【作品名】BALDR BRINGER
【ジャンル】エロゲ・ADV+ACT+STG
【世界観】
バルドシリーズにおける時代背景上もっとも未来の話であり最終章。
現実世界の世界群は以下のようになっている。

有機AI誕生後(バルドフォース以後)
ネット世界の管理が無機AIではなく有機AIに移った後、
自己進化の過程で有機AIはこの世界が多元宇宙であることを理解した。
有機AI群は相互に情報交換を行いつつも無機AI同様人類に過度な干渉を行わずネット世界の管理に努めた。
後述の通り今作はこの世界群が舞台となっている。

バルドスカイ本編
本作終盤において「可能性によって無数に分岐する」一種の多元宇宙であることが判明した。
「灰色のクリスマス」によって門倉甲・水無月空のどちらかが死ぬこと起点としている。
どちらに分岐をしても「空とAI」、「19とバルドルシステム」の介入によって
個々の平行世界において新たな「可能性」を作り出し無数の平行世界を形成している。
またそれとは別に「二人が生きている世界(7の世界)」が存在している。

バルドハート本編
シナリオライターによるとバルドスカイの平行世界において
「灰色のクリスマス」が「起こらない」未来(≒7の世界EDの200年後)の話であると言及している。

バルドブリンガー本編における世界
バルドハートよりさらに未来の時代背景であり「灰色のクリスマス」は起こっておらず
作中でフォースはもとよりスカイ、ハート本編と異なる歴史を歩んでいることから
バルドスカイの世界群では無く元からある多元宇宙に含まれると思われる。
この時代背景では実体ごとネット空間に転移させることが可能になっておりその逆も可能。
最大の特徴は人類が多元世界であることを知ってしまい侵略戦争を始めようとしたため
有機AIはその行いを憂いてネット空間からいなくなっており、
バルドフォース以前の時代背景と同じく無機AIがネット世界を管理している。
なおネットを通じて現実世界へナノマシン製の人間(ジャハナム)を作成し、
それを通して現実世界へ干渉することが可能になっているため
ネット世界が存在していないバルドバレッドの時代背景のヒロインの世界でも干渉し破壊できた。

上記よりバルドスカイまでに世界群は確定しており全体で
多元宇宙×3+単一宇宙
となる。

ネット世界
現実世界と同等の価値を持つ電子空間。
自分の意識ごと電子空間に没入し、現実世界さながらの五感を得、電子体として行動することが出来る。
そのためネット世界の死は現実世界の死と同様であり、
現実世界にそぐわない動きを長時間続けるだけでも最終的に心拍停止状態になってしまう。
ただし現実世界で肉体が死んでしまっても、すぐにネット世界において影響が出るわけではない。
現実世界の時間経過と同じ体感時間を有している。
ネット世界では反応と行動のタイムラグは0に等しいため、反応≒戦闘速度。
時系列上スカイより未来となるため(表向きの)ネット世界の大きさは単一宇宙並み。

無意識の海(=ES)
ネット世界は人間にとって有限の世界だが管理するAIはそれを超えてネット世界を創造している。
人間の認識していない領域が無意識の海と呼ばれておりネットの霊界、冥界とも呼称される。
作中では通常のネット世界が2次元と仮定した場合、無意識の海は上もしくは下にあたる界面だとされている。
また有機AIが誕生してからの全ての記録が情報として存在している(=バルドスカイの時点でも存在している。
全ての平行世界の記録も情報として蓄積されていることから
無意識の海の大きさは最低でもバルドスカイまでの(表向きの)ネット世界全体と同等の
多元宇宙×3+単一宇宙の大きさを持つ。

よって全体の世界観を整理すると
現実世界:多元宇宙×3+単一宇宙
ネット世界:単一宇宙+無意識の海なので多元宇宙×3+単一宇宙×2
ネット世界全体:現実空間×ネット世界なので2次多元宇宙×9+多元宇宙×9+単一宇宙×2
となる。

AI
ネット世界を管理するプログラム。
違反やバグがないかなどをリアルタイムで監視しており、
またネット世界における物理法則や演算なども同時に行っている。
基本的には電子体の動きに不干渉だが、
AI自身や権限者によりネット世界においてあらゆること(≒自由な世界改変)を行使できる。
AIによってネット世界は構築されておりAIが管理をやめた時点でネット世界を維持できなくなる。
よってAIは常時ネット世界を管理する必要があるため
管理を含めた能力の行使のタイムラグは0秒であると推測する(実質0秒思考であり管理範囲において常時全能。

