IT関連の歴史
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年表(主な出来事)
- 1642年
【機械式計算機】パスカル「Pascaline」 ☆ - 1671年
【機械式計算機】ライプニッツ「Step Reckoner」 ☆ - 1820年
【機械式計算機】トーマス「Arithmometer」 ☆ - 1830年頃
【ソフトウェア】バベッジの解析機関、エイダ・ラブレスがプログラマの最初だとされる ☆ - 1837年
【通信】モールス、電信機の発明 ☆ - 1868年・明治元年
- 1869年
【通信】東京・横浜で電報取り扱い開始(日本の電信創業) ☆ - 1874年
【タイプライタ】レミントン、商業的に成功した初のタイプライタ「Remington No.1」 ☆ - 1876年
【電話】ベル、電話の特許取得 ☆ - 1878年
【機械式計算機】オドネル「Original-Odhner」その後の機械式計算機のベース ☆
【レジスター】リッティ、金銭登録機(キャッシュレジスター)の発明 ☆ - 1884年
【レジスター】パターソン、NCR創立 ☆ - 1885年
【政策】逓信省創設 ☆ - 1887年
【パンチカードシステム】ホレリスカード開発 ☆ - 1890年
【電話】東京-横浜で電話サービス開始 ☆ - 1895年
【通信】マルコーニ、無線電信を発明 ☆ - 1897年
【通信】松代松之助、無線電信機を開発 ☆ - 1898年
【コンピュータ以前】ヘンミ計算尺開始 ☆ - 1900年・明治33年
- 1901年
【タイプライタ】「Underwood No.5」20世紀前半の機械式タイプライタのステレオタイプ ☆ - 1902年
【機械式計算機】矢頭良一「自働算盤」 ☆ - 1905年
【パンチカードシステム】川口式電気集計機。日本最初のタブレータ ☆ - 1906年
【通信】最初の専用線サービス開始 ☆ - 1907年
【計算尺】逸見治郎、孟宗竹を用いた計算尺を開発 ☆ - 1911年
【パンチカードシステム】C-T-Rカンパニー(IBMの前身)設立 ☆ - 1912年・大正元年
【通信】鳥潟右一ら、世界初の無線電話実用化 ☆ - 1914年
【パンチカードシステム】Powers Tabulator開発 ☆ - 1915年
【タイプライタ】杉本京太、「邦文タイプライター」を発明 ☆ - 1919年
【テレタイプ】モークラム、商業的に成功した最初のテレタイプ「テレタイプ」 ☆ - 1922年
【電動計算機】モンロー「Monroe KA-161」。最初の電動計算機
30年代になるとマーチャントやフリーデンも開発。 ☆ - 1923年
【機械式計算機】大本寅治郎「タイガー計算器」 ☆ - 1925年
【通信】東京放送局(JOAK)仮放送開始 ☆
【パンチカードシステム】この頃から、日本で米国のパンチカードシステム輸入が相次ぐ ☆ - 1926年・昭和元年
【電話】日本初の自動交換方式 ☆
【レジスター】間宮精一、日本最初のレジスター開発 ☆ - 1927年
【社会・経済】最初のコンビニ「サウスランド・アイス」(セブンイレブンの前身) ☆ - 1933年
【電話】受話器と送話器が一体に ☆ - 1935年
【タイプライタ】IBM、「Electric Typewriter Model 01」
「ゴルフボール」使用。電動タイプライタの本格的な生産時代へ ☆ - 1939年
【電動計算機】フリーデン、「Friden Model ST」。 この頃、電動計算機は全自動に ☆ - 1941年
【社会・経済】太平洋戦争勃発 - 1945年
【社会・経済】太平洋戦争終戦 - 1946年
【コンピュータ】ENIAC(黎明期のコンピュータ) ☆ - 1949年
【政策・標準】ウッドランド、シルバー、円形シンボルの特許出願(最初のバーコード) ☆ - 1952年
