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橙子と青子、そして悟空は工房内で第一回定期放送を聞いていた。
「くそ、もうこんなに死んじまたのか・・・」
悟空は悔しそうに歯をくいしばる。
彼の一番の目的は元の世界に帰ることである。
そのためにまずはこの殺し合いを終わらせる。
ただ彼がこの殺し合いを止める理由はそれだけではない。
いや、むしろそれはおまけなのかも知れない。
彼にとって人を殺すことなど決して許されることではないのだから。
「孫、死にそうな人を助けたいからといってここを出るなよ。」
悟空に冷たい言葉をかけるのは橙の人形師蒼崎橙子である。
「お前はこの殺し合いの主催者に気づかれていない可能性がある。時が来るまで我慢しろ。」
悟空の首には首輪が無い。なぜなら彼は蒼崎姉妹に別の世界から呼び出されたからである。
彼はこのゲームを破壊する可能性を秘めている。
彼は聖杯戦争やバトルロワイヤルにおいて存在しないはずのカードである。
存在するはずもないものに対策を練れるはずもない。
だがそれは彼の存在をきづかれていないからこそである。
うろついて見つかっては話にもならない。
「とりあえず今回の放送で信長は大切なことを言ったわ。」
話の流れを変えたのは青の魔法使い蒼崎青子である。
今回の放送で信長は自分以外に主催は他にあと4人いると言った。
彼女達にとってそれが意味するものは主催者の監視が強くなったということである。
「これじゃあ悟空はしばらく外に出せないわね。最悪、主催者に遭遇してしまうわ。」
「・・・ああ、わかった。オラもしばらく我慢する。」

「とりあえず調べることは沢山あるが、問題はどうやって調べるかだな。」
彼女達にとって今一番の問題はそれである。
橙子と青子がここに立て籠もっている一番の理由は青子のクラスがキャスターだからである。
キャスターに『陣地作成』のクラス別能力が付くのはキャスターが直接戦闘では最弱とされているからである。
特にセイバーなどの三騎士などには『対魔力』の能力が付く。早い話が魔術による攻撃をキャンセルできるのである。
魔法も例外ではない。よって二人が調べまわるのは悪手である。
護衛に悟空を連れて行くなど論外である。
「まずは他のサーヴァント達とコンタクトを取るべきね。だけど・・・」
この聖杯戦争のサーヴァント達は七体ではない。間違いなく他のクラスのサーヴァント達もいるだろう。
しかも自分達のように偶然マスターになってしまった者達もいるはずである。
その手のマスターなら自分達と同じように聖杯戦争を潰そうとしたり、ただ生き残ろうとするだろう。
もちろんこの聖杯戦争に乗る奴等もいるだろうが。
「・・・やはりしばらくこっちからは動けんな。他のサーヴァント達の動きに合わせて動くしかない。」
今外に出れない三人にとって他のサーヴァント達とコンタクトを取るためには向こうの動きを待つしかない。
三人はまだ動くことができなかった。

【午前12時10分/日本・工房内】



【蒼崎橙子@空の境界】
【状態】健康
【装備】無し
【道具】支給品一式、人形の入ったホイポイカプセル、人形創りの道具、煙草(この二つは支給品ではありません。)
【思考】
基本: 主催者を殺し、その後に青子を殺す(それまでは取り合えず協力し合う)
1:この聖杯戦争について調べるがチャンスが来るまで動かない
2:式や幹也たちも一応探す(ただしあくまでついで)



【蒼崎青子@月姫】
【状態】健康
【装備】不明
【道具】支給品一式 、その他不明
【思考】
基本: 主催者を殺し、その後に橙子を殺す(それまでは取り合えず協力し合う)
1:この聖杯戦争について調べるがチャンスが来るまで動かない
2:とりあえず襲ってき奴は軽く蹴散らす
※サーヴァントです(クラス:キャスター)。しかし橙子の令呪は効きません(意地)。
  孫悟空のマスターです。

【孫悟空@ドラゴンボールZ】
【状態】健康、首輪無し
【装備】無し
【道具】無し
【思考】
基本: 主催者を倒し、元の世界に戻る。
1:青子と橙子を手伝う。
2:サーヴァントは腹へらねぇのかぁ。
※サーヴァントです(クラス:ヒーロー)。
 主催者に存在を気づかれていないようです。そのため首輪と支給品はありません。
 この世界の人間ではないので宝具は持っておりません。
 参戦時期は本編終了後です。
最終更新:2009年06月20日 00:24