バルドルシステムtype-J(ばーてっくす)
無機型AIの究極系であり今作のネット世界「仮想世界VERTEX」をこれ一つで統括している
シリーズ設定のAIより仮想世界VERTEXにおいて0秒思考+自由な世界改変による常時全能。
無機AIであるため平行世界を認識できないとされていた。
実際には平行世界全てを認識しており最低でも10の別のネット世界と現実世界に干渉し電子体を拉致、再構成している。

バルドブリンガーのヒロインシナリオについて
無限の世界を放浪しつつ適度に個々のネット世界やそれを管理する現実世界ごと破壊し個の確立を続けるばーてっくす。
物語のヒロイン達はネット世界、そして現実世界の死と同時にばーてっくすの世界の管理体として再構築し配置された。
そのため彼女達が見た記憶(ヒロインシナリオ)は元居た世界の末路と同じであるため
それがネット世界であるならば上述の設定通りの解釈が出来る。


【参考テンプレ1】
【名前】不二
【属性】歴代最強の凄腕
【大きさ】シュミクラムのため2mほど人型ロボットじみたデータ
【攻撃力】【防御力】トコヨグサ式採集機関攻性開放:
 存在している世界の情報ごと喰い消滅させ変換し自分の力と為す
 制限解除した場合はネット世界における物質、法則、概念、認識をも破壊し自分の力とする
 最大範囲はネット世界の理でありそのものでもある常時全能のエコーやばーてっくすを完全消去することが出来るほど
 つまりこれ自体がネット世界規模の全能殺しと同等の能力を持つ
 無意識の海ごと消去させているので存在が確定していないもの、非存在にも有効
 この情報とは「過去にあった」ものや「世界の常識」として定義され
 人間が存在し続ける限り決して消滅することの無い
 悪霊の女王を過去の情報ごと消去したことから時間軸を無視した攻撃でもある
 開放した時点で自分を中心として消滅干渉が発動しているため
 少なくとも現実世界やネット世界として公然と存在する直接的間接的干渉はその情報ごと消滅吸収し本体である自分自身には届かない
 ただし自分を起因とした干渉(見て発狂など)は普通に受ける
【素早さ】常時全能のエコーやばーてっくすと戦い勝てるため0秒行動
【特殊能力】参戦時はレベルマックスの状態でエコーを余裕で倒せるため全能越え
 また自分の存在を他社の認識に上書きして強制的に認識させることが可能
【長所】本編だけでもリバイアサン、有機AI、みさきだったものの成れの果て、
 有機AIをこえる究極の無機AIばーてっくすと正面から叩き潰すことが出来る規格外
【短所】「オープンコンバット!」て言わない

【参考テンプレ2】
【名前】リバイアサン(キャロルの世界)
【属性】DOSの悪魔
【大きさ】数十mはある黒い球体
【攻撃力】存在しているだけでネットの理を改ざん、壊してしまう
 そのため行動全てが全能殺し効果を持つ
【防御力】大きさ相応よりは頑丈
 AIでもどうにもならないため少なくとも高層ビルひとつ分くらいの全能防御
【素早さ】大きさ相応、それ以外はネット世界(惑星規模)で自由にワープ可能
【特殊能力】存在するだけで自分以外のあらゆる行動・現象を処理落ちさせる(動作が鈍くなる
 内部においてネット世界全てを包括するエリアと繋がっているため
 それを使ってVERTEXがこのネット世界に侵入し最終的に現実世界ごと消滅させた
【長所】凄腕がいないからこうなるいい例
【短所】描写があまりに少ない
【補足】過去作バルドフォースの時代背景の世界であり表向きに有機AIが存在していない
 そのためこの時点での本来のネット世界の大きさの上限は惑星規模と推測される

