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急降下してきたメタナイトの剣を、ネギで受け止めてメタナイトの体ごと弾き返すミク。
メタナイトは大きく跳躍し、間合を取って着地した。
「お、おいどうすんだミク?」
恐怖におののく6/氏に振り向いて、電子の妖精は笑いながら答える。
「決まってるじゃないですかマスター。……逃げるんですよ!!」
「へ?」
そう言うや否や、ミクは

「あ、それとね 白いお馬さん 当然でしょ 早く迎えに来て」

とワールドイズマインの一節を口ずさんだ。するとどこからともなく白馬がやってきて、ミクを背中に乗せた。
「さあ行きますよマスター!!」
そう言って手を伸ばし、6/氏の手を握って馬の上に引き上げるミク。
「え、ちょ……」
「待たれよ!! 敵前逃亡とは武人のすることではないぞ!!」
引きとめようとするメタナイトに、
「だって私は武人じゃなくて歌い手だもん!!」
と、ある意味もっともな返事をして馬を駆け出させた。
「くっ、なんとしてでもここで仕留めねば……」
そう言って剣を振りかざして追ってこようとするメタナイト。
すかさず、

「ブラック☆ロックシューター!!」

とミクが歌うと、空から黒い隕石が降ってきてメタナイトに命中した。
「今のうちに逃げ去りましょう。サーヴァントならこの程度では死にはしませんが、時間稼ぎには十分です」
凛々しい顔で己のマスターに告げるミクだったが、6/氏はやや呆れたような顔で呟いた。
「ミク……お前、本当にセイバーか?」

「く……何たる不覚!!」
ほうほうの体で隕石の下から這い出たメタナイトの元に、一人の長身の女性が歩み寄る。
「取り逃がしたようね、ライダー」
「マスター殿……かたじけない。行き先さえ判れば、追いつくのは容易いが……」
「まあいいわ。『あの子』の攻撃パターンが読めただけでも良しとしましょう」
ライダーのマスターである女性は、セイバーを取り逃がしたというのに余裕のあるような表情を崩さない。
むしろこの失態を楽しんでいるかのようであった。
「しかし、セイバーのザーヴァントと聞いていたのにまさか剣技以外でかかってくるとはな……
そもそも馬といい隕石といい、まるでライダーかアーチャー……いや、キャスターか。果たしてあの娘の宝具とは……」
いぶかしむメタナイトに、マスター――巡音ルカは答えず、ただその顔に思惑ありげな笑みを浮かべるのみ。
「さて、このままミクの探索と行きたいところだけど……その前に、目の前の敵を取り除かないとね。
相手してあげるわ。出てきなさい、アーチャーとそのマスター」

【午後5時30分/日本】

【巡音ルカ@ボーカロイド】 (マスター)
【状態】健康
【装備】不明
【道具】支給品一式
【思考】
1:アーチャーを倒す
2:その後ミクの捜索

【メタナイト@星のカービィ】 (ライダー)
【状態】健康
【装備】剣(詳細不明)
【道具】支給品一式
【思考】
1:マスターに従い、敵を討つ
※サーヴァントです(クラス:ライダー)

一方、白馬に乗って逃げたミクと6/はとある世界的に有名な電化街のマクドナルドでやや早い朝食を取っていた。
「まあ、あんな目にあった以上はどうやらお前が本物の初音ミク……少なくとも、本物のサーヴァンとであることは認めないといけないようだな」
ベーグルバーガーを頬張りながら6/が呟く。
「今まで信用してなかったんですか!!」
「当たり前だろ。ついさっきまではただのコスプレイヤーで電波でストーカーな美少女だと思ってたし」
「えらい言われようですねえ私!! 『美少女』ってのすらもフォローに聞こえないですよ!!」
頬を膨らませてジュースを一気飲みするミク。
「大体、なんで俺をマスターなんかに選んだ? 俺みたいな平凡な人間じゃなくても、他にもっといただろ」
「ああ、それは平行世界の……あわわわわ、これは禁句でしたっ!!」
慌てるあまりむせてジュースを噴出すミク。きたない。
「その、兄さんと姉さんに言われたんですよ。あなたの家に行って、あなたを無理矢理縛り上げてでも契約しろって」
「最初から俺の意思無視する気満々だったんだな」
しかし、ミクの兄と姉って言ったら当然あの二人ってことになるのか?と6/はコーヒーを飲みながら思案する。
気付けば随分と非日常的なことに巻き込まれている気がするが、今更後には引けない。
(ま、いつかSS書く時に役に立つと思えば……)
丁度その時、マクドナルドに二人の女子高生らしき客が入ってきた。
ミクたちは最初は気にも留めなかったが、その女子高生のうちの一人が
「おおお!! すごいっす、こんな完成度の高いミクのコスプレを見たのは初めてっす!!」
などと言ってテーブルに寄ってきたので、無視するわけにもいかなくて顔を上げた。
その途端、二人とも声を揃えて叫んだ。
「「す、涼宮ハルヒ!!(と他一名)」」

【午前6時/日本・秋葉原】
【◆6/WWxs9O1s氏@書き手】
【状態】健康
【装備】無し
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
1:なんか来ちゃった……
2:死にたくない
※6期までの6/氏とは別人です

【初音ミク@ボーカロイド】
【状態】健康
【装備】伝説の首領パッチソード@ボボボーボ・ボーボボ
【道具】支給品一式
【思考】
1:マスターに従う
※サーヴァントです(クラス:セイバー)

【涼宮ハルヒ@涼宮ハルヒの憂鬱】
【状態】健康(性的な意味で)
【装備】なし
【道具】支給品一式、不明支給品、大量のハルヒ×キョン同人誌
【思考】
1(建前):SOS団のメンバーを再結集させ、平行世界について調べる
1(本音):キョンを見つけて○○とか××とかする
2:殺し合い? そんなもの知るか

【田村ひより@らき☆すた】
【状態】健康、SOS団臨時団員
【装備】なし
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
1:面白そうなのでハルヒについていく
最終更新:2009年05月21日 00:51