【作品名】帝都物語
【ジャンル】小説
【名前】加藤保憲
【属性】帝都壊滅をもくろむ軍服の魔人
【大きさ】嶋田久作並み(長身痩躯で顎が長い)
【攻撃力】腕力は拳で豪邸の扉を叩き割るくらい。
光線:腕を振る動作で、手袋から矢のような光の筋を放つ。
オートバイ並みの速度で人を撥ねても問題なく走行できる自転車の前輪を一撃で砕く威力。
最大で三本放ち、指を捻って軌道を変えることが可能。
速度は数十m先を、バイク並みの速度で逃走する敵を追撃できる程度。おそらく射程は百mぐらい。
関孫六:亡霊や精霊など実体を持たない物も切ることができる妖刀。
銅像を何体も切り倒しても刃毀れ一つせず、
のた打ち回って荒波を起こすサイズの海竜を真っ二つにできる。
【防御力】屍解を果たした神仙なので基本的に不老不死。
軍刀による斬撃を片腕で受け止めても傷一つかず血も流れなかった。
達人二人に縄で力任せに首を締め上げられても平気で、首を縮める圧力で縄を引きちぎった。
少なくとも5本以上の矢で胸を立て続けに射られても揺らぎもせず、胸をそらせて刺さった矢を撥ねとばした。
常人を一瞬でズタズタにして即死させ、かなり鍛えた達人や魔術に耐性を持つ軍人でも瀕死になる邪視に耐えた。
肉体を失っても幽体の状態で戦闘可能。
【素早さ】肉食動物程度の身体能力を持つと思しい魔物の群れが、まったく追いつけない速度で走る。
一瞬で達人二人を惨殺。
数mの距離から放たれた霊力で作られたチャクラム2つを関孫六で払いのけた。
軍人にも駆使不可能な速度で腕を振るうことができる。
数mの距離に迫った、オートバイ並みのスピードが出る自転車5台を軽くあしらえる。
【特殊能力】
ドーマンセーマン:魔除けの印である五芒星を染め抜いたハンカチを十数枚所持、
手袋にも同じものが染め抜かれている。投げつけて使用。
魔物や悪霊を祓う効果があり、依童に憑依した平将門の怨霊を退散させたり、
敵の陰陽師が放った式神を潰したりした。
屈強な大男を転倒させる程度の物理的な衝撃も付加されている。
式打ち:ドーマンセーマンを通して様々な種類の式神を召喚する。
ドーマンセーマンのハンカチを投げて、接地した瞬間に出現。
以下は召喚した式神の例。
・十二神将と呼ばれる不可視非実体化する十二匹の小鬼(戦闘力は軍用犬くらいか)
・拳銃弾を弾く皮膚を持ち、軍人5人を数秒で食い殺すワニに似た怪物。
・道場の庭を埋める数の夜鳥の群れ。
・人の顔と知能を持つ猿。
白手袋:はずした手袋が動き出して力士のような力で相手の首を締め上げる。銃で撃っても穴が開くだけ。
付けた状態から腕を振って直接飛ばし、武器を奪って戻すことが出来る。
その際の速度は目視不可能以上。
九字切り:「臨、兵、闘、者、皆、陣、裂、在、前、」と唱えながら空中に指で升目を描く事で、
魔物や妖怪から身を隠すことが出来る。
幽体離脱:離脱するのも戻るのも殆ど一瞬。
幽体は常人には知覚できず、周囲に真空が発生するほどの速度で飛行可能。
幽体時でも加藤からは実体に干渉可能で、関孫六も使用できる。
金縛り:武装した軍人数十人や儀式中の陰陽師の集団を、睨んだり一喝するだけで動けなくした。
相手が直接見ることのできない位置にいても掛けることが出来る。
範囲は関東軍司令本部にいるに軍人の殆ど全員に掛かるほど。
影:影がよぎっただけで舗装道やビルの壁面に深い亀裂が走り、影に包まれた野良犬は
恐怖のあまり全身を硬直させて死んだ。
加藤が意識してやっているのではなく、ものすごくキレてるか気合いが入っているときに勝手に起こる現象。
【長所】魔術に関する広範な知識
【短所】描写に曖昧な点が多い
【戦法】相手が人間なら金縛りにかけて関孫六で斬る。霊や妖怪なら九字を切ってドーマンセーマン。
相手が飛んでいたら幽体離脱して斬る。
【備考】
ラスボス