「……では、我々の
織田信長征伐に協力する気は無いと、そういうことですねディオ・ブランドー?」
「DIOだよ、シキ・エイキ。悪いが私は私で目的があるのでね、君達に協力する気は一切無い。
……しかし、どうやって私達の潜伏場所を知った?」
「職業柄、私はアナタのような人種については他の人よりもよく知っているんですよ……では、切ります」
ガチャ、という電話を切る音と、その後にツー、ツーという音が鳴ったのを確認して、
DIOは受話器を置く。
織田信長を倒したいから力を貸せ……簡単に言えば、そんな内容の要求だった。
無論、DIOがそのような要求に従うはずも無い。DIOの目的は信長の打倒では無く、世界制覇である。
下僕ならばともかく……協力者など、DIOには必要無い。自分の隣に人は要らない。ただ、下にだけ人が要ればいいのだ。
「要求は断った……それでもしつこく勧誘に来るのならば、私の『世界』が相手になろう」
もし役に立ちそうならば、肉の芽を埋め込んで部下にしてもいいな、と呟いて、DIOはワイングラスを傾ける。
……が、いくら日が当たる場所に出れないからといって引き込もっているだけで生き残れるほどバトルロワイアルは甘くないのだよ。
「大変ですDIO様! 雛見沢中に火が放たれました! この館にまで火が迫ってきています!」
「この広がりようでは消火はもう無理です! 逃げてくださいDIO様!」
双子の突然の報告に、盛大にワインを噴き出すDIO。吸血鬼である彼にとって、日光は敵。
館が燃えてしまえば、その日光にモロに晒されることとなってしまう。
「クソ、誰の……!」
誰の仕業だ、そう叫びかけてDIOは察する。先程自分がその要求を断った、電話相手の事を。
「おのれ……原作のジョースター一行もやらなかったことをよくも! リン、レン、私は地下の通路より他の拠点へ移動する!
リンは私の護衛を、レンは放火魔を捕え、ミンチにして私のところへ持ってこい!」
「「かしこまりました、DIO様!」」
▽
「言われた通りに火を点けてきたが……これでいいんだな?」
「ええ。我々に協力しない以上、DIOは黒です。敵の敵は味方という言葉もありますが……」
「そんな甘っちょろい戯言をほざける状況じゃないって事か」
「はい。彼らを生かしておいては、最悪のタイミングで漁夫の利をかっさらわれるやもしれません。危険因子は、黒です」
「まあ、いいがな。……で、DIOの次の勧誘相手はどいつだ」
「自由にさせておくには危険な人物としては、
範馬勇次郎やドナルド・マクドナルドなどがいますが……まあ、臨機応変に勧誘していきましょう。
時に志々雄さん、この首輪なんですが……解除できそうな知り合いはいませんか?」
「……さてな。 百識……方治あたりならどうにかなるかもしれないが、居場所がわからねえ」
「では、地道にそちらも探してみましょうか」
【午前7時30分/日本・地下通路】
【DIO@ジョジョの奇妙な冒険】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
1:カオスロワの混乱に乗じて、世界を制覇する
2:邪魔者はリンとレンに始末させる
【鏡音リン@ボーカロイド】
【状態】肉の芽
【装備】デリンジャー
【道具】支給品一式
【思考】
1:DIOに従う
【午前7時30分/日本・雛見沢村】
【鏡音レン@ボーカロイド】
【状態】肉の芽
【装備】S&W
【道具】支給品一式
【思考】
1:DIOに従い、放火魔を殺害する
【志々雄真実@るろうに剣心】
【状態】健康
【装備】
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
1:織田信長を討ち、日本を手中に。その際、邪魔者は消す。
【四季映姫・ヤマザナドゥ@東方project】
【状態】健康
【装備】
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
1:織田信長を討つ。その際、邪魔者は消す。
2:志々雄から目を離さない。
3:信長討伐のための協力者を集める。
最終更新:2009年05月29日 00:30