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「どうしようどうしよう!お腹減ったけど誰か殺してまで何か手に入れるなんてイヤだよ~」

塚本天馬は焦っていた。
BR法が発表されてから飲まず食わずでいたがもう限界である、このままでは自分が餓死してしまいそうだった。

「我輩も限界ナリ・・・」

彼女の支給品であるコロ助も呻いた。

「どうしよう、やっぱり殺るべきなのかな」
「仕方ないナリよ、じゃないと我輩たちが死んでしまうナリ」
「そうだよね、そうだよね・・・」

その時、二人の前を少年が横切った。

「今ナリ!天馬ちゃん、これであの子をヌッコロスナリ!!」
「え、ええ?!ああ、うんっ分かった・・・って、どうして?!!!!」

だが、既に天馬の振りかぶった包丁は少年の脳天に直撃していて。
ミニ四駆で遊んでいたから気づかなかったのであろう、少年はあっという間に事切れた。

「うわわ、もう!けしかけるから殺っちゃったじゃない~~」
「弱肉強食ナリ、いいからこの子のみぐるみ剥がして食料をいただくナリ。
 我輩、お腹が減って死にそうナリよ~」
「ねえ・・・コロちゃん」
「何ナリ?」
「この子、ご飯持ってないんだけど・・・」
「・・・」
「ねえ、もしかして殺り損?殺り損??勿体無いからミニ四駆だけはもらっとくよ???」
「食べものがないなら、作ればいいナリ。天馬ちゃん、包丁貸してナリ」

そう言って、コロスケは少年を担いで近くの民家に入っていった。


数十分後。


「できたナリ!!」
「わぁ、コロッケだっ!すごいコロちゃん、料理上手なんだねっ」
「コロッケに関してはプロ級なり。さあ、天馬ちゃん食べるナリ」
「わ~い、いっただきま~す」

ぱくっ。モグモグ。

「ん、ああこれメンチカツなんだ!」
「ジャガイモがなかったナリ」
「でも美味しいよ。ありがとねっ」
「良かったナリ、我輩も人間を調理するのは初めてで不安だったナリ。喜んでもらえて嬉しいナリ」

ピタッと。天馬の箸が止まる。

「天馬ちゃん?」
「・・・コロちゃん、これって・・・」

ニコニコと笑うコロ助の頬は、よく見・・・なくとも、血が飛び散った跡があり。
それは、彼が民家に入る前にはなかった。
それが全てを表す、真実を知った天馬はと言うと・・・

「うーん。人って意外といけるもんだねっ!」

開き直った。
こうして、二人は仲良くメンチカツを平らげた。


【宮城県 どこか 2日目 16時】

【塚本天馬@スクールランブル】

[状態]: 満腹
[装備]: 血濡れの包丁とソニックセイバーと乙女の恋心
[道具]: コロ助、他支給品一式
[思考] 1:お腹いっぱいで幸せ
   2:罪悪感は消えた
   基本方針:行き当たりばったり


【コロ助@キテレツ大百科】

[状態]: 満腹
[装備]: コロッケに対するこだわり
[道具]: 無し
[思考] 1:お腹いっぱいで幸せ
   2:食べれるなら何でも食べるナリ
   基本方針:天馬についていく

【星馬列@爆走兄弟レッツ&ゴー  死亡】


最終更新:2006年12月20日 16:47