【政策】日本電信電話公社発足 ☆
【電話】「赤電話」設置(積滞数の増加慢性化への対処) ☆
【通信】アマチュア無線禁止の解除 ☆
【電動計算機】この頃、電動計算機の輸入が相次ぐ ☆ - 1955年
【コンピュータ】IBM、磁気コアメモリを初めて採用「IBM 704」 ☆
【ソフトウェア】IBM「AUTOCODER 」一般公開された最初のアセンブラ ☆
【コンピュータ】東京証券取引所と野村證券、UNIVAC120導入(日本最初の商用コンピュータ導入)
1950年代後半は、国産機は研究段階で実用機としては不十分なため米国からの輸入機に頼っていた。 ☆
【電話】「青電話」硬貨利用の公衆電話機。その他「赤電話」、「ピンク電話」 ☆ - 1956年
【コンピュータ】FUJIC(岡崎文次、日本初のコンピュータ) ☆
【コンピュータ】最初の磁気ディスク装置(IBM、305 RAMAC) ☆
【社会・経済】スーパー出店相次ぐ。西友(1956)、ダイエー(1957)、イトーヨーカ堂(1958) ☆ - 1957年
【コンピュータ】沖電気・富士通など、紙テープ・紙カードの読取装置・さん孔装置を開発 ☆ - 1958年
【ソフトウェア】科学技術計算用言語「FORTRAN」、最初の第3世代言語 ☆ - 1959年
【コンピュータ】IBM 7090(科学技術計算用、大型機)、IBM 1401(事務処理用、中型機)第2世代 ☆
【コンピュータ】米DEC社「PDP-1」世界最初のミニコンピュータ ☆ - 1960年
【コンピュータ】国産コンピュータ産業の台頭
1950年代末から1960年代初頭にかけて、コンピュータ開発の主流は大学や研究所からメーカーに移行した。 ☆
【政策】日本電子計算機(JECC)設立(メーカーから買い取り、ユーザにレンタルする制度) ☆
【ソフトウェア】IBSYS(IBM7090用にIBMが開発した最初の本格的OS) ☆
【ソフトウェア】IBM、COBOL(第3世代言語、事務処理用)
1960年前後に第3世代言語(高級言語、コンパイラ)が続々開発 ☆、 ☆ - 1961年
【コンピュータ】八幡製鉄、IBM 7070、IBM 1401導入
国産機も普及しつつあったが、大規模用途では機能も性能も不十分であった ☆
【コンピュータ】日立製作所、RCAと技術提携 技術を習得するため、国産メーカー(富士通以外)はそれぞれ米国メーカー(IBM以外)と技術連携を進めた。 ☆
【コンピュータ】オフィスコンピュータの誕生。カシオ「TUC」、NEC「NEC 1201」、ウノケ電子(現PFU)「USAC 3010」 ☆
【パソコン】エンゲルバート、マウスのアイデアを公表 ☆
【通信技術】MIT、CTSS(Compatible TSS)開発 ☆
【通信技術】クラインロック、パケット交換に関する論文 ☆、 ☆
【レジスター】NCR「22号レジスター」 1960年代でのベストセラーとなった機械式レジスター。金銭登録機の完成形といえる。 ☆ - 1962年
【社会・経済】米ウォルマート1号店 ☆ - 1963年
【テレタイプ】Teletype社、ASR-33(Teletype Model 33)
テレタイプの完成段階。コンピュータ端末としても広く利用される ☆ - 【電卓】世界最初の量産電卓「Anita
Mark8(Anita C/VIII)」 ☆
- 1964年
【利用】国鉄(現JR)座席予約システム「MARS101」(日本初のオンラインシステム)、IBM、東京オリンピックでオンラインシステム稼働 ☆、 ☆
【コンピュータ】●IBM「システム/360」発表 ☆
【ソフトウェア】OS/360。汎用コンピュータOSの基本的機能となる ☆
【コンピュータ】東京大学大型計算機センター、HITAC5020導入 1960年代中頃になると、国産メーカーは大型機分野でも力をつけ、1960年代末には輸入機と肩を並べるまでになった。 ☆
