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6/とエクスデスの戦いは思いのほか長引いていた。
体格だけでなく、力量もエクスデスのほうが勝っているのはもはや明らかだ。
しかし、6/は持ち前の危機回避能力でエクスデスの剣戟をかわし続けていた。
だが反撃を試みようとするも、圧倒的なリーチの差で彼の剣はエクスデスには届かない。
692と初期こなた、やおいとジャイアンの母書き手が見守る前で、6/は明らかにジリ貧に陥っていた。
(クソ、こうなったら俺も加勢するしか……)
692がその手に冷気を纏わせ始める。6/に手を貸すのは癪だが、この敵をこのまま放置してもおけない。
しかし、その直後戦闘はあっけなく終結する。

「グ、グゥ……」

6/たち五人はその光景を呆気に取られて見ていた。
エクスデスの体が真っ二つに切り捨てられ、音を立てて崩れ落ちていく。
あれほどの脅威だった敵が一瞬で物も言わない亡骸と化す。
そして、その背後から剣に付いた血を振るいながら登場したのは―――

「やっと遭えたわね、私の6/(はあと)」

正真正銘の、『柊かがみ』そのものだった。
ハルヒの許しを得て幕張メッセから出てきたかがみは、早速エクスデスと交戦している6/を発見したのだ。
「お前……」
呆然とする6/に、かがみは笑いながら答える。
「ああ、こいつを殺した理由? そんなの決まってるじゃない、勝手に私の姿を真似るなんて許さないわ。
それに、あんたを殺すのはこの私なの。他の奴なんかにやらないんだから。
そこにいる692、あんたにもね!!」
かがみの鋭い眼光で睨み付けられ、692も冷気を纏っていた手をしまう。
今のかがみはまさに神をも恐れていない。実際に、彼らにとっては神にも等しかった強大な敵を一撃で屠ってしまった。
「ちょっと、そんな怖い顔しないでよ6/。あんたのために、せっかくいいものをもってきてあげたんだから(はあと)」
「いいもの? お前のヌード写真だったら間に合ってるぞ」
「違うわよ、これよこれ!!」

そう言ってかがみがスカートの中から取り出したのは、岩崎みなみの生首だった。
「なっ―――」
6/の視界が一瞬真っ白になる。692はこなたがそれを見ないように目を覆った。
やおいとジャイアンの母書き手も声を失う。
しかし、そんな彼らをあざ笑うかのようにかがみは続ける。
「心配しないで、これはあんたと結婚したみなみちゃんとは別人よ」
「何? どういうことだ?」
「つまり、この子はドラマCD・DS版のみなみちゃんってこと。私たちの登場によって黒歴史になっちゃったね」
その言葉に、6/たちは目を見開いた。
「そんな……どうして、何の関係もない子をそんな残虐に殺したりしたんだ!!」
そう詰問されたかがみは、欠伸をしながら答えた。
「決まってるじゃない、憂さ晴らしよ」
みなみの生首をゴミのように足元に叩き捨てる。
「みんなは私のことを裏切るし、あんたもこなたも私のものにはなんないし。
むしゃくしゃしたから、たまたま見つけた別世界のみなみちゃんを殺しただけ。
こっちのみなみちゃんはなかなか強情でね、裸にひん剥いて、乳首を削ぎ落としたり
お尻の二つの穴に同時に火の付いた蝋燭を入れたりしても頑張って耐えてたんだけど、
私が『ゆたかちゃんも同じ目にあわせてやる』って言ったらいっぺんに取り乱しちゃってさ!!」
「……言うな。それ以上聞きたくない。」
「それで、じゃあゆたかちゃんを殺して欲しくなかったら私のうんこを食えって命令したらその通りにするし!!
もう最高よ!!」
「……それ以上聞きたくないって言ってるだろう。やめろ」
「それでね、そのあとチェーンソーを渡してこう言ってやったのよ。
『ゆたかちゃんに手を出して欲しくなかったら、これで自分の首を切り落とせ』ってね!!
あっはっは、普通そんなこと言われても聞く? 私、こなたやつかさの身代わりに死ねって言われても絶対無理!!
なのにみなみちゃんはね、泣きながら『分かりました』って言って……」
「わかった、もういい。もう沢山だ。お前がどうしようもねえクズだっていう話なんか、俺はあと一秒でも聞いていたくねえ!!」

