イギリスの街中で黒い鎧をその身に纏い、林のような黒い長髪をざわめかせてその男は立っていた。
まずその男が思ったこと、それは
「私は誰だ?何者だ?」
その男は自分が何者か分からぬまま殺し合いの中に放り込まれた。
しばらく立っていると向こうからデッキブラシを構えたお嬢さんが走ってきた。
こんな殺し合いが行われている夜にお嬢さんが1人でいるなどあってはならない。
私はそのお嬢さんを保護しようと近寄ったその時。
「来ないでっ!!」
そのお嬢さんはデッキブラシを構えてそう言った。
「何故…貴方が生きてるの…?」
その言葉を聞き、お嬢さんと私は知り合いなのかと思い、
「貴方は…私のことを知っているのですか?貴方は私の何を知っておいでですか?」
すると急にそのお嬢さんは涙を流し始めた
「貴方のせいで…夏奈が…夏奈が…」
「その夏奈という子は貴方にとって大事な子だったのですか?」
男は春香の身を案じて自分の手を春香に伸ばすが、春香はそれを払った。
「泣かないでください、ほら。」
そう言うと男はハンカチのようなものを取り出す。
男がハンカチを振るとそれは一厘の花に変わり再び振るとハンカチに戻る。
私を慰めているつもりなのだろうか?
私の前にいる男。私は知っていた。半年前の激戦で倒したはずの男。
邪悪そのもので私から夏奈を、そして間接的ではあるが海馬君の命を奪った男。
私はこの男が記憶を失ったことは嘘ではないとなんとなくではあるが分かった。
それ故に、憎かった。そしてやりきれなかった。
「そこをどいて。」
「どこに行かれるのですか?」
「探したい人がいるから。」
「私も貴方についてってよろしいですか?」
「何故?」
「貴方は私のことを知っているようだ。
貴方に探したい人がいるように私は『自分』を探したいのです。」
「…勝手にして。」
南春香と
混沌の騎士はイギリスの街中を駆け出した。
【一日目・1時/イギリス】
【南春香@みなみけ】
[状態]健康、マムクートの力封印中
[装備]デッキブラシ@テイルズシリーズ
[道具]食料一式、その他不明
[思考]基本:
南千秋、海馬モクバ、
朝倉涼子と合流する
1:殺し合いを止める
2:混沌の騎士に対して何ともいえないやりきれない思い
【混沌の騎士@カオスロワ】
[状態]健康、記憶喪失
[装備]不明
[道具]手品セット、食料一式、その他不明
[思考]基本:殺し合いには乗らない
1:『自分』を知りたい
2:南春香についていく
3:南春香に元気になってほしい。
※5期のころの記憶と能力は失っています。
最終更新:2008年11月05日 11:40