【コンピュータ】最初の商用スーパーコンピュータ「CDC6600」 ☆
【通信技術】ダートマス大学でTSS開発 ☆
【ソフトウェア】ミニコンでのTSSプログラミング言語「BASIC」 ☆
【タイプライタ】この頃、日本の輸出額の80%は欧文タイプライタになる。 ☆
【電動計算機】この頃には電卓や汎用コンピュータにより、電動計算機は衰退の時期に ☆ - 1965年
【コンピュータ】富士通「FACOM230-10」、日立「HITAC-8100」(小型汎用コンピュータで独自の機能) ☆
【社会・経済】「いざなぎ景気」はじまる(~1970年) - 1966年
【政策】大型技術研究開発制度発足、1968年、超高性能電子計算機研究組合発足
IBM360シリーズの上位機種への対抗機開発を目的。このような国産機振興策が強力に進められた。 ☆ - 1967年
【通信技術】KDDI、インテルサット2号により商用衛星通信開始 ☆
【電卓】シャープ「CS-16A」世界初のMOS・IC採用電卓 ☆ - 1968年
【政策】訪米MIS視察団提言、MISブーム起こる ☆、 ☆
【社会・経済】国民総生産(GNP)が西独を抜き米に次いで第2位に(2010年に中国に抜かれ3位に)
【モバイル】東京23区でポケットベルのサービス開始 ☆ - 1969年
【コンピュータ】IBM、ハードとソフトのアンバンドリング ☆
【コンピュータ】日本でのミニコン元年。各社がミニコン発表 ☆
【インターネット】●ARPANET発足(インターネットの前身) ☆
【電話】プッシュホンサービス開始 ☆
【政策】情報処理技術者認定試験制度 - 1970年
【社会・経済】大阪で日本万国博覧会開催
【コンピュータ】IBM「システム/370モデル155,165」発表。LSIを用いた第3.5世代 ☆
【コンピュータ】1960年代末から1970年代に、オフィスコンピュータとしての独自発展 ☆
【コンピュータ】DEC「PDP-11」1970年代ミニコンピュータの標準 ☆
【ソフトウェア】UNIXの誕生 ☆
【利用】プッシュホン利用による計算サービス「DRESS」「DIALS」開始、1971年「DEMOS」
1970年代を通して電話の多機能化が進む ☆、 ☆
【電卓】カシオ「Pocketronic」世界初のポケット電卓 ☆ - 1971年
【政策】国産コンピュータ・メーカーを3グループ化 ☆
【社会・経済】ニクソンショック
【コンピュータ】インテル、世界初のマイクロプロセッサ「4004」 ☆
【コンピュータ】IBM、8インチ フロッピーディスク開発、容量128kB ☆
【レジスター】ECR(電子式レジスター)の出現
NCR「230-101 ECR」、東芝テック「マコニック(BRC-30B)」 、シャープ「ER-40」 など ☆ - 1972年
【政策】公衆通信回線でのデータ通信の利用制限撤廃
第1次通信回線開放、計算センターのオンライン利用が可能に ☆
【ソフトウェア】初期のオブジェクト指向言語「Smalltalk」 ☆
【電卓】カシオ「カシオミニ」軽量化、低価格競争に勝った電卓 ☆
【パソコン】この頃、ボールマウスの発明 ☆ - 1973年
【パソコン】IBM、ウィンチェスター型HDD開発 ☆
【パソコン】CP/M[Digital Research]最初のパソコン用OS ☆
【ソフトウェア】C言語 ☆
【LAN】米ゼロックス、イーサネット開始 ☆
【社会・経済】第1次オイルショック
【電卓】シャープ「EL-805」最初の液晶電卓 ☆
【機械式計算機】タイガー、機械式計算器の生産完了 ☆
【政策・標準】UPCコード(Universal Product Code)制定 ☆ - 1974年
【ソフトウェア】IBM「MVS」多重仮想記憶を実現
富士通「MSP」、日立「VOS3」など汎用コンピュータの業界標準となる ☆
【ソフトウェア】UNIX、AT&TとBSDの間で本家争い始まる(~1996年) ☆
