アニメがお仕事! 7巻(全) 石田敦子 少年画報社
この物語はフィクションです。アニメーションのHow-to漫画では決してありません。
<あらすじ>
主人公、福山イチ乃はアニメーターである。先に上京した二卵性双子の弟である二太のアパートに転がり込んで一緒のスタジオで働くうちに、かつて見えていなかったアニメ製作現場の裏側にある様々な事情に翻弄されたり、自分の理想に追いつけない未熟さにくじけながらも、アニメーターとしてやっていく。
<紹介>
アニメーター残酷物語。(嘘)
アニメの裏方の現場が舞台となるのだが、フィクションとはいえ妙にリアリティのある物語は、経験者である作者ならではのものか。好きだから仕事にしたい、という考えでアニメーターになると苦労するのが良くわかる。死にそうな思いで番組を作ってくれる全てのアニメーターと関係者に感謝しよう。
アニメが好きで好きでアニメーターになってしまったイチ乃達の好きな作品は、ちょうど自分もリアルタイムで見ていたものが多く、1970~80年代のアニメと共に過ごした身には読んでいてうんうんと頷く時もあれば、微妙に小恥ずかしい気持ちにもさせられる。
若い衆には単なる懐古趣味だと言われるかもしれないが、あの頃を知っている世代には是非読んで欲しい。何か物を作っていて疲れた人にもお勧めしたい。
最終更新:2008年11月05日 16:19