848 自分:弥次郎[sage] 投稿日:2025/08/27(水) 23:44:05 ID:softbank126063230178.bbtec.net [78/96]
憂鬱SRW 融合惑星 マブラヴ世界編設定集【アフリカ連合 戦術機 ファントムE2型】
ファントムE2型
型式番号:F-4E-2
設計元:アメリカ合衆国
原型機:F-4E ファントムE型
改装:地球連合
運用:アフリカ連合
世代:準第二世代戦術機
生産体制:改修機
装甲材:スターライト樹脂および強化スーパーカーボン材複合素材
防御塗装:臨界半透膜
動力源:燃料電池/マグネシウム電池
OS:アフリカ統一機構製XM亜種型OS
搭乗員:1名
固定武装:
頭部12.7ミリ機関銃×2
対小型種跳躍地雷発射管ポッド(腰部3連装×2)
携行武装:
AMGS-010 複合型重機関砲システム
BSG-001 設置型複合セントリーガン1型
その他標準的な戦術機の武装を携行・運用可能
概要:
アフリカ連合が運用するF-4ファントムのバリエーション機。
オペレーション・サンクトゥムを生き延びたF-4Eをベースに、アフリカ共同体およびアフリカ統一連合がアップデートを実施した。
前史:
融合惑星への転移の後に発生した空前の大規模攻勢は、激戦の末に何とか防衛に成功することができた。
惜しみない戦力の投入と戦略兵器の投射および使用、さらには秘されてはいたがギャラクシー船団の参戦で勝ち取ることができたのである。
オペレーション・サンクトゥムはこれまでのBETAとの戦いの中にあって、極めて得難い勝利を得ることができたのだ。
しかし、代償はあまりにも大きかった。地中海に面した地域は軒並み焦土作戦で荒廃。核兵器の使用も行われたことによる汚染も著しかった。
さらに母数があまりにも大きいために、戦略兵器などを潜り抜けたBETAの数も多くなった結果、戦術機および通常兵科で対応する数も増えていたのである。
その為、如何に準備がされていたとはいえ、参戦した戦力は途方もない消耗を強いられることになった。
これに参加していた、あるいは国土防衛のために先陣を切ったアフリカ連合の抱えていた戦力は、払底寸前に追い込まれることになったのである。
同時期に欧州で行われた反攻作戦もあり、直近のリヨンハイヴが消滅したことで、アフリカはひとまずの安息を得た。
ハイヴそのものはまだ中東方面や東欧に残っているが、間近にあるハイヴが消えたというのは安心材料であった。
だが、だからと言って楽観視ができるわけでもなかった。
前述の通り戦力は払底寸前。一度は退けたが一度きりのカードを何枚も切った上での薄氷の勝利であった。
頼りにしていた国連軍もアメリカ軍も負けず劣らずの消耗を強いられたことで、その戦力的価値は著しく減退していた。
然るに、アフリカ連合は速やかに戦力の補充と再編とを行い、次に来るかもしれない攻勢に備えなくてはならなかった。
改修前史:
F-4Eは原型機こそ第一世代戦術機のF-4ファントムであるが、払い下げに合わせて後発技術を取り込んでおり、準第二世代戦術機の性能を有していた。
財布の都合もあったとはいえ、安価に第二世代戦術機に準ずる戦術機の大量配備ができたのは非常に僥倖とさえ言えたのである。
だが、そんな評価は大規模攻勢を経て失われることになった。数と数のぶつけ合いになれば、勝つのは数が多い方に決まっているのである。
アフリカは後方国家であったし、欧州や中東からの避難民受け入れを行っていたこともあって兵士の供給にはある程度余裕があった。
それでも損耗した穴をすぐに埋められるわけではないために、必然的に質の向上を図ることになったのである。
アフリカ連合はこれに際して米国に対して戦力の供給を求めることとなった。
F-4では性能不足は避けえないために、より優れた戦術機を一機でも多く---楽観が裏切られた故の反動もあり、強く要望されることとなった。
しかし、大規模攻勢を受けて消耗したのは米軍も同じであった。彼らもまた惜しみなく戦力を投じた結果、多くの兵士と兵器を失ったのである。
超大国にして後背国である米国をしても、その消耗は痛すぎるものであって、その補填をしながら他国の面倒を見るには限界があったのだ。
まして、アフリカ連合からはF-4のような第一世代ではなくF-15のような第二世代戦術機を求められたことで苦心することになった。
第二世代戦術機はラプターを送り出した米国においても数的な主力を務めており、どうしても自国の分を優先したい事情があった。
同時に、多くの避難民がいるアフリカを見捨てることもできないという、二律背反を抱え込むこととなった。
その為、米国からの返答はアフリカ連合にとっては望ましいモノとはいいがたい形となった。