【政策】郵政省、第1回通信白書を刊行 ☆
【社会・経済】戦後初のマイナス成長、狂乱物価
【社会・経済】コンビニ出店相次ぐ。ファミリーマート(1973)、セブンイレブン(1974)、ダイエーローソン(1975) ☆ - 1975年
【パソコン】米MITS社、最初のパソコン「Altair 8800」 ☆
【社会・経済】完全失業者100万人突破(不況深刻化)
【政策】コンピュータの資本・輸入完全自由化 ☆ - 1976年
【コンピュータ】最初のベクトル型スーパーコンピュータ「CRAY-1」 ☆
【パソコン】NEC「TK-82」など国産パソコンキット ☆
【電卓】シャープ「EL-8026」最初の太陽電池付電卓 ☆
【LAN】世界初のルータ「IMP」 ☆ - 1977年
【パソコン】アップル Apple II(最初のオールインワンパソコン) ☆
【パソコン】アラン・ケイ、タブレットPCに通じるDynabookの構想 ☆
【セキュリティ】「電子計算機システム安全対策基準」
【コンピュータ】国産メーカー、ハードとソフトのアンバンドリング ☆ - 1978年
【コンピュータ】JIS漢字コード(JIS C 6226:1978)設定。急速に日本語の取り扱いが進む ☆
【パソコン】インテル社、16ビットMPU8086開発 ☆
【パソコン】国産各社が相次いで8ビットパソコンを発表 ☆
【ワープロ】東芝、最初のワープロ「JW-10」 ☆
【政策・標準】JANコード(Japanese Article Number)制定 ☆ - 1979年
【社会・経済】第2次オイルショック
【コンピュータ】IBM、システム/4300シリーズ、第4世代へ ☆
【コンピュータ】IBM対抗者に成長した国産メーカー
コンピュータ関連売上高で富士通が日本IBMを抜く。1985年にはコンピュータ設置金額でも日本IBMを抜く。 ☆
【通信】電電公社、DDXサービス開始 ☆
【通信】CompuServe、最初の大規模パソコン通信サービス ☆
【電話】コードレス電話(親子電話) ☆ - 1980年
【パソコン】ソニー、プラスチック容器に格納された3.5インチ フロッピーディスク開発 ☆
【ワープロ】NEC「文豪」、富士通「OASYS」、シャープ「書院」(1981)などワープロ専用機の普及 ☆
【PDA】シャープ ポケットコンピュータ「PC-1210/1211」。PDAはポケコンと電子手帳から始まる ☆
【通信技術】モデムV.22規格。1,200bps ☆
【利用】一般ビジネス用途でのTSS利用の普及 ☆、 ☆ - 1981年
【政策】スーパーコンピュータプロジェクト開始
1982年、富士通「FACOM VP-100/200」、日立「HITAC S-810」、1983年、NEC「SX-1,SX-2」 ☆
【オフコン】NEC「N5200」、富士通「FACOM9450」など本格的オフコンの出現。1980年代はオフィスコンピュータの全盛時代。 ☆
【パソコン】NEC「PC-8800」など、各社高性能8ビットパソコン ☆
【パソコン】三菱電機、国内での最初の16ビットパソコン「MULTI 16」。初のパソコン用HDD「M4863」(5.25インチ、最大10MB)を開発し外付けで接続 ☆、 ☆
【パソコン】●IBM-PC。16ビットパソコン、パソコンのビジネス利用の認識高まる。 ☆
【パソコン】PC-DOS 1.0/MS-DOS 1.0 ☆
【パソコン】初の光学式マウス開発。当時は専用のマウスパッドが必要で普及せず(1999年にパッド不要となる) ☆
【インターネット】TCP/IPが全面的に公開 ☆、 ☆
【インターネット】CSNET開始(米学術用ネットワーク) ☆ - 1982年
【政策】第5世代コンピュータ・プロジェクト開始 ☆
【コンピュータ】日立・三菱電機、IBM産業スパイ事件 ☆
【政策】第二次回線開放。計算センターや中小企業VANが可能に ☆
