秋葉原の路地裏で赤いコートを着た男が佇んでいる。
彼の名は
アーカード、吸血鬼だ。
いまや空には太陽が秋葉原を照りつけている。
吸血鬼にとっては弱点以外の何者でもないのだが、上位の真祖であるアーカードにとって太陽の光は『大嫌い』程度のものだ。
「人が銃を持ち、剣を持ち、自ら与えられたカードで殺し合うバトルロワイヤル…。
クハハッ……クハハハハッ…!
織田信長という男も相当のロクでなしのようだな……
よろしい、ならば闘争だ。楽しませてもらうとしよう……」
未だ見ぬ闘争に心を躍らせるアーカード。
そろそろ食事の時間だと言ってアーカードは袋を取り出す。
その袋は日本の誰もが一目見れば分かるであろうマクドナルドの袋だ。
アーカードが興味本位でそこらへんの店舗からもらったものだ。
アーカードはハンバーガーを口に運ぶと……
「不味い。
ヒューマン共はよくこんなものを食えたものだ。いや、私は吸血鬼。
やはり血以外の食べ物はうけつけないようだな……」
顔を歪ませマクドナルドの袋を投げ捨てた。
その時、アーカードは自分に向けられる殺気を感じ取り振りかえる。
するとそこには道化師ドナルドが立っていた。
伊澄&ぬ~べ~との戦闘の後少し体力を回復させて再び再戦を挑もうとしていたが、アーカードがマックのハンバーガーを投げ捨てるという暴挙を発見してしまった。
もちろんドナルドがこれを放っておくはずがない。
「お前表に出ろ」
「HAHAHAHAHA!私と戦うというのかピエロ!いいだろう、かかってこい!!」
「だったら……ポテト食ってろぉ!!」
ドナルドの言葉とともに空中から神父の銃剣ほどの大きさのフライドポテトが数本出現。
そして未だ狂った笑みを崩さないアーカードへ向けて射出する。
アーカードは地面を蹴り跳躍するが襲い来る数十本のポテトを回避することは出来ず何本か自身に突き刺さる。
「ほぅ…なかなかの武器のようだな」
体に突き刺さるポテトを抜きながらアーカードは笑う。
今自分と対峙するドナルドが強者であると実感したからだ。
だが、次の瞬間アーカードの笑みは消えることとなる。
上を見上げるとついさっき自分が食べていたハンバーガーとは比べ物にならないほど巨大なハンバーガーが落下してきたからだ。
「メガマックだ!」
「何だと…こんな攻撃手段まであったとは…」
空中にいるアーカードは落下してくるメガマックを避けることは出来ない。
アーカードは抵抗することも出来ず、巨大なメガマックに潰されることとなった―――
そして立つものはたった一人。ドナルド・マクドナルド。
「ドナルドはね、ハンバーガーを粗末にする子を見るとつい殺っちゃうんだ☆」
「クハッ…クハハハッ…楽しい…こんなに楽しいのは久しぶりだ!」
メガマックで潰して殺したはずの男の声が響き渡る。
その瞬間地面とメガマックの間から闇が溢れ出る。
溢れ出した闇は何れ一つとなり先ほどドナルドが潰したはずの男の姿となった。
「そこのピエロ。名前はなんだったかな…?」
「ドナルド・マクドナルド♪ドナルド・マクドナルド♪」
「ドナルド・マクドナルドか。いいだろう、貴様をカテゴリーA以上の吸血鬼以上の強者と認識しよう」
「気に入ってくれてうれしいな☆ドナルドがお客さんにもっとサービスをしてあげるからね☆」
「それでは教育しよう。吸血鬼の闘争というものを!
拘束制御術式第3号、第2号、第1号、開放!」
【1日目9時/日本・秋葉原】
【ドナルド・マクドナルド@マクドナルド】
【状態】疲労回復完了
【装備】なし
【道具】支給品一式、ハンバーガー×50、
金属バット
【思考】
1:自然に体が動いちゃうんだ☆
2:アーカードへのおもてなしの後、伊澄とぬ~べ~におもてなしをする
【アーカード@HELLSING】
【状態】拘束制御術式第1~3号開放
【装備】なし
【道具】支給品一式、その他不明
【思考】
1:よろしいならば殺し合いだ
2:ドナルドとの闘争を楽しむ
最終更新:2009年06月08日 20:48