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テラカオス内部の空間は、鼻の曲がるような腐敗臭を放つ、身の毛もよだつような怪しい空間だった。
ネバネバ、ドロドロと胃液のような謎の液体が滴り、スライムのように蠢き、
そこかしこには、人間の遺体らしきものが無惨に朽ち果てた姿で横たわっている。
消化された人間のものと思われる上着やパンツも、そのままで残されている。
まるで、形容し難いおぞましい蟲の胃袋の中に迷い込んだかのようだ。

「…お前にいいものを見せてやろう」
かがみ(テラカオス)はそう言うと、指を鳴らし合図をした。
すると、謎の液体が数滴、天井から滴り落ちてきた。
液体は床に落ちると、みるみるうちに姿を変え、やがてそれらは数人の人の姿をなした。
だが、その身体は所々腐蝕し今にも崩れ落ちそうだ。
「フハハハハハハハハ……どうだ、驚いたか?
 そいつらはな、元々はこのカオスロワに参加すらしていない一般人だったのだ。
 私は彼らを取り込み、彼らの死をエネルギーにしてこの身体を保ってきたのだよ」
6/は、今にも襲い来るゾンビ達の姿を見回してみた。

いかにも会社帰りの、黒いスーツ姿のサラリーマン、
かがめば見えてしまいそうなミニスカートの女子校生、
もはや身体を支える役割すら果たせなくなった杖を、振り回そうとする老人……
その格好や服装だけで、生前の姿が容易に窺い知れた。
「テラカオス……貴様は自分が生き延びるために、
 こんな何の罪も無い人達の命を、未来を、根こそぎ奪ったっていうのか!?」
問い詰める6/を、テラカオスはかすかに笑いながら軽くあしらった。
「それは違うな」
「何が違うっていうんだ?」
「彼らの命を、未来を、根こそぎ奪ったのは、他でもない貴様だ」
「な、何だと!?」
6/は驚きを隠せなかった。自分が何の罪も無い一般人を殺めた? そんな馬鹿な!

「嘘だ、そんなの嘘だッ!!」
「これは嘘などではないぞ、私は今までずっと、貴様の事を影で見続けていたのだからな。
 お前が岩崎みなみという女のために泣いていた時も、
 柊かがみにレイプされ続けていた時もだ。
 彼らは前回のカオスロワでお前が引き起こしたある事件で犠牲になった者達だ。
 だが彼らはまだ、この世への強い未練から自らの死を認められないでいる。
 そんな彼らの魂の残り滓から作られ、実体化されたのが今の彼らだ」
「そんな……」

よくよく思い起こしてみれば、身に覚えがない訳ではなかった。
自分はカオスロワ4thで様々な人と出会いそして別れ、様々な人を殺めた。
その中に、放送でも呼ばれない名も無き一般人が混じっていたとしても、不思議ではない。
そして、このカオスロワ5thでも……
「6/。懺悔の時間だ。
 これは私が神に代わって貴様に与える、貴様のこれまでの行ないへの代償だ。
 意味も無く殺され、醜い死体に変えられた悲哀と、貴様への恨み、
 そして真の地獄を、たっぷりと味わうがいい!」
「卑怯だぞ、テラカオス!」
「卑怯だと? 笑わせるな。
 生きるか死ぬかの勝負に、卑怯もへったくれもなかろう」
テラカオスはそういうと、さらに奥のほうへと去っていった。

言い合っている間にも、ゾンビ達は6/との間合いをつめていた。
「くそう、こうなりゃ俺は鬼にでも悪魔にでもなってやるぜ、テラカオス!
 さあいつでも来やがれ!!」
6/は剣を構え、臨戦態勢を取った。
二日目・7時半頃(世界崩壊まで後4時間半)/幕張メッセ外部、玉子の固有結界内部】
【◆6/WWxs9O1s氏@現実】
[状態]健康、焦躁
[装備]スタープラチナ
[道具]草薙の剣@古事記、
[思考]基本:対主催
1:目の前のゾンビに対処
2:テラカオスを蹴散らしてかがみを助ける

【テラカオス(かがみ)@テラカオスバトルロワイヤル】
[状態]かがみと同調、柊かがみ伝説、姿は柊かがみ
[装備]エクスカリバー、その他色々
[道具]色々
[思考]基本(テラカオス):世の中をカオスに包み込む
   基本(かがみ):6/を殺して自分も死ぬ
1:目の前の6/を、ただ殺すだけでなく嬲り殺しにする
2:殺して吸収した後外の奴らを殺す
3:6/に近づく女どもは許さない
※現在かがみの能力しか使えません
※テラカオスとかがみの支配関係は同じです。
最終更新:2008年10月20日 22:43