「そろそろいいかな?」
『ああ、そろそろだな。』
本田に殴られて死んだはずの遊戯は立ち上がった。
死ななかった理由は…?
「いやあ千年パズルを盾にしていなかったら即死だったよ。ねぇもう1人の僕?」
『ああ…そうだな…』
武藤遊戯は本田のパンチを寸でのところで千年パズルを盾にしたため一命を取りとめていた。
そして事を伺って今まで死んだふりをしていたのであった。
『これからどうするんだぜAIBO?』
「まずは首輪を外そうじゃないか。
マジックカード発動罠外し!!俺ルールにより首輪を無効化して外す!!」
表遊戯がカードを掲げて叫ぶと彼に巻かれていた首輪は音を立てて外れ、地面に落ちていった。
遊戯の持つチートの一つ『俺ルール』。それにより効果は勝手に書き換えられるのである。
『よし!!首輪が外れたなら怖いものはないZE!!主催を倒して殺し合いを終わらせるぞ!!」
「ねぇもう1人の僕…何を勘違いしているのかな?」
意気込むATMに対し表遊戯は冷たい目線を向ける。
ATMはその視線に一瞬怯んだ。表情は依然として優しいのだが、目がまるで笑っていなかった。
「僕はね…主催を乗っ取ってやろうと思ってるんだ。」
『なん…だと……?』
「こういうものの
ラスボスは僕
みたいな超チート能力の持ち主がやるべきでしょ?」
『ああ…』
「確か、真実の眼(俺ルール仕様)によると主催本部は日本の夢の国にあるらしいね。
そうと決まったらさっさと行こうか。」
『そうだなAIBO。』
「と…その前に。」
『え?』
表遊戯はATMに再び冷たい視線を浴びせる。今度はごみを見るような目をしていた。
『AIBO…?』
「さっきのケジメつけなきゃね。」
ATMは顔を真っ青にする。彼は自分がやった所業を思い出した。
そう、表遊戯の身体を勝手に乗っ取っていろいろやってしまったこと。
AIBOはATMの魂が封印されている千年パズルを外し、冷徹な視線で見下ろしていた。
『何をする気だAIBO……?』
「君との付き合いもここまでだ。」
『おい冗談はやめ…』
「さよなら。」
別れの挨拶と共にATMの魂が入っている千年パズルは表遊戯の手から放られる。
彼がとある呪文を口走った。
そして千年パズルは粉々に砕け散ることとなる。
「爆☆殺!」
「うわああああああああああああああああああああ!!!!AIBOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO!!!」
チュドォォォォォォォォォォン
【闇遊戯@遊戯王デュエルモンスターズ 死亡確認】
【武藤遊戯@遊戯王デュエルモンスターズ】
[状態]健康、闇AIBO、首輪なし
[装備]デッキ、大量のDMカード、デュエルディスク
[道具]支給品一式、デッキ、大量のDMカード、デュエルディスク
[思考]基本:主催本部を乗っ取る
1:日本の夢の国へ行く
最終更新:2009年02月27日 00:25