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海岸にある小屋の中で二人の男が対談していた。
濱口優とアーチャーの二人組みである。
数刻前、アーチャーが濱口優を釣り上げた後、二人は少し戦闘になった。
無論、殺し合いのことを思い出したアーチャーは本気でかかったが、
濱口優は人間離れした動きで、しかも芸人らしいリアクションを見せながら全て回避して見せた。
そして、一般人ではありえない魔力量や、身体能力に疑問を持ったアーチャーが見せ掛けの降参をし、
その原因を探ることにしたのだった。しかし…

「もう一度質問だ。何故ただの芸人だった男が英霊と互角以上の戦闘をし、そこまでの魔力を持っているのだ?」
「だから何や、その英霊ってのは?魔力って何や?さっきも言ったとおり、今日の昼あたりから体が軽くてな。
なんかこう、体の底から何かが湧き出てくるとかそんな感じや。
理由なんか知らん。さっきからそう言っとるやないかボケ!!」
と、言いつつアーチャーの頭を叩きにかかる濱口優。因みにかなり痛い。
「そんなことより釣りはいつからしとるんや?あれだけの腕前なら無人島でも生活出来るんちゃうか?」
先ほどからこの調子である。アーチャーは頭を抱えっぱなしだ。
ふと、アーチャーが床に目をやると、何やら見たことも無いような木の実の殻が落ちていた。
「一つ聞く。この木の実は何だ?」
「質問の多い奴ちゃな~、それはあのバッグの中に4種類くらい仰山入っとったやつで、昼に腹いっぱい食うたな。
それから、何やら分からんけど飲めば飲むほどいい的なことが書いてあった薬もありったけ飲んだな。」
あれはしんどかったで~、などと言いつつバッグの中から中から取り出した。
そして、それを見たアーチャーは卒倒した。何故ならそこには

「マジックカプセル(英語表記):内容量120個 飲めば飲むほど最強さ!!」
なんてアホな事がかいてあった。

「まさか…この木の実も…」
そういって馬鹿みたいな量が入っていたと思われる5つの袋を見た。
数も数えられんのかと思いつつ見たそれにはそれぞれ、
「力の種」「守りの種」「素早さの種」「命の木の実」「不思議な木の実」とあった。
「くっ、信じたくは無いがこれが真実か。これならあの身体能力と凛以上の魔力量にも納得がいく。
ふむ、凛とのパスが切れている今、此処で契約するのも手か…?」
そうして、思考の海に沈んでいたせいで濱口がしていた行動に気が付かなかった。
「告げる。汝の身は我が元に、我が命運は汝の剣に。聖杯のよるべに従いこの意、この理に従うのならば
      • 我に従え。ならばこの命運汝が剣に預けよう…何やこれ?」
そして、上みたいなことを考えていたアーチャーは反射的に、
「アーチャーの名に懸け誓いを受ける。貴公を我が主として認めよう…あ。」

「つまり、お前が俺の子分で、この右手の刺青分だけ何が何でも言うことを聞くんやな?」
「あ、ああ。そう言うことでいい。」
度重なる説明で彼は疲れ果てていた。「何で賢さの種だけ入っていないのだ。」と嘆きながら。
しかし、ここで更なる悲劇が彼を襲う。
「そやな…じゃ試しに…「次から俺の漁に付き合え!」」(令呪使用)
「何ィィィィィィィィィィィ!!!!(裏声)」
「さあて、強い味方も増えたことだし、明日からじゃんじゃん獲ったるどーー!!!」
そして、極度の疲労と凛以上に強力な令呪の使用、そしてやけっぱちの精神により彼の精神は崩壊した。
「ふ、何を生ぬるいことを。明日と言わず今から、ここのと言わず世界中のあらゆる水棲生物を獲ろうではないか。
さあ、銛を持て!竿を持て!世界中の魚たちは我が手中にある!さあ、行くぞ!」
もはや、ありえないハイテンションである。しかし、相手も然る者、
「ええやないかー!ほな、今すぐ世界に出発やーーーー!」

「ウラーラーラーラーラーラー!!!!!!!」

【一日目・19時35分 日本】

【濱口優@現実】
[状態]超健康、パワー全開
[装備]銛、ゴーグル、ウェットスーツ
[道具]木の実5種(それぞれ少量)
[思考]基本:アーチャーと共に世界中の魚を獲る
    1:とりあえず日本を出る
    2:ウラーラーラーラーラーラー!!!!!!!

【アーチャー@Fate/stay night】
[状態]やけっぱち精神崩壊
[装備]釣竿、最新式リール、釣り針、頑丈な釣り糸
[道具]釣りミミズ×10、釣りバッタ×5、釣りホタル×20、釣りカエル×10
[思考]基本:浜口優と共に世界中の魚を釣る  
    1:まずはどの国へ行こうか…
    2:もうゴールしても良いだろう?凛…
    3:ウラーラーラーラーラーラー!!!!!!!


最終更新:2008年12月26日 09:37