【通信】日本でパソコン通信サービス始まる ☆
【パソコン】NEC、「PC-9801」。パソコンOSではMS-DOSが優勢に ☆
【社会・経済】セブンイレブン、POS導入、第2次総合店舗情報システム ☆ - 1983年
【ワープロ】ジャストシステム「JS-Word」(一太郎の前身)パソコンのワープロソフトの普及 ☆
【パソコン】Apple(Lisa用)やMicrosoftがマウスを発表
1980年代後半にかけてマウスが普及 ☆
【LAN】同軸ケーブルの仕様「10BASE-5」 ☆ - 1984年
【パソコン】IBM 5550。ビジネス用多機能パソコン ☆
【パソコン】IBM、PC/AT。パソコンの標準となり多くのAT互換機が出現する ☆
【パソコン】東芝、世界で最初のノートパソコン「Dynabook J-3100SS」 ☆
【ソフトウェア】オープンソースソフトウェアの意見高まる(GNU、FSFなど) ☆
【通信】高速デジタル専用線サービス開始 ☆
【インターネット】JUNET(日本最初の研究用ネットワーク) ☆
【インターネット】インターネット全体にDNSを採用 ☆
【LAN】IBM、トークンリングLAN開発 ☆
【LAN】OSI参照モデルの仕様、ほぼ完成 ☆
【セキュリティ】コーヘン、「ウイルス」という言葉を初めて使用。ウイルスの牧歌的状況 ☆ - 【LAN】OSI参照モデルの仕様、ほぼ完成
☆
- 1985年
【社会・経済】つくば科学万博
【社会・経済】プラザ合意 【セキュリティ】システム監査基準
【政策】「情報処理システム監査技術者試験」
【政策】●電気通信事業法施行、回線自由化、NTT民営化 ☆、 ☆
【利用】SIS概念の普及 ☆、 【政策】Σプロジェクト開始 ☆
【パソコン】東芝、世界初のラップトップパソコン「T-1100」 ☆
【パソコン】インテル社、Intel 80386MPU ☆
【パソコン】NEC、パソコン内蔵HDD「D3116/D3126」(3.5インチ) ☆
【パソコン】舛岡富士雄(東芝)フラッシュメモリ発明。1989年にモーランはそれを利用してUSBメモリ発明 ☆
【パソコン】Windows 1.0 ☆
【テレタイプ】Teletype社解散、テレタイプの終焉 ☆ - 1986年
【ソフトウェア】RDBプログラミング言語「SQL」。1976年のSEQUELを共通化 ☆
【パソコン】コンパック、32ビットパソコン「Deskpro 386」 ☆
【通信】NEC「PC-VAN」,1987年、ニフティ「Nifty-Serve」など、パソコン通信の離陸 ☆
【インターネット】WIDEプロジェクト(日本初のIPネットワーク) ☆
【社会・経済】米ウォルマート、P&Gと「製販同盟」を開始 ☆
【セキュリティ】世界初のコンピュータ・ウイルス「パキスタンブレイン」 顕示欲満足が目的の時代 ☆ - 1987年
【社会・経済】ニューヨーク株式市場ブラックマンデー
【コンピュータ】アップル、MacintoshにCR-ROM搭載。1988年、NEC、CR-ROMドライブを発売 ☆
【ソフトウェア】最初の軽量プログラミング言語「Perl」 ☆
【モバイル】松下、NEC「TZ802b」最初の携帯電話 ☆、 ☆
【政策・標準】集合包装用商品コード(物流ITFシンボル)の制定 ☆ - 1988年
【パソコン】国内各社、5インチMO(光磁気)ディスク(両面650MB)発売。1909年には3.5インチ(片面128MB)、1995年頃には3.5インチ、640MBが主流に ☆
【通信】ISDN(サービス総合ディジタル網)開始 ☆
【LAN】NOVELL、NetWare(ネットワークOS) ☆ - 1989年:平成元年
【利用】野村、山一証券など大手証券会社、第3次オンラインシステム導入相次ぐ ☆、 ☆
【コンピュータ】NEC「SX-3」世界最高速スーパーコンピュータ
