シグルイ 11巻(続) 山口貴由(原作:南條範夫) 秋田書店
武士道はシグルイなり。
<あらすじ>
江戸時代初頭寛永6年、駿河城内。天下の法度に背き挙行される真剣御前試合。その第一試合に登場するは隻腕の剣士、藤木源之助と盲目破足の剣士、伊良子清玄だった。
恐るべき因果の果てに対峙する剣鬼の命を賭けた最後の戦いが始まった。
2008年11月現在も連載中。
<紹介>
タイトルのシグルイとは何なのか。ぱっと意味がわからない読者も多いことだろう。シグルイとは「死狂い」なり。
この作品は、小説「駿河城御前試合」を元に描かれた時代劇である。復刻版で確認したが、この作品は原作にある試合そのものを描くよりも、そこまでに至る過程を情念たっぷりに描いている。
独自に解釈されたり追加されたエピソードやキャラクターも多いが、それらがあるが故に藤木と伊良子の対決がただならぬ試合になることを暗示していて、力強く引き込まれていく。
切っても血の出ないような漫画ばかり読んでる人は、血どころか内臓までくっきり描かれているので覚悟を決めて読んで欲しい。
果たしていかなる最期を迎えうるのか、読者諸兄よ刮目して続きを待て。
呪街 2巻(続) 惣本蒼 講談社
世界は、わたしたちを敵だという。
<あらすじ>
人を呪い殺せる力、それが呪力。いるだけで周囲の人間の生命活動を阻害する呪力の持ち主は、ある土地で呪力の制御を学ばなければならない
その街、通称「呪街」では呪力者同士の戦いが日夜繰り広げられていた。凶悪な呪力で四天王の1人として呪街に君臨する笠音、強すぎる呪力をコントロールできず徒歩で呪街へ向かう優愛菜、敵か味方か、対照的な2人の少女はお互いの存在をまだ知らない。
2008年11月現在も連載中。
<紹介>
正直なところ、絵柄はかなり人を選ぶ部類に入ると思う。だがその感じが作品の世界観に有っていて独特のおどろおどろした感じを生み出している。
呪力者同士の戦いは相手の感覚を侵食する今までに無いアクションになっていて、ただの超能力者戦とは一線を隔す。
かなり凄惨に人が死んでいくので苦手な人は避けた方がいい。
最終更新:2008年11月05日 16:34