YOKODUNAが目覚めた時、相変わらず各地で戦闘音が聞こえてきた。
田代を倒したものの、OKAMIも仲間も全て失ったYOKODUNAは当ても目標もなくうろつく。
その時だった。
「YOKODUNAか」
自分の名を呼ぶ声に気付く。その主は真正面にいたというのに、これまで気付かなかった。
それだけ心に空いた穴は大きかったのだろう。
「なんだ、俺に何かようか」
覇気の無い声で声の主に答える。
「ふっ、元気が無いな、貴様らしくも無い」
そう言った男の声も力が無かったがその事に気付く余裕も無い。
男が自分の事を知っているらしいことにも最早興味はなかった。
「OKAMIが死んだのだ」
男に言ってもどうしようもなかったが、ふと事情を話してみたくなった。それがなぜかはわからないが。
「そうか……ジャイアンの母が死んだのか」
男も母と知り合いだったのだろうか、なおの事元気がなくなったように見える。
「我もな、先ほど盟友が逝ったのだ」
その言葉にようやくYOKODUNAは男の顔をまともにみる。
大切な者が死んだのは自分だけではないのだ。そう思うと不思議だがこの男に親近感が沸いてくる。
「そうか……つらいな」
「ああ、つらい。だが我はここで立ち止まっているわけにはいかんのだ!」
辛い、と言葉を切ると、その後に力強く言葉を続ける。
何故かそれにOKAMI達と同じ輝きを見た。
「なぜ、大切な者が死んだのにそんなに元気になれる。俺には分からん」
「大切な者がそう望んだからだ、我に立ち止まるなと、主催を倒せと!」
「!?」
YOKODUNAは衝撃を受ける。その通りだと。なぜそんな事も忘れていたのだと。
そしてOKAMIに見た輝きを男にも見た理由を悟る。
「YOKODUNAよ、我に手を貸してくれ。
我らから大切な者を奪ったこの殺し合いを壊すのだ」
「うむ、分かった。それがOKAMI達の為ならば」
【
二日目・8時30分/幕張メッセ内部】
【ジャイアンの母書き手@現実】
[状態]健康
[装備]ダモクレスの剣、ミョルニル
[道具]不明
[思考]基本:過激派に対処。
1:
692達のもとへ。
【YOKODUNA@世界最強の国技SUMOU】
[状態]疲労
[装備]まわし
[道具]ちゃんこ鍋
[思考]基本:母書き手に協力する。
最終更新:2008年09月22日 00:01