944:戦車の人:2025/06/01(日) 20:03:53 HOST:110-130-205-29.rev.home.ne.jp
大陸化に伴う航空自衛隊航空機の増大、一部は設計とコンセプト自体異なる機体の出現はF-3戦闘機の項目で述べたとおりである。
近似の状況がF-15J(MSIP)戦闘機でも発生しており、合計して500機以上に増大したMSIP仕様のF-15J戦闘機。
そのうち101機は形態一型ないし二型と呼ばれる、レーダーやセントラルコンピュータ、ネットワークシステムやHMD対応を施した機体であった。
一方で増大した機体は外観こそF-15Jに近似しているが、内部は合衆国で計画だけに終わったF-15E制空戦闘機案のF-15Fに酷似している。
エンジンはF-2と同一のF110-IHI-129に換装され、セントラルコンピュータやミッションコンピュータもF-15E近代化型と同一のものである。
一方で機体の要所が国産のカーボン複合素材に変更され、原型のF-15Eよりも軽量化を果たし、国産ソースコードのFBWに操縦系も更新。
レーダーもAPG-63(V)3を三菱電機・防衛省が既にパテントを支払ったうえで、ライセンス生産したもの搭載するなど、より高度なものである。
無論、コクピット前方には国産IRST装置が搭載されており、防衛省が本来導入予定だったF-15J性能近代化型の先だ押しのような機体である。
大陸化に伴い「増えた」航空自衛官やメーカー側担当者の証言によると、90年代から00年代の大規模改修と契約書込で説明があがった。
実際にF-15Jオリジナルメーカーのボーイング社にも契約書が存在し、相応のライセンス費用も振り込まれており、法的な問題はなかった。
なお二度目の政権を得た合衆国大統領は「この調子でもっと買ってくれないかな?」と日本政府や自衛隊に打診。
「もう支払うもの支払ってるのに届かねえんだけど?(意訳)」と返答され、流石に投資家として合衆国企業や空軍のケツを叩くようになったという。
本題に戻すと対地攻撃能力は米国製誘導爆弾・誘導弾を運用できる程度に抑え、F-15Jの制空能力をより拡張した要撃戦闘機である。
無論、セントラルコンピュータやミッションコンピュータ更新により、マルチロールファイターへの更新も不可能ではない。
しかし合衆国からの電子機器、近代化機材の供給が不安定化しており、空自は当面スタンドオフ攻撃任務をF-2とF-3に配分。
この増大したF-15Jを「形態三型」と命名したうえで、F-3の対地対水上攻撃を援護する。あるいは本土防空に専任させることとした。
何しろF-15JPre-MSIPの後継として期待されたF-35系列が、米本国の部品管理の杜撰さから稼働率が不安視されているのである。
第4.5世代でありながら稼働率に問題がある第5世代を補完し、事実上の主力を担うという点ではF-3戦闘機と同じである。
性能に関しては高いパワーウェイトレシオとデジタルフライ・バイ・ワイヤにより、F-15J形態二型以上の高い機動力と戦闘行動半径を発揮。
アビオニクスもAESAレーダ及び最新に近いミッションコンピュータ、セントラルコンピュータ、データリンク、IRSTにより必要十分を有している。
整備性に関してもモジュールのデジタル化推進により電子機器チェックが容易で、この点はF-2やF-3に近い感覚とも言われている。
搭載武装は固定装備としてM61A2バルカン砲1基、空対空武装としてAAM-4B及びAAM-5B空対空ミサイル各4発。
対地攻撃を要求される場合はLJDAMやAGM-65系列を用い、一応の近接航空支援能力は獲得している。
無論HMDも標準で搭載されており、特にAAM-5Bの能力をフル活用することが可能で、F-3やF-2も同様の能力を獲得している。
現在航空自衛隊のF-15Jは形態一型及び二型をこれまで通り、米国からの部品供給を待ったうえでの近代化を実施。
形態三型はソフトウェアアップグレード等により、電子戦能力や誘導武器運用能力を拡張する方向性を採用している。
F-15J形態三型及びF-3Eが一定以上の数量を確保できたことで、ようやく航空自衛隊は本土防空などに一定の安堵を抱いたという。
945:戦車の人:2025/06/01(日) 20:06:23 HOST:110-130-205-29.rev.home.ne.jp
以上です。早い話がF-15E最新相当のアビオニクスを搭載、F-2のカーボンで軽量化したF-15Fですね。
もうF-35のサプライチェーンが余りに『放送禁止用語』なので、増えたF-15J(MSIP)を近代化済にしてしまおう。
これくらいしないとF-3を含めて本土防空、洋上阻止攻撃、近接航空支援が安心できないってのがきっかけでした。
しかも兵器開発の監査機構を政治マターを推し進めるために「効率化」するとか、本当に安心できない時代が来ましたね。
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最終更新:2025年12月28日 22:51