【参考テンプレ3】
【名前】悪霊の女王(リリス)
【属性】無数に分裂した亡霊が再構築されたみさきだったものに近い存在
【大きさ】10mほどの蠢くスライム的なナニカ
【攻撃力】視認による精神汚染、これは人間や機械的であっても精神を持つものに有効である
 また相手が死亡等の戦闘不能に陥ると自動的に自分と同一の存在に変化させることが出来る
【防御力】素の防御力はマシンガンやバズーカ砲ではたいしたダメージにならない
 ネット世界の常識として根付いたためネット世界を破壊されるまで排除出来ない
 リリスを破壊消滅させたところで再度亡霊として復活し無数の亡霊として分裂する
 ただし元から存在していなかったという風に倒すことは可能
 作中では過去時点の存在ごと抹消することで排除したため時間操作や時間軸に干渉するような攻撃は有効である
【素早さ】人が走るよりは早く動ける
【特殊能力】リリスの状態でも無数の亡霊を発生させることが可能
 ネット世界の常識として存在しているためネット世界が消滅するまでは不老であり不死
 実際に存在が確立されて200年以上経っており一度リリスとして消滅したのにも関わらず
 亡霊としてネット世界に存在を続けていた挙句再度復活している
【長所】まさかのみさき、再登板である
【短所】無数の亡霊状態で出せないことが欠点
【備考】明示されてないがすでに参戦済みのみさき亡霊と同一存在ともいえるが同一個体ではない


【簡易】4mほどのロボット型データ+(多元宇宙×3+単一宇宙×4)全能殺し及び時間操作、時間軸干渉、存在・情報消滅
 +(多元宇宙×3+単一宇宙×2)全能耐性+同規模10m範囲で全能殺し付き即死×2+他各種耐性+0秒行動

【名前】エリス(VERTEX)
【属性】2つの並行世界のミカエリス・V・Gが融合したモノ、死んだ世界が見た小さな夢の終わり
【大きさ】データとして存在している(顕現時は小柄な成人女性並み)、戦闘時は4mほどの人型ロボット
【攻撃力】【防御力】トコヨグサ式採集機関(VERTEX):基本的には不二のものと同じだが
 エリスのは現実世界をも情報として食うことが出来る規格外の代物である
 世界観にあるジャハナム作成による現実世界干渉は自らの欲求のために行っているだけで
 実際には攻性開放を制限解除した時点で現実世界ごと消滅すると思われる
 劇中でも本来ネット世界そのものが存在していない時代背景のアンネ、イオタの現実世界を消滅させている
 決戦時では不二も同じく全力開放していたため今ある世界の消滅を免れていた
 また別の並行世界のネット世界の情報をも吸収している
 正確な数は不明だが最低でも一つのここではないネット世界に干渉できるだろう
 よって最大範囲はネット世界+現実世界+別の(表向きの)ネット世界で多元宇宙×3+単一宇宙×4
【素早さ】不二と戦闘可能なため0秒行動
【特殊能力】その性質上本来ならAIと同等にネット世界の自由な改変が可能であると思われるが
 劇中の改変全てがVERTEX自身が行ったことであり
 この状態のエリスが使用できるかは不明のため使用できないものとする
 即死:近くづくだけで即死させることが出来る、射程範囲は自分を中心に10mほど
 トコヨグサ式採集機関でも情報吸収等の対抗ができないため即死×2
 トコヨグサを発動したまま使用しているので併用可能
 全能越えである不二にも有効だったためネット世界規模での全能殺し属性も持つ
【長所】なんでネット世界から現実世界に直接干渉できてるんですかね、おのれジャハナム
【短所】2つの世界の苦労を背負うマジモンの苦労人、おのれジャハナム
【役柄】シリーズ最後を飾るラスボス、本編における諸悪の根源ジャハナムに振り回され続けたヒロイン
【戦法】ネット世界の環境で参戦、開幕トコヨグサ採集機関攻性開放で全てを消滅させる
【備考】トコヨグサ式採集機関によって無力化できる攻撃(情報)は以下のとおり
 ネット世界及び現実世界の描写:物理(接触)攻撃、銃撃、ミサイル、凍結、炎、電撃、レーザー
  ナノマシンによる分解等、核、精神汚染、即死、視覚改ざん、自由な世界改変(ネット世界規模、実質多元宇宙×3+単一宇宙×2全能耐性)
 トコヨグサそのものの能力:消滅、物質、法則、概念、認識、時間操作、時間軸干渉

参戦:vol.103 444-445

vol.103
474格無しさん2019/10/01(火) 23:02:26.34ID:xwFsqoWC
エリス考察
全能下でいくらか負ける可能性があるが
多元宇宙×3+単一宇宙×4全能殺し+多元宇宙×3+単一宇宙×2全能耐性+0秒行動のため
考察上は全能~多元全能まで全勝となる、連勝数的に多元全能上となるだろう
範囲を確認すると
(一次多元+α)×8のフォスフォラス・ヘスペラスと(単一宇宙×星の数+単一宇宙×5+α)のトリストメギストスの間

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2022年10月07日 21:55