「く・・・・・・俺としたことが・・・・・・」
気を失っていた海馬が目を覚ますが、なにやら寝言が聞こえてくる
「ぅん・・・・・・いやだよ姉様・・・・・・カナ・・・・・・」
千秋がいた。 彼は彼女を見るなり抱きかかえた
「(・・・・・・モクバに会うことは今はできない、だが)」
少女は泣いていた。
姉という頼れるものとの仲をこのロワで引き裂かれ、ようやく再会して和解できたと思ったら
彼女を守って逝ってしまったのだ。
いくらしっかりしていても幼い少女にとっては至極苦痛だろう。
弟も自分が死んだらこうなるのだろうか・・・・・・
しかし海馬は想像することをやめた
「よろこべ小娘・・・・・・いや千秋、今回は俺が代わりになってやる」
そういった海馬の目は、深い傷などを気にもしてないかのような強い決意を秘めていたのだ
『イ・ク・サ・カ・リ・バー・ラ・イ・ズ・アッ・プ』
「喰らえ!」
「ぬぅ!」
イクサの得物、イクサカリバーの刀身が光を放ち始める。
太陽の輝きを彷彿させるそれが
アナゴの身体にめり込もうとしていた
「甘いねぇ」
イクサジャッジメントと呼ばれる技をかわしたアナゴだが、彼のスーツに切り込みが入る
「ぶるわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
アナゴは突然咆哮した。
彼は感じた。 倒れた若本の魂が自らの身体に入っていくことを。
そしてそれらがアナゴに己の無念とともに何かを訴えていることを。
お前がナンバーワンだ
「負けられないねえこれは」
アナゴの気が上昇し始めた。主催に踊らされて死んだ若本達の無念が彼の闘志に火をつけたのだ
「あれを使うしかないな!」
名護は彼の異変に気づき、イクサの頭部の装甲を一部取り外す。
そしてまるで携帯電話
みたいな取り外された装甲のボタンを押した
『ラ・イ・ジ・ン・グ』
イクサの装甲が変形を始める。
頭部が電王の電仮面よろしく変わり始め、
胸部が開き、太陽を象ったような後が残り、
全体のカラーが青と白をより強調したものへと変わる。
仮面ライダーイクサの最終系、ライジングイクサだ
「一気に行くぞ!」
「かめはめ波!」
ライジングイクサのイクサライザーの銃口から放たれたビーム、ファイナルライジングブラストと
アナゴのかめはめ波がぶつかりあった。
空が、大地が、幕張メッセ外壁が揺れる。
海馬は速攻魔法『防御輪』で衝撃を防ぎ、それを背にして千秋を抱きかかえて守った
「ふぅ・・・・・・危ないところだった」
最後に残っていたのはアナゴだった。
ライジングイクサの装甲が消え、名護が姿を現す。
しかし次に放った彼の一言はアナゴたちを驚かせた
「俺は・・・・・・一体何をしているんだ・・・・・・」
思えばおかしかった。
何故、かがみとこなたが外道となったのか。
何故、夏奈は仲の良かった姉と妹を殺そうとしたのか。
何故、対主催だった
武藤遊戯が主催になってしまったのか。
何故、男子生徒がかがみを振ったのか。
何故、
513は死に続けるのか。
そう、それらは全て喜緑の意思だった・・・・・・いや最後のは違うか。
彼女は持ち前の影の薄さで彼らに接触し、軽い思考操作をかけておいたのだ。
それがカオスロワの激化によって深くなってしまったのだろう。
「なるほど・・・・・・その馬鹿野郎のせいでこうなっちまったんだな」
名護から事情を聞き、アナゴは若本達の魂の助言でこの結論に辿り着いたのだ
「ふぅん、くだらん小細工をしおって・・・・・・!」
「無理をするんじゃあないよ、海馬君」
傷が痛む海馬をアナゴが支える
「これを飲みなさい」
「貴様何を・・・・・・」
なんと名護が海馬に水を飲ませた瞬間彼の身体の傷が全て消えたのだ!