6/はそう叫ぶと、かがみの眉間に向かって剣を投げつけた。
かがみはスキップをしながらそれを余裕でかわす。
「ったく、女の子に暴力を振るうなんて最低よ!!」
そのかがみの言葉には答えず、6/は692たちに向けて囁く。
「今すぐ初期こなたを連れてここから離れろ。なるべく遠くにな」
「おい、いくらお前でも一人であいつと戦うなんて無茶だ。今のかがみは、エクセデスさえも一撃で倒せるほどの……」
「ああ、だから全員で逃げても意味がない。戦力にならない初期こなたを連れて逃げても途中であいつに追いつかれちまう。
だから、俺が一人残ってあいつを食い止める」
「本気なのかい、6/?」
「俺のそんなの関係ねえ!!があれば、まだ勝機は……」
「いや、あいつは……あいつだけは、俺が始末しないといけないんだよ。きっとな」
ジャイアンの母書き手とやおいに6/は告げる。
「……バカかっての、お前はよ。お前がこんなところで死んだらみなみはどうすんだ!!
みなみを悲しませてもいいってのかよ!!」
「そん時は、お前がみなみを守ってやれ」
固い決意を込めて、6/は692に告げた。それを受けて、ようやく692も腰を上げる。
「……いいな、絶対に生きて帰ってこい。俺たちはさきに幕張メッセに行く」
「ああ」
そういい残すと、692は初期こなたの体を担いで一目散に走り出す。その後をジャイアンの母書き手とやおいも追った。
「逃がすわけないでしょう!! 692、あんたは役立たずだわ、もういらない!!
別世界のこなた、こなたと同じ顔をしてるってだけで許せない、死ね!!」
かがみが大きく跳躍し、四人の後を追おうと6/の横を通り過ぎたとき―――

「I am the bone of my walnut.  (体はクルミで出来ている)」

「え?」
次の瞬間、かがみは自分が今までいた場所とは違う空間に迷い込んでいることを悟った。
さっきまですぐ近くに見えていた幕張メッセも、692と初期こなたの姿もない。
かわりに彼女の目に見えるのは、地平線の彼方まで続くクルミ、クルミ、クルミ……
「カオスロワ4でも書き手ロワ2でもこの能力は使う機会がなかったから、これをお前が見るのは初めてか」
目の前で、6/が両手いっぱいにクルミを抱えて微笑んでいた。
これこそが誤解王の真の特殊能力、『無限のクルミ』。
呆気にとられるかがみの前で、6/はクルミの殻を剥きながら呪文詠唱を続ける。

「I am the bone of my walnut.  (体はクルミで出来ている)
Steel is a nutshell,and fire is contents.  (カラは鉄で 中身は硝子)
I have a good harvest over a thousand dry weather.  (幾たびの日照りを越えて豊作)
Unknown to worm-eaten.  (ただの一度も虫食いはなく)
Nor Cooc to Life.  (ただの一度も調理されない)
Have withstood pain to create many walnut.  (彼の者は常に独り、クルミの森で勝利に酔う)
Yet,those hands will never hold anything.  (故に、生涯に意味はなく。)
So as I pray,unlimited walnut works.  (その体は、きっとクルミで出来ていた。)」

「―――さよならだ、かがみ」
最後に誤解王は、そう、どこか悲しそうに呟いた。


二日目・午前四時頃/千葉県】
【◆6/WWxs9O1s氏@現実】
[状態]ウエディングドレス、固有結界展開
[装備]スタープラチナ
[道具]草薙の剣@古事記
[思考]かがみを殺す

【柊かがみ@らき☆すた】
[状態]腐れド外道
[装備]エクスカリバー、その他色々
[道具]色々
[思考]
1、こなたと6/を自分のものにするためならなんでもする


【エクスデス@FF5  死亡】
【岩崎みなみ@らき☆すたドラマCD・DS版  死亡】


一方692たちは必死で6/たちから離れていた。
「は、離してください!! かがみを止めないと、あの人が殺されちゃう!!」
肩の上で暴れるこなたを、692が必死で押さえつける。
「馬鹿野郎、俺たちが残っても足手まといだ!! 俺たちの中で一番かがみに勝てる可能性があるのはあいつだけだ、信じろ!!」
「それにしても、6/を欠いた状態で幕張に行ってどうするんだい?」
「なあに、俺たち書き手が揃えば、一人くらいかけてようがそんなの関係ねえ!!」
口々にそんなことを言いながら走る書き手たちの前に、一人の異様な男が立ちはだかった。
「可愛そうに……皆さんここで死ぬのですよ!!」
【二日目・午前四時頃/幕張メッセ近く】

【明智光秀@戦国BASARA】
[状態]変態殺人狂
[装備]大鎌×2
[道具]不明
[思考]
1、殺しを楽しむ
2、この四人を殺した後かがみと合流する

【初期こなた@らき☆すた原作一巻】
[状態]呆然
[装備]ものすごくつよい盾
[道具]ものすごくつよい矛
[思考]怖いよう……

【692@現実】
[状態]呆然
[装備]ロンギヌスの槍
[道具]不明
[思考]目の前の男に対処する

【>>やおい@現実】
[状態]健康
[装備]ミョルニル
[道具]不明
[思考]目の前の男に対処する

【ジャイアンの母書き手@現実】
[状態]健康
[装備]エクスカリバー
[道具]不明
[思考]目の前の男に対処する
最終更新:2008年09月12日 21:33