385:ナイ神父Mk-2:2025/07/06(日) 21:56:51 HOST:p684199-ipxg02901akita.akita.ocn.ne.jp
憂鬱スパロボ 台詞集その141
融合惑星戦後編ネタ 変化する情勢と勢力図の変化
「資料持ってきたよ、先生。」
「助かった。」
「こっちも都内の第一小学校の情報を集めてきました。」
「…やはりと言うか、マレビトの出現報告が多くなってるな…」
「自由に出入りできるのは、やっぱり強いみたいですね。」
八敷一男と協力者との会話の一部。避難自治区の学園の一つに教師として赴任した、八敷一男は協力者と
共に当該地域における心霊スポットを始めとした霊的な影響の強い地域に関する調査を連合の依頼で行っていた。
各地の調査記録を纏めると、各地の心霊スポット等の多くの地域にも余所の避難区の住民の
移動に付随する様に現れる様になったマレビトの進出が見られ、各地で原因と思われる幽霊などの存在は
大きくその数を減らしていた。
「けど幾つかまだ普通…普通って言って良いのかなコレ?幽霊が出て来るところもあるみたいですね。」
「幾つかの小学校や地方都市には、まだ残っている様だな異界を作れるほど強い存在も確認されている。」
「そっちは誰が調べてたんですか?」
「連合が同じように依頼している人間だな、特に霊的な領域を探索する事を経験している人間だ。」
「そういう人、先生の他にも居るんですね。」
「俺以外にも、この手のことに巻き込まれた人間は多いらしい。往々にして一度関わると抜け出せない
業界だからな。」
「先生もあの時そうして近衞原学園に来たんでしたね。」
同上の会話の一部。各地にてその勢力を減少させる多くの、霊的な勢力であったが土地や建物と根深く
結びついた一部の現地の霊的な勢力の一部は古びた学校、或いは学校内に残る旧校舎等に集結。
一部には異界を作り上げる程に力を持った勢力も存在しており、そうした存在が外敵勢力の進出を抑える
防壁の様な役割を担う形となって居る事も一部の連合人員の調査によって判明している。
「しかし…こうして分類を見ていると思った以上に、古典的な霊的存在と言うのは少なくなってるのか」
「古典的って言うと、昔話で見る様なのっぺらぼうとか一つ目小僧や唐笠お化けみたいな?」
「本当に古典的な奴が…まあ、そう言う物だ。広まってる話の中には地方のマイナーな物がネットの
普及によって広まった物も存在している。所謂ネットロアとも呼称される都市伝説がそうだな。」
「あ~…シビトの事件の時に色々調べて見た記憶がありますけど、所謂ネットから生まれた怪談って奴ですか?」
「そうだな。異界駅や有名なところだと八尺様やくねくねと言った怪異だろう。ああした存在が力を
有したのもネットが産まれた頃だ。原型自体は過去からあったとは思うが…この避難自治区だと未来の
怪談だ、そう言う物の力が増している。」
同上の会話の一部。外的な霊的勢力の進出はマレビトのみにとどまらず、普及を開始したばかりの
ネットワークによって拡大する所謂、都市伝説的な怪異たちの出現によって多くの地域で霊的な勢力図が
塗り替わっていく事態も発生している。そうした、これまでと全く違う怪異の出現は各地の霊的な防御を
突破してくることも発生しており、特殊な封印などを継承していた村落が消滅する事態も発生している。
386:ナイ神父Mk-2:2025/07/06(日) 21:57:29 HOST:p684199-ipxg02901akita.akita.ocn.ne.jp
「それで?その遭遇した子供たちに妖怪扱いされて逃げられたと…?」
「緊急事態故の対処です。其方こそ、目の前で強力な怨霊を討ったら子供たちがおびえて逃げたとか?」
「…やるでありますか?」
「受けて立ちますよ?」
「戦争は大好きだが、痴話喧嘩で船を落とされちゃ困る。私の顔に免じてやめてくれないかね?」
デウスウキスマキーナの指揮所内における会話の一部。各地で多発する霊的な事象に対して連合でも
複数の部隊や人員が対応を行っており、定期的な情報の共有なども行われていた。今回デウスウキス
マキーナで行われた会談もその一つであり、今回は単独で動いて居た人物にもお呼びがかかり、
連合世界から持ち込まれた獣関連の事件を調査する悠陽や今代のライドウも呼び出されて情報の共有が行われている。
「人の広がるより先に怪異が広がる、厄介な話ですね。」
「我々の知る怪異や悪魔ともまた違う形態、性質を持つ者も少なくない。問題はそうした勢力に
ある種の一等地を奪われるというのも良くないであります。」
「我々はあくまでも力業での相当だが…各地で似たような存在との戦闘が増えている。特に例の避難地区
から出たエーテル構成体…あの世界の幽霊だったか下手に物理的な武装も装備可能と言うのが被害を拡大
させている。現地の状況も良くないと聞くね?」
「霊務省からの離反者と一部の巫女等の寺社が隔離された人工島で個別な抵抗を行い続けているが、
死者が幽霊に転化して敵戦力が増える一方である以上限界は近いでしょう。」
「現地の人員雇用としても限界は多い、霊的な存在の方との交渉は…」
「自己防衛で手一杯と言う状況でしょうね…地域土着の信仰を受ける様な存在は避難に際して多くが
弱体化しています。」
同上の会話の一部。連合でも裏で動く勢力に対しては警戒を進めていた物の、近年行ったとある自治区の
霊的な事件によってその活動にも支障が出ていた。特にその自治区住民特有の特性として、死亡後に特定の
処理を施さなければ死後精神体がエーテルで包まれて再構築されて暴走を始めるという点であった。
現地に於いては各地の寺社や国の設立した霊務省が対応を行っていたが、とある政策をテロリストに利用
され更に現地政府が自国民に対するジェノサイド等も実行した事で混乱が加速。最終的に自治区全体が
テロリストが利用した結界具と言う特殊な道具に寄って異界に隔離、特殊な方法を除いて介入不可能のまま
内乱と霊的な災害によって被害者が増え続けるという事態も発生している。更に一部の同自治区の幽霊達に
関しては結界を超えて他の霊的勢力と結託、構成員として活動して被害を増加させるという事態も発生
している。
387:ナイ神父Mk-2:2025/07/06(日) 21:58:58 HOST:p684199-ipxg02901akita.akita.ocn.ne.jp
以上です。WIKIへの転載は自由です。一先ず融合惑星でのオカルト関連の話をチラチラと…
マイナーネタが多くなるかキャラとかの説明もとか考えつつ、構築できればなとか色々考え中…
最終更新:2025年09月13日 13:19