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リバース:1999✕夢幻会 第五話 ストームの序章
はいよーいスタート。
レグルス「うわぁ!い、いててて…。」
レグルスは後ろに大きく退いた。どうやら怪我をしたようで、勢いよく地面に倒れた。
ソネット「…!わ…私、まだ本気を出していませんよ。さあ続けましょう。」
嶋田「顔に似合わず武闘派だったか…」
辻「財団とやらは一体何を教えているんでしょうか。」
レグルス「う、腕が…折れた…痛い…。」
嶋田「人間には215本の骨があるのよ。1本くらい何よ!」
辻「ここにも鬼畜がいました。」
と少し様子がおかしいといいヴェルティが駆け寄り屈んでレグルスに何かを渡した…。
辻「ソネットさんからは見えませんね…。」(小声)
嶋田「何を渡しているのだろうか。」(小声)
と突然レグルスがヴェルティを突き飛ばしヴェルティから渡された物を弾けさせた。
「ドン!」
あたり一帯に赤い霧が立ち込める。
嶋田「霧が出てきたな…。」(範囲外)
辻「ミストさんはオレンジでしょう。」(同じく)
赤い霧がおさまったあと…
ソネット「私のミスで」
嶋田「した。」
辻「某連邦生徒会長はやめてさしあげなさい。」
ソネット「す。ですが…まだ間に合います。」
ソネット「ミスティ・バブルの範囲は、それほど広くありません。きっとまだこの区域にいるはずです!」
天気はどんどんひどくなる。最初は気にならない程度の雨粒だったが今ではすっかり傘が必要となってしまった。
ヴェルティ「ソネット…追跡を続ける気?『ストーム』が間もなく訪れる。早く戻らないと本当に間に合わなくなるよ。」
ソネット「少なくとも…この先の店舗だけでも、もう一度調べさせてください。」
懐かしい顔つき。思えば彼女は定期試験前は、いつもこんな風に頑なになる。
ソネットはどんどん深くなる水たまりを飛び越えながら百貨店の中へと消えていった。
嶋田「どうする?」
辻「ヴェルティさんについていきましょう。」
某理髪店
嶋田「やっぱり何か約束していたようだ。」
辻「いますね。」
ヴェルティ「改良していないミスティ・バブルは、独特な匂いを放つ。ソネットも、すぐにここにたどり着いてしまうだろうね。」
嶋田「どうりでさっきから変な匂いが漂うわけだ。」
辻「なんとも言えない香りですな。」
レグルス「ツイてないぜ…。」
嶋田「人はおおむね自分で思うほどには幸福でも不幸でもない。肝心なのは望んだり生きたりすることに飽きないことだそうだ。」
辻「孤独に歩め、悪を成さず。求めるところは少なく。林の中の象のように。」
レグルスに一緒にストームを乗り越えてほしいと言った直後、ヴェルティがおもむろにテーブルにあった男爵ひげを、レグルスの顔に押し当てた。
817:バーコードハゲ:2024/10/06(日) 22:02:36 HOST:KD113150061086.ppp-bb.dion.ne.jp
ソネット「タイムキーパー!何か進展は?」
ヴェルティ「ごめん…。」
ソネット「それは…つまり…。私が…任務失敗なんて…。」
嶋田「あれでバレないのHITMANの住人だけかと思ってた。」
辻「私もです。…ちょっぴり可哀想な気分。」
突然の雷で我に返ったソネットは、その『雨水』で濡れた己の革靴を見下ろした。
ピンク、黄色、青い雨が、まるで絵の具のように水中で入り混じりながら広がっていく。
建物は端から少しずつ溶け始め、まるで漫画のトーンを見ているかのようだ。
ソネット「タイムキーパー…。」
彼女は血の気がない顔で、こちらを見つめた。
ソネット「『ストーム』まであとどれくらい、ですか?」
ヴェルティ「十分だ。」
嶋田「十分前にはもうこんな感じになってしまうのか…。」
辻「1966年のロンドンもこれで見納めです。」
リチャード・ハミルトンのコラージュ作品が落ちてきて、彼女(ソネット)を水浸しにした。
彼女はしばしば固まったようだったが、慌てて深く頷いた。
ソネット「もう戻らねばなりません。今すぐにでも。…ご協力に感謝します、タイムキーパー。」
ソネットは振り返り、もと来た道へと走っていった。
レグルス「雨が…逆行している?」
嶋田「ついに来たな…」
辻「ええ…。」
レグルスはどうやらこっそり逃げるつもりだったようだが、その足は入口で止まり固まった。
彼女はそっと手を伸ばした。そして、雨水が地面から指の間を通り越して空中へと舞い上がっていくのを、困惑した顔で見つめた。
嶋田「最初の数回は我々もあんな感じだったかな。」
辻「…そうですね…。みんなを救おうとしても…」
ヴェルティ「きみにこの不可思議な現象が見えるのならば…きみは間違いなく、私が探していた人だ。…………予想外の人たちもいるようだけどね…。」
嶋田「なに!」
辻「ぬねの!」
ヴェルティ「おじさん二人の事だよ…。」
嶋田「おじさん…」(メンタルダメージ)
