Kill Wizard 1巻(続) 水薙竜唳 講談社
僕の呪文にかけて-
<あらすじ>
魔法協会に属する対魔法使いの一人ファーデンクォートと愉快な仲間達のお話です。(OHPより引用)
<紹介>
一見して女性と見間違えられるファーデンクォートの魔法戦が見所だ。対魔法使い戦では強力な呪文が使えればいいというだけではなく、いかに相手の呪文を解析して即時に打ち消す呪文を唱えるか、相手は解析させないようにダミーの呪文をまぜるかといった頭脳戦であり、今までの魔法戦ではあまり見たことがない。
しかしギャンブル漫画のように思考過程をメインにしている訳ではないので、戦闘のテンポは悪くない。詠唱者別に呪文のフキダシにトーンが張られているので混戦時にもわかりやすい。この表現方法は手間をかけていて親切だが、写植張る人が泣きそう。しかし独自の試みとして面白い。
彼の相棒である教会騎士のロードナイトも、従来の騎士の戦い方とは異なる戦い方をするのだが、いいコンビネーションを見せてくれる。
欲を言えば短期連載では難しいのはわかるが、見せ場の呪文は見開き1コマで見てみたかった。小さくまとまった感じがしてしまうのがもったいない。ファーデンクォートの身の周りお世話役のメリアグランス弓美の出番が少ないのも不満。
裏設定が多いようなので、それをいかに上手く読者に伝えるかが今後の鍵になるだろう。連載化が楽しみな作品だ。
最終更新:2008年11月05日 16:10