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128:モントゴメリー:2024/04/13(土) 01:00:04 HOST:116-64-135-196.rev.home.ne.jp
ネタSS——未知との遭遇です!!①

『さて、どうしたものか…』
「申し訳ございません、閣下……」

ここは大洗女子学園の学園艦。そこで壮年の男性が疲れたようにつぶやき、青年と呼んでいい若者がそれに応える。
2人は森?の中を歩いている。2人にはそれがまず理解できない。自分たちは帝都のど真ん中にいたはずなのだ、と。

ここで時系列は少しさかのぼる——。
『彼』は夢幻会の会合を終え、首相官邸に戻るところであった。
会合の性質上、護衛は連れておらず運転手として若い海軍士官が一名付いているのみである。
車に乗り、いつものように帰路に着いたのであるが、普段使う道路が事故で通行止めとなっていた。

「申し訳ございません、迂回路を使うため少々遅れます」
『かまわんよ、落ち着いて行きなさい』

若者の言葉に『彼』はおだやかに応える。『彼』としては、仮眠が取れるとむしろ喜んでいた。
2人が乗る乗用車は帝都の街並みを進んでいく。

「ん?こんな所に隧道があるなんて珍しいな…」
若者の眼前に、突然隧道(トンネル)が現れる。しかし、彼はさほど気にせず車を乗り入れた。
確かに帝都でトンネルは珍しいが皆無というわけではない。まぶしく感じるほど“照明”がついているのが不思議だが、戦争が終わったことによる反動だろう——。

「—うわっ!?」

されど、トンネルを抜けると若者は驚愕することになる。
先ほどまでの街並みは消え、山中としか思えない道に出たのである。

『どうした!?』
「わかりません、急に道が——!!」

『彼』も目を覚まし若者に問いただす。しかし若者が応える暇もなかった。
カーブを曲がり切れず車は脱輪、木にぶつかった。
緊急事態であるが、2人は共に軍人であったため即座に体が動き乗用車から脱出した。
幸い、火災は発生しなかったが救援が来ないと動かすことは困難である——。

129:モントゴメリー:2024/04/13(土) 01:00:36 HOST:116-64-135-196.rev.home.ne.jp
ここで舞台は冒頭に戻る。
『彼』と若者は取り敢えず山?を下ることにした。
どれほどかかるか不安だったが、10分ほど歩くと開けた場所に出た。
一見すると学校の運動場のようであるが、それにしては大きすぎる。それに、併設された建物は、まるで航空隊や陸軍の機甲部隊の格納庫のようだった。

『帝都にまだこんなデカい駐屯地があったかな?』
「自分も記憶にありません。しばしお待ちを、誰か呼んでまいります。
——おい!誰かいないか!?」
若者が格納庫?へと走る。『彼』も他にすることが無いので歩いて続いた。

「はーい、どうかしましたか?」

扉が開き、返答と共に人が出て来た。
しかし、若者はそれにまた驚愕する。

「貴様、こんなところで何をしている!!何故婦女子が軍の敷地にいるのだ!?」

出てきたのは女性、それもセーラー服を来た少女であったのだ。

「ふぇぇっ!?」

突然怒号を浴びせられた少女は混乱し、若者の質問に答えられない。若者がさらに言い募ろうとするが、

『君、止めたまえ!!』

『彼』が静止した。『彼』はそのままゆっくりと歩き少女に近づき、穏やかに話しかけた。

『驚かせてしまってすまないね。おじさんたち道に迷ってしまったんだ。
ここはどこかな?あと、お嬢さんのお名前を教えてくれないかな?』

穏やかに、されど堂々と少女に語りかけている『彼』であるが、内心では焦りまくっていた。
『彼』は少女に見覚えがあったのだ。そして、もし『彼』の記憶に間違えがなければ——

「…えーと…。ここは戦車道用の練習場です。
 わ、わたしの名前は“西住みほ”です。……お、おじさんたちは…?」

やっぱりガルパン世界かよぉぉぉぉぉ!!!!
『彼』は内心絶叫しつつ、無礼だぞ、といきり立つ若者を静止しつつ名乗り出た。

「おじさんは嶋田、嶋田繁太郎というんだ」

130:モントゴメリー:2024/04/13(土) 01:01:09 HOST:116-64-135-196.rev.home.ne.jp
以上です。
ウィキ掲載は自由です。
ガルパンとのクロスオーバー。
本来はこちらが第一話となっております……。

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最終更新:2025年12月26日 19:02