その後1990年代の中頃までの世界最高速機は日本の独壇場に ☆
【パソコン】インテル社、32bit マイクロプロセッサi486DX ☆
【パソコン】東芝、世界初のノートパソコン「Dynabook J-3100SS」。他社も相次ぎ参入 ☆
【社会・経済】ベルリンの壁、崩壊 - 1990年
【社会・経済】株・土地バブル崩壊
【パソコン】東芝、世界初の2.5インチHDD「MK1122FC」 ☆
【パソコン】●日本IBM「DOS/V」日本語表示に画期的な影響 ☆、 ☆
【PDA】SONY、PDA「Palmtop PTC-500」 ☆
【インターネット】商業プロバイダ、ワールド・コム・オンライン社サービス開始 ☆
【LAN】より対線「10BASE-T」規格。ハブやブリッジの利用増大 ☆
【LAN】1990年 米国のカルパナ社、最初のスイッチングハブ「EtherSwitch」 ☆
【セキュリティ】コンピュータ・ウイルス対策基準 - 1991年
【社会・経済】ソ連邦崩壊
【パソコン】AMD、「Am386」開発。インテルi80486と競合。インテル対AMD戦争始まる ☆
【ソフトウェア】Linux開発 ☆
【インターネット】●バーナード・リー、WWW開発 ☆
【LAN】米モトローラ、無線イーサネット「Altair」 ☆
【セキュリティ】トレンドマイクロ「ウイルスバスター」
ウイルスの悪質化、脅威と対策の攻防始まる ☆ - 1992年
【オフコン】オフィスコンピュータのオープン化対応。その後、次第にパソコンへ移行 ☆
【ミニコン】サン・マイクロシステムズ「SuperSPARC」ミニコン用CPU。 アップル、IBM、モトローラの3社によるAIM連合とインテルの競争 ☆
【パソコン】●Windows 3.1 ☆、 ☆
【パソコン】コンパックショック(米国製低価格パソコンの参入で競争激化) ☆
【パソコン】IBMとアップルがノートパソコンに参入 ☆
【パソコン】IBM、「ThinkPad 700T」ペン入力のタブレットPC
この年の前後に、タブレットPCの第1次ブーム(話題だけで普及せず) ☆
【LAN】★ダウンサイジングの動き活発。出荷金額でパソコンが汎用コンピュータを上回る。 ☆、 ☆
【インターネット】NTT、日本で最初のホームページ発信 ☆
【政策】産業構造審議会ソフトウェア・クライシス予測 - 1993年
【コンピュータ】富士通、米IBMからの汎用機OS購入停止 ☆
【PDA】シャープ、PDA「Zaurus PI-3000」 ☆
【モバイル】NTTドコモ デジタル化(デジタルムーバ)開始。携帯電話の第2世代へ ☆ - 1994年
【モバイル】携帯電話の売り切り制 ☆
【通信技術】フレームリレー/セルリレーサービス開始 ☆
【通信技術】NTT、VPNサービス ☆
【インターネット】Netscape Navigator ☆
【レジスター】オープンPOS、NCR、「Win POS」、東芝テック「ST-5000」 ☆ - 1995年
【社会・経済】阪神・淡路大震災
【モバイル】PHSサービス開始。1998年に加入数ピーク700万人弱 ☆
【パソコン】Windows 95ブーム。「Wintel帝国」の確立 ☆
【パソコン】Windows95、Internet Explorer ☆、 ☆
【パソコン】Logitech、初の光学式トラックボールを発表 ☆
【インターネット】●インターネットの爆発的普及、インターネットの完全商業化 ☆
【セキュリティ】マクロウイルスの出現。ウイルス作者が大衆化 ☆
【政策】公専接続の自由化 ☆
【ソフトウェア】スクリプト言語「JavaScript」 ☆
【ソフトウェア】軽量プログラミング言語「Ruby」、「PHP」 ☆ - 1996年
【パソコン】オラクル、「500ドルパソコン」を提唱 ☆
【パソコン】東芝、世界初のGMR技術によるHDD「MK3207MAT」 ☆
【パソコン】CD-Rドライブ商品化、1997年、CD-RW、DVDも ☆
