「てめエが頭冷やせ」
どこからともなく声が聞こえてきた。男の声だった。
「6に関係無いから、主催を降りろだァ?んなくだらん理由だけで主催が入れ替わる方が
意味ねエだろうが?」
そう言って姿を見せたのは、白髪の男一方通行(アクセラレータ)だった。
「貴方は、…確か1日目で死んだ一方通行。…どうしちゃったのかな、すでに死んだ人が平然と生き返って
こんな所に来るなんて…、BRをやってる意味無いじゃない」
そう言ったなのはの言葉に、一方通行は笑いながら答える。
「ハハッ!馬鹿か?このロワでは何十回と死んで生き返ってる奴もいるのに今更何言ってェんだ?」
最もな事を言われ、一瞬冷や汗を流すなのはだったが、すぐに攻撃体制に入った。
仮に相手に何を言われた所で、自分は主催を降りるつもりはない。
「うるさいなぁ、あなたも少し頭冷やしなさい、ディバイン・バスター!」
強大な魔力により放たれた、砲撃が一方通行を襲う。
しかし、次の瞬間に信じられない事が起こる。
一方通行に放たれた砲撃が、当たる直前に跳ね返ってしまった
「なっ!?」
跳ね返った砲撃は逆になのはを襲う。
「何故…攻撃が跳ね返されて…、なんとか防壁で防いだからよかったけど…」
かろうじて、跳ね返った攻撃を防御魔法で防げたなのは。
しかし、先ほどの信じられない光景に、なのはは焦りを隠せない。
◇ ◇ ◇
「ンだァその逃げ腰は。愉快にケツ振りやがって誘ってンのかァ?」
なのははその後防戦一方だった。
なのはがいくら攻撃を仕掛けた所で全て、一方通行に跳ね返されてしまう。
そんな白い悪魔のなのはを、同じく白い悪魔の一方通行は追い続ける。
「さて問題です。この俺、一方通行は果たして何をやっているでしょう?」
一方通行がそう言った直後になのはは間近にまで追いつかれてしまう。
「こ、このお!スターライト・ブレイカー!」
なのははやけになり、一方通行に攻撃を放つ。
しかし、やはり跳ね返され、とうとう防御呪文も間に合わず、
なのはは自分の放った攻撃を自分が受けてしまう事になる。
「…ぐう……」
「へぇ、まだ生きてるのか…存外丈夫な身体だな」
「あなたの能力…反射…ね」
「残念、惜しいけど俺の本質とは違うンだよねェ……、答えはベクトル変化。
運動量、熱量、電気量、あらゆるエネルギーは俺の皮膚に触れただけで変更可能。
まあ、普段は反射に設定してあるけどなァ」
「あ…悪魔め…」
邪悪な笑い顔で説明する一方通行に対し、なのはは動けなかった。
動けないというのは今の攻撃のダメージのせいもあるが、
一方通行の強大な能力による恐怖によるものが一番大きかった。
なのはには目の前の白髪の男に勝つイメージが思いつかず、ただ死の宣告を待つしかなかったのである。
「それでは敗者復活戦の問題です」
そう言いながら一方通行は、先ほどの攻撃でなのはの身体にできた傷に指を入れた。
「俺は今、血液の流れに触れている。これを逆流させたら人間の身体はどうなっちまうでしょうか?
………ヒャハッ!正解者には安らかな眠りを!」
なのはは目の前の男の恐ろしいものを見ることとなる。
それが彼女がこの世で見る最後の光景だったのだ――
「これより、俺がしばらく…そうだな、
木原マサキって奴が戻ってくるか、ちゃんとまともに主催がこなせる奴が
出てくるまで、俺がこの殺し合いの運営を代行するが、文句はねエな?」
「はい、構いません…」
「いい返事だ、じゃあテメエ達は殺し合いの参加者として殺し合いの会場に行きな。
あの女の仲間だったテメェ達じゃ主催の仕事ができるとも思えねえしな、
ここに居られても邪魔なだけだ」
冥王がいなくなり、その場に残ったのは1人の白髪の男のみであった…
【一方通行@とある魔術の禁書目録】
[状態]健康
[装備]不明
[持ち物]不明
[思考]
1:カオスロワの運営の代行
2:木原マサキ、もしくはまともに主催がこなせる人間が出てきたら、
主催の座を渡して、自分は参加者として殺し合いの舞台に戻る。
【機動6課隊員@魔法少女リリカルなのはsts】
[状態]健康
[装備]不明
[持ち物]不明
[思考]
共通思考:一方通行に従う
1:一方通行さんこえ~
2:これからは主催では無く参加者として行動。
【高町なのは@魔法少女リリカルなのはsts 死亡確認】
最終更新:2009年04月02日 01:13