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853:霧の咆哮:2025/05/23(金) 22:13:17 HOST:KD106155057150.au-net.ne.jp
〇日蘭世界支援 大陸日本固有のイモリ3種



  • ミズクサイモリ
本州から四国、九州にまで広く生息するイモリ。
史実日本に生息するイモリは僅か3,4種類程度しか実はおらず、体色も皆黒や茶色っぽい中で、こちらは水草のような緑色。
その緑の配色も餌や地域みたいな環境次第で黄緑系から深緑系に分かれ、黄緑と緑の斑っぽくもなったりと細分化出来る。
名前の由来もシンプルにこの体色から。
お腹は全体的に黄色がかってるが、この黄色さも個体差がある。
日本のイモリが全て主食が昆虫や貝、ミミズみたいな肉食性の中、このイモリだけ草食性で、野生での主食も水草や苔、藻類となる。
このイモリに取って水草は寝床であり、体色による擬態先、隠れ家でもあり、主食でもあるのだ。
生態的に積極的に動くタイプではなく、水草の豊富な地帯に紛れながらのっそりそこらの水草や藻類を食べて寝るのんびりとした生活をしている。

他のイモリが共食いすら辞さないほど口に入れば何でも肉類を食べる獰猛さ?貪欲さ?がある中で、その食性の都合かこのイモリは共食いもしない。
日本で一番穏やかな気性のイモリとも言える。
その気性のせいか、生息域こそ広くとも推定個体数に関しては同じく生息域が広いアカハライモリより少ない。

全長はアカハライモリよりちょっと大きく、10~17センチ程度。繁殖の仕方は他のイモリ同様卵生で冬眠もする。
繁殖も比較的し易く、ペットとしての需要もある。お値段はアカハライモリと同じ位。
餌にして隠れ家や寝床でもある草類さえちゃんと補充し、水質や飼育温度(めっさ暑い室内に放置しないとか)とかに気を付けてれば良いと飼育も簡単。
野生ではなく飼育下の餌なら植物性の成分多い人工飼料も一応食べるので、そちらで代用も出来る。
序に塩抜きさえちゃんとしてたらワカメ他海藻も食べる。
平均寿命は15~25年ほどとアカハライモリより長い。

水槽レイアウトや食性の都合で他のイモリがメダカやミナミヌマエビだのとの同時飼育が困難な中、ミズクサイモリは食性的にそちらには目向きもしないので共に飼育可能。
しかも、水槽表面に生えていつも掃除が面倒な苔も餌にするので、水槽の綺麗さ維持にも役立ってくれるのもありがたい。
下手したら大陸日本でイモリ類のペットとしてはこちらが一番人気かもしれない。
ただ、飼育スペース的にはアカハライモリがアクアリウムへの拘りもなく一匹だけなら一番小さいサイズのプラケース型飼育箱でも飼えるのに対し、
ミズクサイモリは水草の維持(比較的頻繁に取り換えるのが面倒じゃないなら考えなくても良いが)的に、アカハライモリよりはちゃんとした飼育箱を用意しないとスペースが足らないので。
そういう意味ではお手軽さは劣る。
餌代に関しては田舎在住の方はミズクサイモリ用の水草はそこらの池や小川とかから採取すれば手間はともかく、餌代は0になるけども。

854:霧の咆哮:2025/05/23(金) 22:13:53 HOST:KD106155057150.au-net.ne.jp
イモリは多頭飼育が可能だが卵を他のイモリが折角産んでも食べてしまったり、身体の大きさが皆同等なら良いが、体格差で劣る子がいると攻撃される時があるので不味いのだけども。
ミズクサイモリはその気性と食性から卵を食べず、自身より小さい同属を攻撃もしないと多頭飼育へのハードルが他のイモリより低くなっており、それがまたペットとしての人気に繋がっている。
かといって考え無しに十分な飼育スペースや餌も用意せずに多頭飼育したら、当然イモリ達へのストレス的に不味いのでそこらはちゃんとしよう。

ミズクサイモリは卵の色も緑がかっており、これは卵をなるべく植え付けた水草への保護色とすることで天敵らに見つけ辛くさせる為。

アカハライモリ同様漢方の原料にも使われ、現在でも販売されている。
効能は喘息のような気管支系に利くとされ、結核が蔓延した時期にはワンチャン効くかもみたいにこちらを頼った記録も。



  • トサイモリ
四国にのみ生息するイモリ。名前の由来は第一発見地域が高知県だから。
体色は他のイモリが背面とお腹で色が異なってるのに対し、このイモリはお腹も背面と同じようなグレー系となっている。
水底の石辺りへの保護色か。
全長は大人でも7~13センチ程度と、アカハライモリよりちょっと小さい。
他の日本在住イモリであるイボイモリが大人になると陸上で暮らし、幼少期以外は水場に入らないのに対し。
こちらのイモリは逆に水生生活に生態が傾いており、逆に陸にはほぼ上がらず、両生類らしく肺呼吸ではあるが他のイモリより潜水時間は圧倒的に長い。
その代わり他のイモリより陸上生活は苦手となっており乾燥にも弱くなっている。
身体の皮膚もツルツル感強くなってて、陸上生活では身体傷つき易そうと思える感じに。
ここら辺日本のイモリ同士で有りながら進化先の枝分かれが伺えて専門家にも面白いと評されている。

