないが、動力や装甲材、搭載しているAIなどの面においてかなり換骨奪胎を行った。
ベースアップをするだけでそのまま活用できるという点において、制圧兵器として優れていることが窺える話である。
 とはいえ、治安維持の面もあるため、過度な火力を持たせることは余り見受けられない。
遠慮も会釈もいらない兵器などを相手にするならばともかく、人を相手にするのは手加減が必須なのである。

174:弥次郎:2025/06/22(日) 23:44:14 HOST:softbank126075110124.bbtec.net

武装:
〇14ミリ重機関銃
 内蔵されている機関銃。
 対人を考えればオーバーキルであるが、警告などを受けてもなお止めないということは、そういう相手と見なされる。

〇高周波ブレード
 前肢に装着されている高周波攻守ブレード。
 装甲車両などを効率的に撃破・無力化することを主目的としている。
 その他にも、バリケードや設置されている障害物を撤去するためにも運用されることが多い。

〇鎮圧用ゴムマシンガン
 対人を想定した鎮圧兵器。
 非殺傷兵器であるため、威嚇や警告射撃に使いやすく、特に治安維持活動においては重宝される。
 勿論、当たり所が悪ければ普通に骨折くらいはするし、集中して喰らえば人でも死んでしまうので注意は必要。

〇鎮圧用指向性音響ガン
 同じく対人想定の鎮圧兵器。
 音響を指向性を持たせて浴びせることで、相手を怯ませたり行動を抑制する効果を発揮する。
 こちらも完全に後遺症が0というわけでもないので、注意は必須である。


〇30ミリ機関砲
 背部オプションの一つ。
 対地対空両用の機関砲で、生半可な相手ならば襤褸屑にしてしまう威力と制圧力を有する。

〇対物ビームガン
 背部オプションの一つ。
 低威力とはいえビーム兵器であるため、市街地などでは使いにくいが、高脅威目標や飛行目標に対する効力は優れる。

〇80ミリ多目的ランチャー
 リボルバー式の弾倉を有するランチャー。
 炸薬・閃光・トリモチ・拘束用ロープなど、各種機能を持つ弾頭を発射できるため、汎用性が非常に高い。
 治安維持において必要となるのは、破壊より難しい拘束や鎮圧である。その需要にこたえるものである。

〇高周波ランスユニット
 対装甲目標あるいは対大型兵器を想定した格闘兵装。
 先端部はKMFのスラッシュハーケンのように射出することも可能であり、飛び道具としても、拘束道具としても使える。


〇高感度スキャンユニット
 対人・対物・対兵器その他もろもろのスキャンを可能なユニット。
 市街地というのは案外死角だらけ、障害物だらけであるからして、何がどこにあるかを調査するのも必須要項である。
特に暴動などを起こすような連中の倫理観や道徳観念など、期待しない方が良いのだから。


〇ヴァリアントシールド
 可変式の大型シールド。
 並べて戦列を揃えることで、さながらファランクスとなり、高い威圧効果と制圧能力を発揮できる。

175:弥次郎:2025/06/22(日) 23:44:44 HOST:softbank126075110124.bbtec.net

〇グラウヴォルフ・グリューン

形式番号:RHG-307T
原型機:ギアーデ帝国 レギオン 近接狩猟型(グラウヴォルフ)
運用:融合惑星各世界・平成世界・ファンタジー世界その他
全長等:近接狩猟型に準じる
動力:MT用プラズマリアクター+太陽光発電
装甲材:超硬スチール合金
防御機構:-
制御方式:AI
装備:
ワイヤーガン
チェーンソーユニット
高周波ブレード

概要:
 連合において再設計・再生産されたレギオンの個体「クラヴウォルフ」のバリエーション。
 民間運用のために調整されたバリエントタイプの一つであり、土木業、特に自然環境を担う林業等に投入することを前提に開発された。


前史:
 融合惑星において、各世界では戦乱などが相次いでいた。
 各世界ごとに人類の敵がいたり、人類同士で相争っていたり、果てには融合惑星に来た世界同士で争う例が多数みられることとなった。
その余波は遠慮会釈もなく自然環境も破壊して回っており、各世界の各国勢力は立て直しを強いられた。
元々林業という分野は怪我や死亡事故が発生しやすく、あるいはチェーンソー普及に伴う障害が発生するリスクが発生していた。
志願する人員の数が減る傾向にあった中において、これは負の連鎖を起こしていたといっても過言ではない。
 加えて、アポカリプス後にはエクソダスしてきた勢力が自前の土地を作り、環境を作って生活する必要に迫られた。
それらにおいても同様の問題は発生しており、せっかくの資源の元であり、環境の維持者である森と山の管理の問題は切迫していた。
 こうした需要を見越した地球連合では扱いやすい工具やPSなどを販売していた。
各世界ごとに需要の量やニッチは異なるものの、それらは狭いながらも一定の要望に応えるものとして普及をしていた。

176:弥次郎:2025/06/22(日) 23:45:19 HOST:softbank126075110124.bbtec.net

前史2:
 アポカリプスの最中、そしてその後のエクソダスの後で、こういった土木工事用のツールの需要は増大した。
 自前で確保することもできるが、連合から供給される利便性の高いモノがあった方がより効率的であり、技術習得などの面でも優位と見なされたのである。
 この拡大していく需要に際して地球連合が次なる一手として、そして星暦惑星の経済支援の一環として打ち出したのが、レギオンの活用である。

性能・機能面:
 基礎の設計としては、不整地踏破性が高く、俊敏で、拡張性もある近接狩猟型を元としている。
 非戦闘用ではあるものの、戦闘用に準じる出力などが必要となるとの判断から、出力や耐久性や耐環境性などは敢えてそのままのところも多い。
 とはいえ、民間人が使うことなどを鑑みて、安全装置やセーフティー機能などは多く盛り込まれており、事故などを起こさないような仕組みを組み込んだ。
便利な道具とは一面危険な道具ともなりうるのである。

運用:
 運用は前述のように融合惑星や平成世界、あるいはファンタジー世界などでなされた。
 現地の労働力を完全に駆逐することはなかったが、それでも多脚走行重機として活躍をした。
 特に星暦恒星系の進出地域では結構な数が稼働していた。

装備:
〇ワイヤーガン
 急斜面へのリペラリング、樹木の拘束、重量物の牽引など多目的に使用可能なワイヤー。
 あっても腐ることはなく、使い方は無限大である。

〇チェーンソーユニット
 背中に背負われる大型のチェーンソー。
 巻き込まれると悲惨なことになるが、人では不可能な大きさと馬力により、対象をゴリゴリカットできる。

〇高周波ブレード
 戦闘用とは少し形状の異なるブレード。
 枝葉を切り落とし、切り倒した樹木を寸断し、あるいは道を切り開くツールという面が強い。

177:弥次郎:2025/06/22(日) 23:45:51 HOST:softbank126075110124.bbtec.net

以上、wiki転載はご自由に。

誤字とかがひどかったのと、思いついたのがあったので追加し、修正しました。
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最終更新:2025年09月13日 13:09