ドロッチェが行き着いた場所には謎の少女がいた。
その袋小路には死体が大量に転がっている。
「あなたは…」
少女はドロッチェに気付く。
「俺はドロッチェ。…一体何があったんだ?」
少女は疲れたようにため息をついた。
「私は白鷺弓子。…この状況はさっきのあなた達と同じよ」
「!」
「あなた達より少し前にね。
そこの…眼鏡をかけた女の人がいるでしょ?」
ユミコが指した先には確かに眼鏡を掛けた女の死体が存在した。
「ジェフリーさんとミュート君と…その人をズガンしたの」
「…そしてそいつらも仲間同士で殺し合ったと」
あの魔剣は何本も存在するのか。なら今は何処に…
ドロッチェには容易に想像がついた。まさか、ユミコが…
「剣を持ったジェフリーさんをミュート君が、
そしてミュート君を私が…」
ユミコは片手からあの魔剣を持つ。
「お願い!私を…この剣ごと消し滅ぼして!」
「…分かった」
ドロッチェはその魔剣の恐ろしさを知っている。
手放すことも出来ず、
持った者の末路は、破滅。
「いくぞ。」
ドロッチェはヒノカグツチをユミコに振った。
「止めろ、ドロッチェ!」
ナカジマはユミコの前に庇うように立つ。
…そしてヒノカグツチの炎によって焼き尽くされてしまった。
「なっ…」
「ナカジマ君っ!!」
ドロッチェには斬った感覚は伝わらない。…炎の刃がナカジマを炭に変えた。
「…ユミコ、お前は生きろ」
「え?」
ユミコは、ドロッチェの言った事が理解できなかった。悲劇の連鎖を、止めないのか。
「いいから、ナカジマが庇ったのが無駄になるだろう」
ナカジマの気持ちをせめて、尊重したい。
あくまでナカジマは、魔剣にも操られた訳でもなく自らユミコを庇っただけなのだから。
「俺は行くぞ。」
ドロッチェは袋小路を後にした。
…後にはユミコとアイスソードだけが残された。
【秋葉原ビル群 3日目:2時】
【ドロッチェ@星のカービィ】
[状態]:良好
[装備]:ヒノカグツチ@女神転生
[道具]:支給品一式
[思考]スピン達と合流
【白鷺弓子@女神転生】
[状態]:放心状態
[装備]:アイスソード@ロマサガ
[道具]:支給品一式
[思考]不明
【
野比玉子@
ドラえもん 死亡確認】
【ジェフリー・ハウエル@セプテントリオン 死亡確認】
【ミュート・ランデル@FFTA 死亡確認】
【中島朱実@女神転生 死亡確認】
最終更新:2007年01月07日 22:21