具体的には、供給される戦術機はF-4やF-5といった旧式戦術機の割合が多くなることとなった。
849 自分:弥次郎[sage] 投稿日:2025/08/27(水) 23:44:58 ID:softbank126063230178.bbtec.net [79/96]
そこでアフリカ連合はプランBとして、地球連合からの戦力導入を決定した。
しかし、技術水準の大きな差があったことで、MSなどの導入は白紙となり、代替案として戦術機の改修・開発への協力となった。
その第一弾として、少なくはない数が残っていたF-5Eを改修し、より強い戦力とすることを要望することとなった。
これに地球連合は応じ、改修計画がスタートすることとなった。
改修点:
基本的な改修点は、同時期に地球連合加盟国がβ世界各国で行っていた戦術機の改修を踏襲している。
地球連合加盟国では早くから主戦力となりうる戦術機に着目しており、その分析やシミュレーション結果を共有し、改修案を立案していた。
そしてそのシミュレーション結果は、根っこがF-4にあることもあって、おおよそ共通していたというわけである。
機体剛性の向上、蓄電池の改良、跳躍ユニットの歩止まりの解消、OSの見直し、近接防御兵装の追加などはそれの成果と言える。
本機で特に力が入れられた改修点は、動力源たる電池の性能向上と機体出力の効率化、および駆動系の物理的な負荷の軽減にある。
これは投入されるのがBETAとの防衛戦がメインであることを考慮して主眼に置いてリソースを割いたためである。
オペレーション・サンクトゥムもそうであったが、戦術機が長時間の戦闘や連戦になることを想定し、サバイバリティを向上させたのである。
衛士の問題こそあるが、長時間の運用に耐久出来るというのは非常に重要なものであった。
勿論、これ以上に性能向上などができなくもなかったのだが、まずは戦力の補充が求められたこともあって、素シンプルかつ効果的なものをメインとした。
運用側であるアフリカ連合とその軍にかかる負担を軽減させるためにも、そこが肝要であると判断された。
運用:
供与されたF-4Eの改修型---F-4E2は試験で良好な結果を示し、アフリカ連合を満足させるに足るものとなった。
地球連合との間に安全保障条約を結んでいたとはいえ、自分で自分を守るという姿勢を示すのに必要なものがあるというのは政治的にも重要であったのである。
即戦力が即座に供給され、尚且つその質が良いとあれば文句のつけようもなかったのである。
勿論、新素材や新兵装の導入、さらには生産工程にまで手を入れたのは少なくはない負担であった。
それに関してはアフリカが欧州や中東から避難してきた工業力や資本の力もあって解決するめどが立っていた。
武装解説:
AMGS-010 複合型重機関砲システム
AMWS-21 戦闘システムを元に新規開発された重機関砲。
36ミリ砲と120ミリ滑腔砲の構成は変わっていないが、長銃身化とマガジンの拡張、銃の全長の延伸などにより、威力と射程と継戦能力を大幅に伸ばした。
単純な手持ちの突撃砲とは比較にならないキルレートを発揮できるとシミュレーション結果が出ている。
その対価として反動は大きくなり、重量も増大しているために、戦術機が抱えたまま自由に機動戦を行うのは難しい。
安全な二脚もしくは三脚により地面に固定して発砲することが望ましく、オプションなども含めれば装備は制限がされてしまう。
だが、元より防衛戦において使用することで安全な距離からBETAをできるだけ削るための兵装と割り切っているため、それらは目をつむられている。
同時期に試験的に供給され始めたASでの運用も想定されているようである。
BSG-001 設置型複合セントリーガン1型
36ミリ砲2門と120ミリ滑腔砲2門、さらにセンサーユニットで構成される設置式の自律砲台。
戦術機などによって運搬して設置することで、防衛線において後方への浸透を試みるBETAの足止めなどを想定している。
搭載している火器とセンサーユニットは既存の兵器や兵装からの流用しており、構造としても単純なため、生産性と整備性に非常に優れているのが特徴。
とにかく数を送り出すことで膨大な数を叩きつけられても人的資源の損耗を抑えるという方針が窺える。
この手の自律式砲台の先駆けとなり、後続のバリエーションが多数開発されることになった。
850 自分:弥次郎[sage] 投稿日:2025/08/27(水) 23:46:06 ID:softbank126063230178.bbtec.net [80/96]
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防衛線主眼ならこれだよね、ということでセントリーガンと重機関砲です。
最終更新:2025年11月15日 16:59