【パソコン】Microsoft、スクロールホイールを持つマウス「Microsoft IntelliMouse」
2003年にはチルト機能(左右にもスクロールする)を持つようになる ☆
【パソコン】IBM、USB端子をもつパソコンを発売 ☆
【ソフトウェア】Java1.0(Javaの正式版) ☆
【ソフトウェア】OSFとX/Open の合併、The Open Group設立。UNIXの統合 ☆
【PDA】本格的PDA:NEC「モバイルギア」、カシオ「カシオペア」 ☆
【PDA】PDAのOS、「PalmOS」「Windows CE」。「標準的」OSによるPDAに ☆
【モバイル】ポケットベル加入者ピーク約1千万人。以降、急速に低下 ☆
【モバイル】ノキア「Nokia 9000 Communicator」最初のスマートフォン ☆
【インターネット】IE対NNブラウザ戦争 ☆
【LAN】イントラネット急増 ☆
【セキュリティ】「不正アクセス対策基準」 - 1997年
【オフコン】富士通「GRANPOWERシリーズ」。オフコンからビジネスサーバへと変身。オフコンの自然消滅となる。 ☆
【パソコン】ソニー「VAIO NOTE 505」。1990年後半、国産各社がノートパソコン分野に参入、有名シリーズが出揃った。 ☆
【ソフトウェア】エリック・レイモンド、オープンソースのソフトウェア開発に関する論文「伽藍とバザール」 ☆
【LAN】IEEE 802.11規格(無線LAN)。その後逐次高速仕様を策定。 ☆ - 1998年
【パソコン】1990年代後半を通してインテル対AMD戦争激化。Pentium Pro対K6、Pentium 4対Athron ☆
【LAN】メルコ、高速(100Mbps)低価格スイッチングハブ「LSW10/100-8」
1000Base-T(Gigabit Ethernet)規格 ☆ - 1999年
【パソコン】Agilent社、マウスパッド不要の光学式マウスセンサー発表。Microsoft、光学式マウス発表(赤色LED)
その後、青色LEDやレーザー光利用も出現、2000年代前半を通してボールマウスは衰退 ☆
【モバイル】携帯電話が液晶画面に ☆
【モバイル】NTT「iモード」 ☆
【モバイル】IMT-2000規格。ドコモ「FOMA」。第3世代へ ☆
【モバイル】スマートフォンOS「BlackBerry OS」 ☆
【セキュリティ】自動配布型ウイルス「メリッサ」の猛威
インターネットによるウイルスのパンデミック化 ☆
【政策・標準】2次元コード(QRコード)JIS規格に ☆ - 2000年・平成12年
【政策】九州沖縄サミット、IT革命が流行語に ☆
【PDA】Microsoft、PDA用OS「Pocket PC」 ☆、 ☆
【モバイル】シャープ製、Jフォン「J-SH04」(カメラ付携帯電話)、写メール ☆
【モバイル】移動電話加入台数、固定電話を抜く ☆
【通信】NTT「フレッツADSL」などADSLサービス開始
ブロードバンドの急速な普及 ☆
【通信】IP-VPN、インターネットVPN本格展開 ☆
【セキュリティ】日本官庁Webサイトの集中改ざん事件、米国有名サイトへの連続DDoS攻撃事件
組織的不正アクセス集団(サイバーテロ)が話題に ☆、 ☆、 ☆ - 2001年
【政策】IT基本法施行。IT戦略本部「e-Japan戦略」 ☆、 ☆
【パソコン】インテル64ビットCPU「Itanium」。他社も追従。一般のパソコン用CPUも64ビット対応が進む ☆
【パソコン】Windows XP。32/64ビット版 ☆
【パソコン】Logitech、初のコードレス光学マウス「Cordless MouseMan・ Optical」 ☆
【電話】ソフトバンク、ブロードバンド電話事業「BB Phone」発表
2002年、IP電話に専用番号「050」 ☆ - 2002年
