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849:冷石:2024/07/22(月) 10:28:12 HOST:M014011193161.v4.enabler.ne.jp

   悪役令嬢嶋田さん


 ある日目が覚めたら知らない部屋だった。
部屋に備え付けてある鏡をのぞき込んだらそこには「乳上」がいた。

「なんじゃこりゃ~~~~~~~!!!」

嶋田さんの叫びは無理もなかった。




(状況を整理しよう、今の私は『嶋田繁太郎』ではなく、『アルトリア・ブロウニング侯爵令嬢』うん、理解できない)

鏡を見るとやはりそこには『乳上』こと、ランサーバージョンのアルトリアがいる
今迄も何度もTSはしてきた、それは大抵がセイバーオルタだったことを思うと新バージョンか
今まで何度も転生を繰り返してきた嶋田さんはこの状況に順応することにした、あきらめの境地ともいうが。


開き直った嶋田さんは『アルトリア・ブロウニング侯爵令嬢』として生きていくのだが、そこはさすが『嶋田式潤滑油』
高位貴族としてつながりのある貴公子たちの悩みを意図せずに解決して『完全無欠の令嬢』と評価を高めていくのは当然の流れであり
その結果王太子妃にとの声が上がるのは当然の流れであった。


元々高官として指導的役割を果たすことの多い嶋田さん、上位貴族としての義務として受け入れる
それで「舞踏会」という名の「お見合い」が執り行われるのだった



父に連れられ国王家族のもとに向かう嶋田さん、そして国王一家の前に立ち完璧なカーテシーを決め国王一家の顔を見る
国王夫妻はさすが国王と言った威厳のある姿である。そして王太子に目をやると
そこには「完璧な王子様」がいた。しかし嶋田さんは違和感、いや、いやな予感を感じる。
なんだろう、かつて感じた事のある。泥沼に足を踏み入れるような・・・
そんな思いをおくびに出さず紹介されるのを待つと。王太子河静かに笑う。何だろうこの笑顔何度も見たことがある
その瞬間パズルのピースが完全にはまる

そうこの嗤い方、獲物を甚振る猫のような・・・そう、この男は

「ぎゃ~~~~~!!!辻~~~~!!!」


あとがき
なぜか降りてきた、悪役令嬢もの。オルタでなく乳上なのは私の趣味。
続くかどうかは降りてくるかどうかです。冷石でした

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最終更新:2025年12月26日 20:22