どうも皆さん、俺は藤岡という者です。
サッカーが好きでクラスメイトの女の子に片想いしてる、割と普通の中学生です。
けど、今俺が置かれてる状況は普通じゃありません。
現在、俺はハリウッドスター
みたいな顔したものすごく大きなお兄さんに襲われてます。
なんか、パンチで普通にアスファルトが砕けてます。
まあ、あんなのまともにくらったら死ぬよね、たぶん。
ちくしょう、俺の人生ここで終わりか……。せめて南に俺の思いをわかってほしかったなあ……。
「待てい!」
そんな風に俺が人生を諦めかけていると、突然やたらかっこいい声が辺りに響いた。
あ、敬語じゃなくなったのは単にめんどくさくなっただけなので気にしないでほしい。
とにかく、俺は声が聞こえてきた方向を見る。そこには、ヒーローのような格好をした人たちが五人並んでいた。
「アオレンジャー!」
「ビッグワン!」
「怪傑ズバーーーーット!」
「宇宙刑事アラン!」
「仮面ライダーV3ァ!」
五人のヒーロー(?)が、それぞれ名乗りをあげる。なぜか、みんな声がそっくりだ。
「無力な少年を一方的に襲うその悪行、許すわけにはいかん! 行くぞ、みんな!」
『おう!』
赤い仮面の人の号令で、五人は一斉にマッチョお兄さんに襲いかかる。
そこからはもうスーパーヒーロータイムというか、遊園地のヒーローショーを見ているようだった。
ヒーローの皆さんの攻撃が、次々とマッチョお兄さんにクリーンヒットしていく。
「V3キーーック!!」
☆
そしてとどめに、赤い仮面の人が跳び蹴りをヒットさせる。
マッチョお兄さんは大きく吹っ飛び、なぜか爆発して木っ端微塵に砕け散った。
「怪我はないか、少年」
目の前で起きたとんでもないバトルに呆然としていた俺に、青い仮面の人が話しかけてきた。
「あ、はい。大丈夫です」
「それはよかった。辛いだろうが、もう少し辛抱してくれ。必ず俺たちが悪を倒し、平和を取り戻してやるから」
「おい、そろそろ次に行くぞ」
「ああ、わかった。それじゃあな!」
さわやかに手を振って、ヒーローたちは去っていく。
その姿を見て、俺は呟かずにはいられなかった。
「かっこいい……」
【午前7時/アメリカ・ニューヨーク】
【藤岡@みなみけ】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
1:死にたくない
2:夏奈に会いたい
【宮内レンジャー】
【風見志郎@仮面ライダーV3】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
1:悪を倒す
【新命明@秘密戦隊ゴレンジャー】
【状態】健康
【装備】強化服
【道具】支給品一式
【思考】
1:悪を倒す
【番場壮吉@ジャッカー電撃隊】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
1:悪を倒す
【早川健@怪傑ズバット】
【状態】健康
【装備】ズバットスーツ
【道具】支給品一式
【思考】
1:悪を倒す
【アラン@宇宙刑事ギャバン】
【状態】健康
【装備】バトルスーツ、猟銃
【道具】支給品一式
【思考】
1:悪を倒す
【メタリック軍曹@ドラゴンボール 死亡】
最終更新:2009年05月31日 00:21