Pumpkin Scissors 10巻(続) 岩永亮太郎 講談社
それは"戦災"という名のもう一つの戦争だった‥‥
<あらすじ>
帝国とフロスト共和国の間に停戦条約が結ばれて三年後。901対戦車猟兵部隊の生き残り、ランデル・オーランド伍長は求職中に戦災復興部隊「パンプキン・シザーズ小隊」と出会う。
戦術毒に侵された村人たちを救うため、彼らのいる村の近くのダムを根城としていた化学戦術部隊の討伐に協力を申し出るのだった。
2008年11月現在も連載中。
<紹介>
戦記版の水戸黄門といえばわかりやすいだろうか。アリス隊長は貴族だし、あちこちで世直ししていくし。
とはいえ軍人なので行動に制約もあり、物資は欠乏し、民衆からは理解を得にくいといった不利な条件下で復興を成し遂げていくのだから大変だ。
そんな状況で空回りしかねないほど真っ直ぐなアリスの行動は、見ていて気持ちがいい。彼女を支える隊員たちもいい味出している。
そしていざ危機に陥ったときに、ランデルが腰につけた青き光を放つランタンを点けて鬼神の如く戦うのは、変身ヒーローものに通じる面白さがある。
復興の裏で蠢く陰謀や、戦争で残された負の遺産といった伏線もあってこれからの展開が楽しみだ。
最終更新:2008年11月05日 16:11