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「そうか、アカギの奴は主催者陣営に入っていたか……。道理で探し回っても見つからないわけだ……」

放送を聞き、黒髪をうっとうしいぐらいに伸ばした青年は呟いた。彼の名は、伊藤開司。
裏社会ではそれなりに名の通ったギャンブラーだ。

(アカギさえいなくなれば、福本作品の顔は文句なしで俺になる。絶対に殺してやるぞ、アカギ……。
 しかし、開始直後に刺客として送り込んだ異世界のアカギたちはいつの間にか全滅したみたいだし……。
 やはり、俺自らが見つけ出して殺すしかないか……)

覚悟を決め、カイジは歩き出す。

「いくぞ、零」
「はい、カイジ様……」

そしてカイジの後ろには、彼そっくりの顔をした少年が付き従っていた。


【一日目・午前6時30分 ハワイ・ホノルル】

【伊藤開司@賭博堕天録カイジ】
【状態】健康
【装備】千年杖@遊戯王
【道具】支給品一式
【思考】
1:アカギを殺す。

【宇海零@賭博覇王伝 零】
【状態】健康、洗脳
【装備】なし
【道具】不明
【思考】
1:カイジに従い、アカギを殺す。
最終更新:2008年11月09日 01:29