「289人も死んだのか…」
放送を聞いた妹紅は走りながら、そう呟いた。
彼女は蓬莱の薬を服用し、蓬莱人になり死なない体だ。
いや、死ねない体と言ったほうが適切か。
つまり彼女には「死」というものがない。
永遠という時間を生きていかなければならない。
☆
「それにしてもあいつらは疲れないのか?」
あいつらとはあの熱いテニスプレイヤーとあの熱い柱の男である。
キュキュキュッ トットキキュキュッキュ
キュキュキュッ
トゥ トッキュキュ トトッ
キュキュッ キュドッ
キュキュキュ
トッキュキュ キュキュ
トットッキュッ キュ
キュキュキュ トッ
「マテ、シューゾー!」
修造はすり足のような独特の走り方で速く、サンタナは普通に走っていて速い。
妹紅はついて行くだけで必死だ。
☆
「あせらないあせらない。 ひとやすみ、ひとやすみ… 」
「ヤットトマッタカシューゾー!」
「はぁはぁ…」
息が切れているのはもちろん妹紅である。
「ダイジョウブカ、モコウ?」
半裸の外人男性、サンタナが妹紅を心配して聞いてきた。この男は見た目はともかく
いっしょにいると意外にいい奴のようだ。
「ああ、大丈夫だ!」
妹紅…ではなく、なぜか修造が答えた。
「オレハモコウニキイタンダゾ、シューゾー!」
「あはぁ~ん」
「私は大丈夫だ、サンタナ」
「ソウカ、トコロデ、シューゾー!」
「話し掛けんじゃねえよ」
「なんでキレてんだよ、ちゃんと、聞いてやれよ!」
「ソウダヨ!」
「あはぁ~ん」
どうやらこの三人の息が合っているようだ。
「サッキカラドコニムッカテルンダ?」
「ああ、私もそれは気になっていた」
この二人はどこに向かっているのか知らなかった。
サンタナはメキシコからきたので日本の地理については知らないし、
妹紅は1000年くらい前は日本にいたが、あまり東に行くことはなかったし、
幻想郷暮らしが長かったので知らなかった。
「俺の出身地、そう東京だ!」
☆
「アト、シューゾー」
「なんだ、サンタナ!」
「ココハドコナンダ?」
「サンフランシスコに着きました」
「「何でだよ(ダヨ)!」」
【12時30分/アメリカ・サンフランシスコ】
【妹紅と熱い男たち】
【共通思考】
1:殺し合いには乗らない
2:東京に向かう
【藤原妹紅@東方Project】
【状態】健康 熱血伝染
【装備】なし
【道具】支給品一式、蜆×3 米の苗 不明支給品
【思考】
1:何でだよ!
2:あいつ(輝夜)はいるのか?
【
松岡修造@現実】
【状態】健康 熱血
【装備】なし
【道具】支給品一式 蜆×97 米の苗 不明支給品
【思考】
1:サンフランシスコに来ています。
2:もっと熱くなれよ!
【サンタナ@ジョジョの奇妙な冒険】
【状態】健康 熱血
【装備】なし
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
1:何でだよ!
2:もっと熱くなれよ!
3:あれ、何か忘れてるような?
※彼らは何かの干渉を受けてなぜかサンフランシスコにいます。
最終更新:2009年06月13日 00:24