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「なあんだ。脱出する前にやられてちゃ世話ないね」
夢の国入口で、動かなくなっているもう一人の自分に対して吐き捨てるように言った。
こなたは、もう一人のこなたが脱出を始めるのを見て、わざとワンテンポ遅らせて脱出を始めていた。
何かあったら、もう一人の自分を盾にするつもりでいたからである。
そういう心持で出口まで向かっていたら、案の定罠が仕掛けられていた。
ながさわ同盟なる不届き者達が待ち受けていたのである。
彼らの前に、こなたはもう一人のなすすべもなくやられた。
もっとも、そのながさわ同盟も何者かによってすぐに片付けられたが。
「もう一人の自分なんて案外脆いモンよね。
 安心しなさい。あなたの世界の友人たちも、すぐにあんたのもとへ送ってあげる。
 私が優勝する様を、あの世で指をくわえて見てらっしゃい」
こなたは、そう言ってもう一人の自分の死体を海に放り投げた。
死体は海の向こうへと流れ、視界から消えていった。
行く宛てもなく歩き出すこなた。
「それにしても、周りに誰もいないっていうのも変な気分よねえ…」
友人たちを自ら捨てたとはいえ、やはり一人でいるのは淋しい。
そう思っていた時、目の前に大柄の男が現われた。
「泉、こなたさん……ですね?」
「そうですが何か?」
「拙者はレッドリボン将軍のシルバーです。
 誠に勝手ではありますが、我々レッドリボン軍は正式に
 『柊かがみはウザイ同盟』に協力をすることを決定しました。
 以降は我々が、あなたのお供を致します」
「え……ええ…………」
こなたは少々やりにくさを感じたものの、心の中では喜んでいた。

レッドリボン軍のことは知っている。
警察でも対処できない程の、禁断の軍隊であることも。
だが孫悟空ことカカロットの前には無力で、あっさりやられたということも。
しかし、この世界においては違う。
ロワの参加者全体で見れば、カカロットのような超人は意外と少ないのだ。
そうでない奴らを蹴散らすには、彼らは十分な戦力なのである。
彼らを最大限利用してから、総帥のチビとノッポの黒人を倒せばいい。
ああ、私は何て頭がいいんだろう!
(面白くなってきたわ!)
こなたは心の中で大きく笑うのだった。

【一日目・午後1時50分/夢の国 外】
泉こなた@らき☆すた(アニメ版・平野ボイス)】
[状態]健康
[装備]なにか
[道具]なにか
[思考]
1:レッドリボン軍を利用する
2:かがみを残虐に殺す
3:優勝してかなたを生き返らせる

【シルバー将軍@ドラゴンボール】
[状態]健康
[装備]不明
[道具]不明
[思考]
1:レッドリボンのため、こなたを助ける
※レッドリボン軍が、柊かがみはウザイ同盟側につきました
最終更新:2008年09月07日 21:44