エマ 10巻(全) 森薫 エンターブレイン
メイドに恋をしてはいけない時代がありました
<あらすじ>
19世紀末の英国、ロンドン。かつての家庭教師、ケリー・ストウナーを訪ねたウィリアム・ジョーンズは、そこで働くエマというメイドを見初める。お互いに惹かれあっていく二人だが、貴族とメイドという身分の違いが二人の間に立ちふさがるのだった。
本編自体は7巻で完結、8巻以降は番外篇となる。
<紹介>
メイドさんは好きですかーイギリスは好きですかー
メイドさんと英国が大好きな作者による、間違いなくメイドブームの先駆けとなった、メイド漫画を語る上で避けては通れない作品。
だが只のメイド萌え漫画と思ってはいけない。
古き良き時代を舞台に、作者が自分でも疑問に思う程丁寧に書き込んだ背景は、独特の絵柄となって当時の雰囲気を良く出している。メイドの格好させて数出しゃいいや的な漫画とは一線を隔す、正統派メイド漫画なのだ。
ストーリー的には許されない身分の二人の恋という、最近あまり見かけなくなった王道パターン。とはいえラブコメではなく、大人な日常のドラマとして描かれている。
あとがき漫画とのギャップが凄いのは作者の照れ隠しだと思うが、ぜひこのまま突っ走っていって欲しい。
最終更新:2008年11月05日 16:21