こちらもペット飼育が可能だが、他のイモリのアクアリウムとの違いとしては陸地は本当に最低限で水中部分は他のイモリの水槽より広く、深く取る必要がある。
餌は雑食性で虫や貝、ミミズみたいな肉類から水草や藻類も食べる。
それ故にメダカみたいな小魚との混泳は厳しい(ミズクサイモリが例外的と言える)
ペットとしてのお値段はアカハライモリやミズクサイモリより少しお高い。
平均寿命は10~20年ほどとアカハライモリと同じ位。

855:霧の咆哮:2025/05/23(金) 22:14:25 HOST:KD106155057150.au-net.ne.jp
繁殖の仕方は他のイモリ同様卵生で冬眠もするが、冬眠場所も水中側で落ち葉の底や石の隙間辺りで過ごす。
こちらのイモリも大陸日本古来から漢方の原料にも使われ、現在でも販売されている。
効能は免疫強化や食欲不振へ効くとされ、過去の偉人やその親族で病弱で食も細い人がいたら、こちらが投与されて体調改善され寿命が史実より伸びた方もいるかもしれない。
秀頼の前の秀吉の子供らがワンチャン日蘭世界では生存したりとかある、かも。

他も含めて薬の材料にはなるが、イモリ単体としての味は今一と思われる。
海外のイモリでは美味しい奴もいるらしいが。



  • サササイモリ
名前の由来は第一発見者がこのイモリを初めて見た時、イモリとは思えない速さでサササっといなくなった為。
日本のイモリの中で異色の名付け方、珍名の類故にそういう意味では知名度高いかも。
主な生息域が大陸化で大きくなった淡路島や瀬戸内海諸島群なので、別名でアワジイモリやセトウチイモリと呼ばれたことも。
全長はトサイモリと同じ7~13センチ程度と、アカハライモリよりちょっと小さい。
イモリは基本、ゆっくりじっとしがちのの生態(少なくとも自分が飼ってるアカハライモリはそう)と思われるのだが。
サササイモリはカナヘビみたいに地上を素早く動き周り、積極的に餌を求める活発的な生態をしている。
水中でも活動できるが、基本、陸生の方が得意としてるので外観の皮膚とかもトカゲ寄りにゴツゴツとして、ツルツル感からは離れた感じに。
体色は細やかには地域差でるが、概ね茶色い系でお腹はオレンジ系になっている。

餌は雑食性で虫や貝、ミミズみたいな肉類から水草や藻類も食べる。
このイモリもペットとしての飼育は可能だが、活動の活発さから消費エネルギーも食欲も大きく、他のイモリより燃費が悪くより多くの餌が必要になる。
結果的に少なくとも自分が上げたトサイモリやリアルで飼ってるアカハライモリよりは餌代は確実にかかる。
同じくアカハライモリより(外の池とかから採取しない限りは)餌代がかかるミズクサイモリとどっちがかかるかは何とも言えない。

856:霧の咆哮:2025/05/23(金) 22:15:26 HOST:KD106155057150.au-net.ne.jp
ペットとしての問題点は他にもあり、サササイモリはその生態上運動量も多くなる為、アカハライモリで可能のような最低限のスペースの飼育ケースではストレスとなってしまうので、
トサイモリと同等かより広い飼育ケースが必要。
すばしっこさから飼育ケースから脱走でもしようものなら、他のイモリより遥かに捕まえるのも大変なので、飼育ケースの清掃時は他のイモリより気を付けないといけない。
(脱走の難易度に関しては水場から可能な限り離れたがらないトサイモリは逆に、他のイモリ類より大きく下がる)
その食欲から餌が不足すると共食いも他のイモリより行いやすい(メダカみたいな他の生物との混泳も同じく厳しい)ので、これらの問題点から
ペットとして飼える日本のイモリで一番複数頭の飼育が難しく、一番飼育へのハードルも高い。

一方であんまり動かないヤドカリや他のイモリ類の動きを詰まらないと思い、こちらのようにもっとハキハキ動くような姿が見ていて楽しいと思うサササイモリファンも(両生類コミュニティでは)少なくない。
意外なことに、こうして活発に動くのは成体になってからであり、幼体時代は逆にゆっくりめの生態をしている。
ペットとしてのお値段はトサイモリより高い。

平均寿命は5~10年程度と、アカハライモリの半分ほどしかない。
繁殖の仕方は他のイモリ同様卵生で冬眠もするし、冬眠先は陸地でとなる。
例の如く漢方の材料にもなっており、腰痛やリュウマチ辺りに利くとされている。



以上です。
wiki転載は例の如くご自由に。

蒼桜達以来の固有生物ネタをお送りしました。
イモリ組は実は自分がペットでアカハライモリ飼ってるので、他に日本固有のイモリっていないのかなと調べたら意外と少なかったので増やしてみました。
イモリだけで3種類も増やせるとは思いませんでしたが。
ミズクサイモリは緑のイモリって少なくも日本固有種ではいない→調べると草食のイモリもいない→じゃあ気性も穏やかで既存イモリでは難しいメダカらとの混泳も可能な生態にしようという発想でした。
トサイモリは既存種であるイボイモリが陸生寄りの生態に進化したイモリなので、じゃあ逆に水生寄りのイモリを新たに造ろうという流れで。
サササイモリは珍名系の動物も欲しくなり、普通のイモリらしくないちょこまかとした動きも刺した名前、生態にしようと思いました。
イモリ組もまた生物学やペット業界への恩恵だけでなく、漢方的な意味で医学界へもプラスとなります。

北方系限定の遡上魚がいるので、逆に南方系限定の遡上新種増やそうと思いましたが、何か生態のイメージが固まらずに没りました。
大陸系魚介類ならどうしても海から離れてた方が作り易いです(琵琶湖蟹達がそうですし)

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最終更新:2025年12月28日 22:41