アットウィキロゴ
赤木、朝倉、消失長門、千秋の異端組は対主催の仲間を見つけに歩き出す…ところだったが、
どうしても式をしたいと朝倉と消失長門がダダをこねたので、千秋と一緒に待ちぼうけとなった。やれやれ…。
立会いの神父を買って出たのは、言峰綺礼とかいう変な男だった。
ただ通りすがっただけだが、その役を是非私にやらせてくれと言ってきたので、
怪しい感じムンムンの男だったが、とりあえず任せることにした。
千秋は泣き止みはしたが、足元ふらついてて、まるで二日酔いの酔っ払いみたいになっている。
無理も無いか・・・あんなことが立て続けに起こったらなあ。

「喜べ少年――君の夢は、ようやく叶う

向こうでは、二人を祝福する気など微塵も無い神父が、二人の前で聖書の一節でもなんでもない言葉を垂れている。
「私が殺す。私が生かす。私が傷つけ私が癒す。我が手を逃れうる者は一人もいない。
我が目の届かぬものは一人もいない。
打ち砕かれよ。敗れたもの、老いた者を私が招く。私に委ね、私に学び、私に従え。
休息を。唄を忘れず、祈りを忘れず、私を忘れず、私は軽く、あらゆる重みを忘れさせる。
装うなかれ。許しには報復を、信頼には裏切りを、希望には絶望を、光あるものには闇を、生あるものには暗い死を。
休息は私の手に。貴方の罪に油を注ぎ印を記そう。永遠の命は死の中でこそ与えられる。
―許しはここに。受肉した私が誓う。
―“この魂に憐れみをキリエ・エレイソン”

柊かがみ、オマエはうざい死ね」
何なんだコイツは? 気味悪いったらありゃしないぜ。
まあいいか。余計な事に煩わされないですむんだから。

そんな時、何かの音が聞こえてきた。この音量からして、どうやら放送のようだ。
ん? 何かカタカタ言ってるけど、これ本当に放送か??
いや待てよ? これはもしやモールス信号?
これでも俺はガキの時からモールス信号は覚えてるタチなんでね。
なになに? 『我々は銚子に居る、来るなら来い』だと?
銚子か……幕張メッセ近くのここからだと、結構距離があるな。
ざっと見積もって6時間くらいってとこか。
「おい、何をブツブツ言ってるんだ?」
千秋に声をかけられたところで、俺は我に返った。
「今の放送、聞いたか?」
「今のカタカタうるさいのが放送だったのか?」
「モールス信号だよ。19世紀後半に発見され、第一次大戦ぐらいまで通信手段で使われてたヤツだ。
 それによるとだな、どうやら主催どもは銚子にいるそうだ。お茶煎れて待ってるだとよ」
「要は行くアテが見つかったってことだろ?」
「そういうこと」
二人は顔を見合わせて笑いあう。
「終わったよ~」
式らしきものを終えた残りの二人が現われた。
状況を説明し、一路銚子へ向かうことを即決した。

「それじゃ、にっくき雁首を斬る仲間を集めに行くとするか?」
銚子へ向かうため四人が立ち上がった、その時だった。

「さぁて、そううまく行くかな?」

どこからともなく声がした。
この声には聞き覚えがある。さっき爆死したはずの千秋の姉の声だ。
「貴様はさっき死んだはずだぞ。どこにいる!?」
「……まさか、生きてるのか?」
辺りを見回すが、声の主はどこにもいない。
近くにあるのは、南夏奈の死体から未だに立ち上る爆炎だけ……

「千秋、今回だけはバカ野郎の言葉はそっくりそのままアンタに返すよ♪
 私が何のスタンドを持ってるか忘れたって事は無いよね?
 『マジシャンズレッド』鋼鉄すら溶かせる炎を操る能力だよ?
 おまけに私は主催によって改良を加えられた強化人間なんだ。
 爆弾一つ喰らったところで、痛くも痒くもない。
 それどころか、私は本当の力を引き出せるようになった。感謝するよ千秋♪」
姿の無い夏奈の怨念が、自分を倒していたはずの妹を嘲笑うかのように言い放った。
「私をホントに怒らせた事、後悔させてやる。覚悟しなぁ!」

その言葉を皮切りに、立ち上る炎がガソリンを加えたかの如く勢いを増した。
周囲が火に包まれる。あまりの火の勢いに、四人は思わず飛びのいた。
現われた炎はみるみるうちに一箇所に集まり、やがて炎で作られた一匹の竜が出現した。
それは10m以上の長さを持ち、さっきまでの少女のものではない、燃えるような邪悪な眼をしている。
「あっはははは。驚いた?
 今の私にかかれば千秋を丸焼きにすることくらい、造作も無いことだ。
 さあどうする? 大人しく私に灰にされるか、崩れる瓦礫に飲まれて野垂れ死にするか、
 どっちかしかないよ。どっちがいい?」
竜となった夏奈の喋り方は無邪気な少女そのものだが、滲み出る雰囲気は邪悪そのものだ。
「フフフフフフフフフフ……」
すると突然、千秋が笑い始めた。
「何がおかしい!?」
「残念だな。お前はもう私の知っている、あのバカ野郎の南夏奈じゃない。
 お前みたいなバケモノは、この私の手で消し去ってやる」
「俺はお前に恨みなんか微塵も無いんだが、貴様のような
 はらわたまで煮えくり返った悪党にやられる筋合いは無い。覚悟しな」
「ほう……大した自信だな。まあいいや」
大型の竜は身構える四人に向き直り、改めて身構える。
「冥土の土産に、千秋にいいことを教えといてあげる。
 姉さんは死んでなんかいない。まだどっかで生きてるよ。
 ただ、私と同じ主催側の強化人間になってね♪」
「な……」
「それじゃ、こっちから行くよ!」
二日目・6時15分/幕張メッセ近く】
赤木しげる@アカギ】
[状態]強運、神域、悪漢
[装備]不明
[道具]支給品一式
[思考]基本:ゲーム転覆。
1:同じく対主催の仲間を探し、準備が整ったら主催本拠に突撃

南千秋@みなみけ】
[状態]眠い
[装備]不明
[道具]支給品一式
[思考]基本:アカギについていく。
1:主催に制裁を加える。
朝倉涼子@ハルヒシリーズ】
[状態]普通
[装備]不明
[道具]支給品一式
[思考]基本:カオスロワを潰す
1:消失長門と籍を入れることができて嬉しい

【消失長門@涼宮ハルヒの消失】
[状態]普通
[装備]不明
[道具]不明
[思考]基本:朝倉についていく。殺し合いには乗らない。

【南夏奈@みなみけ 死亡扱い】
[状態]火竜
[装備]不明
[道具]不明
[思考]千秋他対主催全員を灰にする

【言峰綺礼@Fate/stay night】
[状態]絶好調
[装備]なにか
[道具]なにか
[思考]二人の門出を祝う
最終更新:2008年09月20日 19:41