辻「まぁおじさんには代わりありませんが…。」(メンタルダメージ)
レグルスは後退りし、足元を掬われて水たまりに突っ込んだ。
何やら喚いていたが先ほどのメンタルダメージにより耳に入ってこなかった。
ヴェルティ「いい加減にして、止まりなさい!」
ヴェルティ「『ストーム』が訪れた。」
最後の刹那、間一髪のところでスーツケースを開けてレグルスとついでにメンタルダメージから復帰していない約2名を力任せに押し込んだ。
ヴェルティ「この世界をしっかり見届けて!」
腕の時計
00:02
00:01
00:00
ヴェルティ「私は彼らと違う…。私は…君を守りに来た…。」
1966,6/3 12:50→1929,2/14 07:00
第五話終了 to be continued
818:バーコードハゲ:2024/10/06(日) 22:06:44 HOST:KD113150061086.ppp-bb.dion.ne.jp
第五話終了します。ついにストーム発生いたしました。
というか1966年から1929年って四十年近くも飛びすぎぃ!と思ってる人も多いでしょうが残念ながら飛ぶ時代は完全にランダムです。だが一定の指向性はあるとは思うところ。
続いて神秘学者紹介に移ります。先ほども言った通り、日本人神秘学者紹介
819:バーコードハゲ:2024/10/06(日) 22:07:56 HOST:KD113150061086.ppp-bb.dion.ne.jp
神秘学者紹介コーナー
今回は実装されている唯一の日本人神秘学者
五色月(さつき)
をご紹介
五色月「安全な住まい、清潔な衣服、美味しい食べ物、落ち着いた仕事…全部全部、夢のようだなぁ。」
彼女の過去は少々複雑かもしれないが、今の彼女は字を覚えるのに熱心な若者でしかない。
CV東山奈央←金剛さん!
混血神秘学者
誕生日5月1日
年齢16
木本源、カフェーの給餌
調香 フローラルノート、アンバー、スズラン、クチナシ、ベルフラワー
ダメージタイプ メンタルダメージ
とある女の子
「土地を耕作するのは名誉なことだ」と考える人もいるだろうが、 真実はそれとは程遠いその人たちはただ不毛な土地に追いやられた労役にすぎないのだ。 孤児の少女が生きていくためには盗むしか手段がなかった。 「神秘術を使うコソ泥」、政府は彼女をそう呼んだ。 さらに、彼らは神秘学家を呼び寄せて少女を捕え、外すことのできない手枷をかけた。 神秘学家はこう告げた。
「この枷は一生外せない。 お前が自分から両腕を切り落とさない限り。その時、お前の命も尽きるがな」と。
数年の時が過ぎ、彼女はその場所を逃れ、華やかな街で居場所を得た。 「五色月」と呼ばれた彼女はとあるカフェーで女給として働き、新たな人生を始めた。 もしかしたら、ただの可能性だが、これはハッピーエンドを迎える少女のお話になるかもしれない。
オオザクラカフェー 御品書
カレーライス―――――三十銭
親子丼――――――――四十銭
オムライス――――――二十銭
エビフライ―――――二十五銭
チキンカツライス―――四十五銭
ビーフステーキ――――五十銭
ビーフシチュー――――五十銭
ハムサラダ――――――三十五銭
ライス――――――――十銭
コーヒー―――――――十銭
紅茶―――――――――十銭
パンバター付――――――十銭
御菓子――――――――八銭
.....
メニューは他の店と大して変わらないけど、 お店の女の子たちが可愛い!特にあの手枷をつけてる子、歩くとカランコロン鳴って面白い!
と不穏な前職ととりあえず良さげなカフェーの給餌をしている日本人神秘学者。バトルでは単体スペルとアルティメットで敵に「硬直」を付与できる。硬直は2スタック溜まると「石化」に変化する以外に、石化のターン数を増やす効果がある。そのため、石化を付与しやすいキャラと共に前線に立たせるのがいいだろう。
なお「石化」はリアルダメージを与えると解除されてしまうため、必然的にメンタルダメージオンリーとなる
ちなみに英語ボイスも追加されていて言語を英語にすると東山さん渾身のジャパンイングリッシュが聞ける。
あとボイスで
雷神の 少し響みて さし曇り 雨もふらぬか 君を留めむ
雷神の 少し響みて ふらずとも 吾は留らむ 妹し留めば
やら
二人の紳士は、立派な料理店へ入っていき...
とか
なくな雁 今日から我も 旅人ぞ
など言うため
少なくともイーハトヴ童話 注文の多い料理店が発行された1924年(大正13年)にはもういたものと思われる。
820:バーコードハゲ:2024/10/06(日) 22:09:58 HOST:KD113150061086.ppp-bb.dion.ne.jp
以上です。
2つともwiki掲載は自由です。
ちなみに場所もロンドンからニューヨークマンハッタンに変わる鬼畜っぷり。
最終更新:2026年01月09日 22:41