「ギンガナム殿はかなりの強者でしたね。
トップハム・ハット卿」
「うむ、あのような者が少なくともあと3人いるとはな、我々も精進せねばな」
ここは九州。トップハム・ハット卿と他2名は先ほどの戦いの傷を癒していた。
先程の戦いにおいて、トップハム・ハット卿の疲労はピークに達していた。
「トップハム・ハット卿、大丈夫ですか?」
「ああ、我は大丈夫だ。それより君達は?」
「私たちは大丈夫ですが、トーマスの方が少し‥‥」
口ごもる車掌。
「損傷が激しいか?」
「はい…」
さすがの魔改造のトーマスでも四国を消滅させるほど攻撃を放てば、
かなりの負担があるのは当り前である。
「ならば、隠し玉を使うしかなさそうだな」
「トップハム・ハット卿…このトーマスはまだ進化するのですか?」
驚く車掌。
「我が友なのだが、そろそろ来る頃合いだ」
「トップハム・ハット卿!」
慌てる運転手。
「なんだい?騒がしいぞ」
「すいません、そんなことよりも何者かが上空より何かが我々に接近しております」
顔がにやけるトップハム・ハット卿。
「‥‥‥‥‥来たか」
そして…
「トップハム・ハット卿、お久しぶりですね」
現れた妙齢の女性。
「久しぶりだね。パプーシュカ君」
その時、車掌と運転手は思った。
「「(‥‥‥いや、この人、誰だよ?)」」
■ ■ ■
「私はパプーシュカと申します。以後お見知りおきを」
丁寧に挨拶をするパプーシュカと名乗る女性。
どうやら、彼女こそがトップハム・ハット卿がいう隠し玉らしい。
「早速で悪いんだが、このトーマスを修理・強化することは出来るかい?」
トップハム・ハット卿が彼女に問う。
「ええ、それくらいなら簡単よ♪」
パプーシュカがトーマスの前に立ち、何やら呪文のようなことつぶやいている。
「………スよ、我が願いに答えよ」
すると、不思議なことが起こった。
さっきまでボロボロだったゴットトーマスのボディや損壊していた箇所が治っていくではないか。
驚く車掌と運転手は言葉を忘れる。
「これでよろしいかしら?」
「Good.」
「機動性、装甲をいままでの二倍ぐらいになったとこかしら」
「パーフェクトだ!」
見た目は先程のゴットトーマスと変わらないが中身は別物らしい。
「あのぅ」
「なんだ?」
恐る恐る車掌はパプーシュカに尋ねる。
「パプーシュカ様は何故、トップハム・ハット卿に協力するのですか?」
パプーシュカは少し考え、こう答えた。
「私にはなすべきことがあり、その目的のために」
淡々と言葉を紡ぐパプーシュカ。
「手を組んだだけ、それだけの話よ」
「その目的って何ですか?」
「…………………………復讐よ」
その言葉にははっきりとした殺意があった。
■ ■ ■
それ以降、車掌は何も聞かなかった。
いや、聞けなかった。
「よし、皆の者行くぞ!目指す主催者の本拠地だ!」
「待って、最後にもうひとつやる事があるの」
パプーシュカがトップハム・ハット卿を静止させる。
「来なさい!エナジーシェル!」
そう、パプーシュカが言うとゴットトーマスにファンネルっぽいものが合体した。
「これは素晴らしい」
「でしょ、名付けて『天魔トーマス』さぁ行きましょう♪」
「よし、気を取り直して全速前進だ!!」
ついに動き出した巨大な悪意はカオスロワに何をもたらすのか?
それはまだ、誰も知らない。
「(……………待っていなさい、必ず私が殺してあげるから)」
「(ねぇ、オ プ ー ナ)」
【午後1時/日本・九州】
【トップハム・ハット卿@きかんしゃトーマス】
【状態】健康
【装備】 天魔トーマス搭乗
【道具】支給品一式 デンコーセッカの空瓶 不明支給品
【思考】
1:本土に向かう
2:信長を倒してカオスロワを乗っ取る。
3:いずれはギンガナムとの決着をつける。
【車掌@きかんしゃトーマス】
【状態】健康
【装備】 天魔トーマス搭乗
【道具】支給品一式 不明支給品
【思考】
1:我が心、トップハム・ハット卿とともに。
【運転手@きかんしゃトーマス】
【状態】健康
【装備】 天魔トーマス搭乗
【道具】支給品一式 不明支給品
【思考】
1:我が心、トップハム・ハット卿とともに。
【パプーシュカ@オプーナ】
【状態】健康
【装備】 天魔トーマス搭乗
【道具】支給品一式 不明支給品
【思考】
1:オプーナを必ず殺す
最終更新:2009年06月17日 23:01