野獣社員ツキシマ 2巻(続) 大和田秀樹 講談社
覚えておけ 小僧……「信」なくしてビジネスが成功する国など……この太陽系にはないッ!!
<あらすじ>
大黒商事の社史編纂室に所属するサラリーマン、月島亮。しかしビジネスでトラブルがあれば世界中を飛び回り、無理難題を解決していく。
2008年11月現在も不定期連載中。
<紹介>
島耕作シリーズの対極にあるといっていいサラリーマン物語。
主人公の月島は、大胆不敵にして誠実、タフで冷静なジャパニーズ・ビジネスマン。そのハードボイルドな言動は見る者を引き付け、圧倒する納得力でねじ伏せる。
ゲリラの多いアフガニスタンで麝香を探し、エルサルバドルで人質解放交渉を行い、やる気ないアイドルの護衛にインドの流通王の接待等々、常にベストを尽くし、時には危険を顧みず命がけで取引をする姿は、ギャグを通り越して一周した格好良さだ。
闇に恋したひつじちゃん 2巻(続) 長蔵啓丸 角川書店
それでもあたしが……草原ひつじが …黒曜くんを助けちゃだめですか!?
<あらすじ>
可愛くて天真爛漫なのにゲテモノ大好きな天然少女・草原ひつじ。彼女が恋したちょっと不気味な転校生・黒曜伯は世間で怪事件を起こす魔女を追う魔女狩人だった。
実は魔女の血を引くひつじと、魔女に深い憎悪を抱く黒曜。相性サイアクの(!?)凸凹コンビが贈る、うにょうにょ魔女狩物語。
<紹介>
ホラー漫画の皮をかぶった少女漫画。でもイナゴの佃煮が食べられない人にはダメかもしれない。
主人公のひつじは普通の少女が魔法を使えるようになった後付けの魔法少女ではなく、白魔女の血を引く正統派魔女っ娘ヒロインだ。でも正体は秘密なので、傍から見れば可愛いんだけど虫を愛でるし食べる、ゲテモノ大好きで美的感覚が人並みはずれた只の変な女の子に見える。
そして転校生に一目惚れするというベタなパターンだが、黒曜が日光を避けるために学生服の下は全身包帯だらけという、実にひつじ好みの異様な姿で登場するのが逆に説得力を増していて上手い。他にも恋文一つ出すにしても何故か事件に発展するので、まるで少女漫画のパターンの斜め上を狙っているようだ。
ひつじを見守る祖母達も、いかにも正統派魔女といった感じで貫禄があって良い。今後は婆さんの出番が増えるらしいので婆好きな人は注目。
物語は黒曜の任務にひつじが巻き込まれて二人で解決していくのだが、黒曜を太陽の下で生きられない体にした魔女が動き始めているので、次巻からどうなるんだというところで単行本が終わっていて、既に連載は終了したが3巻がまだ出ていない。
最終更新:2008年11月05日 17:00