「くそっ……なんなんだよアイツは!」
大通りとはうってかわって人気の無い、香港の路地裏。
僕、間桐慎二はその路地裏を、必死に走っていた。
三十分ほど前のことだ。
とある喫茶店で、僕とネネちゃんのママ、カミーユ・ビダン、松田の三人は話し合っていた。
話し合いの内容はもちろん、あの男、
織田信長をどうやって倒すかだ。
すぐに僕の提案した天才的なアイデアが、三人の賛同を得られ、
「完璧だ! この方法ならきっと、織田信長だって倒せる!」
そう僕が叫んだときに、アイツは現れた。
「でも、それって根本的な解決になってないですよね?」
「……え?」
最初に、ネネちゃんのママの首が飛び、
「お前ッ……!」
「俺がルールを守ってロワに参加しているのに主催者打倒なんて、
俺と地球人との間にこんなに意識の差があるなんて思わなかった……!」
懐から銃を取り出したカミーユがそれを撃つよりも早く、刀がカミーユの胸を貫き、
「いやあ、ニュータイプは強敵でしたね」
「うわあああああっ!」
僕に続いて逃げ出そうとした松田を一閃、切り捨てた。
そして、僕も――。
心臓、を。
刀が、貫いている。
血が、ドバドバと出て、制服を、紅く、染める。
地面に倒れる僕を、ニヤケ面の男が見下ろしている。
どんどん薄れていく意識の中、アイツの声が、最後に響く。
「楽しい宴会でしたね……」
……。
…………。
………………。
……………………ウザっ!
【間桐慎二@Fate 死亡】
【ネネちゃんのママ@クレヨンしんちゃん 死亡】
【カミーユ・ビダン@劇場版機動戦士Zガンダム 死亡】
【松田@DEATH NOTE 死亡】
【午前0時40分/香港】
【ミストさん@スーパーロボット大戦K】
【状態】健康
【装備】村正@歴史
【道具】支給品一式
【思考】
1:ルールを守って、地球人を皆殺しにする。
最終更新:2009年05月17日 09:27