ちなみにこの水、実は世界樹の雫だったりするが、本人達は知らない。
「なぁにこれぇ」
「貴様は遊戯!」
「あ、海馬君そういえば君も出ていたんだね」
突然の来訪者に海馬は真っ先に反応する。しかし彼は遊戯を見た途端落ち着きを取りもどす
ちなみに量産型みなみは異空間に送った
「表の方か・・・・・・もう一人の遊戯はどうした?」
「うーん、今は引っ込んでいるみたい。 でもその様子だと事情は知っているみたいだね」
「ああ、ここで戦力を整えたらすぐにでも主催本拠地に向かう」
「それは無駄だと思うよ」
遊戯の返答に海馬達は顔をしかめる
「何故無駄なんだ!答えなさい!」
「だって、あの要塞全く人がいないもん」
「なんだと?」
顔に疑問の表情を浮かべる名護。そしてアナゴが口を開く
「それは本当だよ名護君。 今彼らに聞いてみたら
主催陣は喜緑を除いてほぼ全滅
そして今はnice boat.に全員いるみたいだ」
ちなみに彼らというのは若本達の魂のことだ
「ということで僕は幕張メッセ内部に行くから。 はいこれ。ドラゴンは僕の趣味じゃないんだ」
「・・・・・・これは!」
「姉様!?」
渡された2枚のカードを見るなり海馬と千秋は驚いた。
まるで春香と夏奈がそれぞれの竜の姿とともに写っていたからだ。
「死んでいてかわいそうだったからカードにしたんだ。 じゃあ僕はもう行くね」
「待ちなs」
名護が言い切る前に遊戯は内部に行ってしまった。
「名護さん!」
「君は・・・・・・」
倒れたはずの隊員が立ち上がる
「行かれるなら我々もお供します!」
「いや、はっきり言って邪魔だ」
「はっきり言いすぎだ馬鹿野郎」
答えを返す名護に突っ込む千秋。
だが隊員達はうれしそうだ。洗脳が解けても名護を尊敬しているらしい。
そんな彼を見て引いているアナゴたちを尻目に、名護は言葉を続ける
「これからの戦いは非常に危険なものになる。だから君は私の代わりに混乱している軍をまとめなさい」
「わかりました!」
隊員達は長官の証であるバッジと名護が譲渡した証拠になりそうなボタンコレクションを受け取る
洗脳が解けはじめた隊員は彼以外にも多くいるだろう。
だから名護は、統率が乱れ始めている軍を部下達に任せることにしたのだ。
そして彼自身はアナゴ達に協力をすることにした
「「「「「「名護さんとその他、お気をつけて! そして名護さんは最高です!!!」」」」」」
敬礼している隊員達の激励を受け入れて、ブルーアイズ・シャイニングドラゴンは飛び立っていった
【
二日目・12時/幕張メッセ近く、ブルーアイズシャイニングドラゴン上】
【アナゴ@
サザエさん】
[状態]最後の若本
[装備]不明
[道具]不明
[思考]基本:主催を倒す
1:アカギ達の元へいく
※若本達の魂を完全に受け継ぎました
【
海馬瀬人@遊戯王シリーズ】
[状態]健康、超強気
[装備]水竜剣@ロマンシングサガ、デュエルディスク@遊戯王DM、DMのデッキ(ただしブルーアイズはない)
[道具]不明
ウォータードラゴン(南春香)@遊戯王DMのカード
レッドアイズブラックドラゴン(南夏菜)@遊戯王DMのカード
[思考]基本:主催を倒す。千秋を守る
1:闇遊戯とはロワが終わったら決闘したい(DM的な意味で)
2:アカギ達の元へ行く
3:春香と夏奈のカードに対して多少困惑
【
南千秋@みなみけ】
[状態]健康、光竜(ブルーアイズ・シャイニングドラゴン@劇場版遊戯王DM光のピラミッド)
[装備]ブルーアイズホワイトドラゴンのカード@遊戯王シリーズ
[道具]支給品一式
[思考]基本:海馬についていく。主催に制裁を加える。
1:海馬達を乗せてアカギ達の元へいく
2:少し重いぞ馬鹿野郎共
3:春香と夏奈のカードに対して多少困惑
【名護さん@仮面ライダーキバ】
[状態]最高の人、主催に対する怒り
[装備]不明
[道具]イクサベルト@仮面ライダーキバ
名護の天然水(世界樹の雫)@仮面ライダーキバ(ドラゴンクエストシリーズ)
[思考]基本:主催を倒す
1:犯罪者や悪人がいたら、ボタンを毟って排除する
2:アカギ達の元へいく
【軍隊@色々】
共通思考:名護さんは最高です!。残りの軍の混乱を治める
共通状態:持ち物の世界樹の葉は消費しますた
※他の隊員(特にぶっ飛ばされたやつら)も喜緑の洗脳が解けてます
【武藤遊戯@遊☆戯☆王(テレ朝アニメver.)】
[状態]闇AIBO
[装備]千年パズル他
[道具]DMカード他
セイバーのカード@ニコニコ動画
E・HEROネオス(アキタケン)@遊戯王DMのカード
[思考]基本:主催に復讐する
1:主催を殺す。だが対主催はできる限り危害を加えない
2:死者をカードに変え、主催を絶望させるための手駒にする
3:対主催を利用して喜緑を追い詰める。自分はそれまで彼女の前に姿を表さない
4:対主催が喜緑を倒したなら彼女を蘇生させて殺す。その際対主催はどうでもいい
5:幕張メッセ内部に向かう
※闇遊戯より腹黒く、チート能力も闇人格より上です
【量産型
岩崎みなみ5~9号@カオスロワ 異空間追放確認】
最終更新:2008年10月01日 00:47