【パソコン】2000年代前半、ノートパソコンの小型化、軽量化、長動作時間化競争 ☆
【パソコン】Windows XP Tablet PC Edition、各社がこれを搭載したタブレットPC発表。
タブレットPCの第2次ブーム(話題だけで普及せず) ☆
【ワープロ】すべてのワープロメーカーが生産終了。パソコンとの競合に敗退 ☆ - 2003年
【通信】ブロードバンドの普及、インターネット利用者の増大 ☆、 ☆
【通信】イーサーネット専用線サービス開始 ☆
【セキュリティ】SQLインジェクション「スラマー」、バッファオーバーフロー「ブラスター」など脆弱性攻撃 ☆ - 2004年
【コンピュータ】国産スーパーコンピュータ「地球シミュレータ」、IBM「Blue Gene」に敗れる。これ以降、国産機はトップになっていない。 ☆
【ソフトウェア】経済産業省、「オープンソースソフトウエアの利用状況調査/導入検討ガイドライン」
オープンソースソフトウェア利用の推進 ☆
【パソコン】レボノがIBMパソコン事業部を買収。パソコンメーカーの買収統合が相次ぐ ☆
【モバイル】おサイフケータイなど多機能化、ガラパゴス現象 ☆
【政策】無線系:周波数再編アクションプラン ☆ - 2005年
【コンピュータ】次世代スーパーコンピュータ(京速コンピュータ)プロジェクト開始 ☆
【パソコン】AMD、Dual-Core Opteron、Athlon 64 X2。パソコンCPU、「ムーアの法則」の限界とマルチコア化 ☆
【パソコン】日本経済新聞「日立製作所がパソコン利用を全廃する」の記事。セキュアPCとしてのシンクライアント普及 ☆
【インターネット】ティム・オライリー、インターネット環境を「Web2.0」と表現
ブログ、SNS、Google Map、Google Earth、OpenOfficeなど多様な利用環境に ☆ - 2006年
【パソコン】Windows Vista ☆
【パソコン】パナソニック、パソコン用内蔵型Blu-rayディスクドライブ「LF-MB121JD」 ☆
【パソコン】ソニー、世界初SSDを採用したパソコン「VAIO typeU」 ☆
【パソコン】Lenovo「ThinkPad X60 Tablet」ペンと指の両方が使える初期の代表的なタブレットPC ☆
【PDA】シャープ、PDA新製品開発を終了 ☆
【モバイル】Apple、スマートフォン「iPhone」 ☆
【通信】@nifty(Nifty-Serve)のパソコン通信サービス完了 ☆
【モバイル】携帯電話の番号ポータビリティ ☆ - 2007年
【モバイル】ポケットベルのサービス終了 ☆ - 2008年
【パソコン】ASUS(台湾)「Eee PC」ネットブック(インターネット利用に特化した小型低価格パソコン) ☆
【モバイル】Google、スマートフォンOS「Android」をオープンソースとして公開 ☆
【通信】NTT、NGNの商用サービス開始 ☆
【社会・経済】リーマンショック - 2009年
【パソコン】Windows 7。64ビットが主流に ☆
【社会・経済】政権交代。長期の自民党政権から民主党政権へ - 2010年
【パソコン】Apple、タブレットPC「iPad」。Google、スマートフォンやタブレットPC用のオープンソースOS「Android」
iPadに対抗して、各社がAndroidタブレットを続々開発、タブレットPCの第2次ブーム(今回は非常に普及) ☆
【モバイル】SIMロック解除の動向 ☆
【モバイル】PHSサービス終了 ☆
【政策】有線系:「光の道」構想 ☆ - 2011年
【コンピュータ】フロッピーディスク生産終了 ☆
【社会・経済】東日本大震災、福島第一原発事故
【モバイル】携帯電話の販売台数に占めるスマートフォン比率(週次ベース)が5割を超す ☆
【コンピュータ】スーパーコンピュータ「京」、世界一の高速実現☆ ☆