129:戦車の人:2025/06/08(日) 02:01:20 HOST:110-130-205-29.rev.home.ne.jp
三菱重工業などが防衛省、自衛隊からの予算出資を受けつつベンチャー開発を行った戦闘車両。
当初から海外輸出を前提とした車両であり、戦闘重量35トンと中国の15式軽戦車に近い車体規模である。
昨今の軽量型MBTの需要向上を受け、あくまで要請があれば輸出を行うというスタンスも維持している。
車体寸法は10式戦車より半周り小さく全幅3.1メートル、全高2.40メートル、全長7メートルに収めている。
基本戦闘重量は31トン、装甲最大装備状態で35トンとされ、緊急展開部隊や中小国を視野に入れている。
パワーパックを車体後部に搭載するなど、自走対戦車砲ではなく完全な軽戦車として設計されている。
実態としては10式戦車、16式機動戦闘車の前期仕様の戦闘艤装の集合体で、既製品を徹底して活用している。
主な輸出先も主力戦車削減から軽戦車導入を試みる米海兵隊で、在日米軍が内々に打診したとさえ言われている。
つまり同盟国向けの戦闘車両の外注開発で、コンペ故の不採用のリスクに備え既製品で作り上げた一面も存在する。
主砲は機動戦闘車と同一の52口径105ミリ砲を備え、L7系列の弾薬全てに対応可能で、腔圧耐久はL7より高い。
砲安定装置などのGCS、ネットワークシステムを含むFCSもほぼ10式や16式初期生産型相当を搭載している。
砲以外の武装としてはM240同軸機関銃、M2機関銃を搭載した日本製鋼所製RWSを備えている。
駆動系も姿勢変換機能を前後に限定した独立油圧サスペンションで、全く枯れた技術を用いている。
エンジンは水冷4ストローク6気筒900馬力ディーゼルと無段階変速機をパワーパックとして一体化。
毎時最大70キロ、路上50キロで航続距離500キロ程度を走破可能で、運動性と操縦性は相応に軽快である。
防御構造も防弾鋼板を主体とした砲塔、車体に外装モジュール装甲を着脱する、一般的な構造である。
装甲モジュールは正面に対KE装甲、それ以外に対CE装甲を主体とし、第3世代相当とも推察されている。
広角度レーザー検知器2基を砲塔正面に備え、照準レーザ検出と同時に発煙弾発射を行う。
日本製の防衛装備らしく面白みにはやや欠けるが、主砲が105ミリ砲以外は第3.5世代MBTに近い性能を持つ。
また輸出先の要望に応じた電子装備、RWS、発煙弾発射機などの装備換装にも広く応じている。
何より開発予算を低く抑え開発期間も短いこと、川崎重工がセットのように輸出に応じたC-2による空輸対応も提示。
BAE案がM8AGSの焼き直し、GDLS案が従量とコスト過大に悩んでいた米海兵隊はMFVの試験購入を打診。
防衛省及び三菱重工業は1個小隊相当の試作車と予備部品を売却し、MRF計画トライアルに本格参加。
コスト、性能、信頼性の何れにおいても他二案より優れ、特にM1A2の1/3未満の調達単価は議会からも歓迎された。
半ば出来レースとしばしば批判されるものの、海兵隊および陸軍軽歩兵旅団戦闘団は本車の性能に概ね満足。
一部仕様に合衆国製部品を用いる変更を経た末に「M10軽戦車」として正式採用へと踏み切った。
2023年から三菱重工業等で生産が開始されており、2025年段階で海兵隊と陸軍合計で250台程度が配備に漕ぎ着けている。
130:戦車の人:2025/06/08(日) 02:03:39 HOST:110-130-205-29.rev.home.ne.jp
割と不憫なことになったM10ブッカー君をMHIやJSWの手で作られた日本製軽戦車で補完してみました。
なお技術内容としては機動戦闘車の主砲を備える小さい10式初期型で、どの技術も枯れているものです。
GDLSのKonozamaに青くなった陸軍と海兵隊が、防衛省に泣きついたいう裏話も存在しています。
一方で日本からすれば枯れた技術で開発しているだけに、重量及び車体規模はかなり小さく軽く作れています。
何より軽量高効率ディーゼル、外装モジュール複合装甲の恩恵がでかいです。素材技術様々です。
高コストな自動装填装置の廃止、最も高コストなC4Iを既製品で構築したこともコスト削減に貢献しています。
結果として誕生した代物は10式や16式初期生産型相当のC4I、共同交戦能力を獲得。
第3世代MBTの正面装甲以外はすべて撃破可能で、改良型105ミリAPFSDSやTOW2A直撃に耐える生残性。
合衆国軍の如何なる装軌戦闘車両より軽快な機動力を併せ持ち、単価6億円相当の軽戦車です。
M1A2が再生産ないし既存車体からの改装に20億円相当必要なことを鑑みれば、セーするポイントにはなると思います。
当面は米軍向けですがあるいはオーストラリアや東南アジアなどへの売却も可能かもしれません。
だからこそ最悪技術漏洩があった場合でも、致命傷にはならない枯れた技術ばかりで作り上げたんですが…
後は川崎重工のC-2輸送機、これをC-130系列の代替として並行して売り込みもかけています。
C-130Jではターボプロップの限界を出ることはなく、C-2は手堅いエアフレームとアビオニクス、何より米国製のエンジンです。
買ってくれるとは限りませんが、こういう選択肢もあると提示しておくことは、米政府及び軍隊の選択に影響は与えられるでしょう。
ウィキへの転載はご自由にお願いします。しかし米軍、戦闘車両も何も駄目になるとはなあ…
最終更新:2025年12月30日 22:41