戦闘を続ける11/とミク、そして
「このパンチラ満載の戦闘を写真に収めておけば、後で高く売れるのになあ」
「マスター、あとで殺されたいですか?」
などと言って適当に足を引っ張っていた6/。
「てゆうか少しは加勢して下さいよ」
「……正直、あまりこいつと戦いたくは無いんだが……仕方ないな」
6/はおもむろに11/の後ろに回りこみ、ミクと挟み撃ちにするような体制を取る。
「おや、ようやくやる気になってくれたかい? おかげでこっちも本気が出せるよ」
「抜かせ。その声、なんか知らんが聞いてるだけでむかつくぜ」
6/がポケットに手を入れて万年筆を取り出そうとした時。
その男は、突如音もなく現れた。
三人は同時に手を止めて、目の前に現れた男に目を向ける。
まるで川の中から出てきたかのように全身ずぶぬれ、そして和服姿。
「誰です?」
不審げな顔を向けるミクとは違って、6/と11/は目を見開く。
「「だ、太宰治……!!」」
その生誕百年を迎える文豪は、その場にいる三人を無言で眺めていたかと思うと、おもむろに6/を指差して言った。
「うむ、君は人間失格だな」
「なっ……」
いきなりものすごいことを言われて、流石にショックを隠せない6/。
「何を言うんですか!! 確かにマスターはちょっとアレですけど、えーと…………しょ、初対面でそんなこと言うなんて失礼です!!」
いいところが思いつかなかったので、勢いで太宰に反論するミク。
しかし太宰は動じず、
「そういうオーラが見えるのだ。私には『人間失格』である者のオーラが見える。
この男はいろんな意味で人間失格だ。そしてお前もだ!!」
びしっとミクを指差す太宰。
「君は更に数ランク上の人間失格だ」
「いえ、私はもともと人間ではないので……失格も何も……」
「フン、つまり生まれながらの人間失格というわけだな」
「うう……」
当たり前のことを言っているだけなのに、太宰の鬼気迫る様子が謎の説得力を醸し出していて妙に深く傷ついた。
「ついでに言うと、もうちょっとでボカロ失格だ」
「いや、それは出来れば否定しないで欲しいんですけど!!」
「しかしいつまでも君たちに構っている場合ではない。私は全ての『人間失格』な者たちに烙印を押さなければいけないのだ!!
太宰はそう叫ぶと、落ち込んでいる二人と蚊帳の外だった一人を置き去りにしてさっさと走り去ってしまった。
「おい、いつまでも落ち込んでいる場合じゃないぞ、『人間失格』!!」
「通り名みたいに呼ばないで下さい!!」
【一日目・午前12時/日本・蒲田】
【◆6/WWxs901s氏@書き手】(マスター、クラス・ライター)
【状態】健康
SOS団臨時団員 称号『人間失格』
【装備】無し
【道具】支給品一式、不明支給品
【宝具】SS用万年筆
【思考】
1:俺は何者だ?
2:死にたくない
※6期までの6/氏とは別人です
※ミクのマスターであり、同時にミクのサーヴァントです
※人間失格です
【
初音ミク@ボーカロイド】(マスター、クラス・セイバー)
【状態】健康 SOS団臨時団員 称号『人間失格』
【装備】伝説の首領パッチソード@ボボボーボ・ボーボボ
【道具】支給品一式
【宝具】電子の歌声
【思考】
1:11/を倒す
2:マスターに従う
※6/のマスターであり、同時に6/のサーヴァントです
※人間失格です。あともうちょっとでボカロ失格です
【11/@現実】(クラス・偽ライター)
【状態】健康
【装備】無し
【道具】支給品一式、不明支給品
【宝具】SS用万年筆
【思考】
1:6/を倒して本物になる
※6/のレプリカです。基本スペックは6/と同じです。
※容姿は黒髪の十代後半の女性、あと巨乳
【太宰治@歴史】
【状態】ずぶぬれ
【装備】不明
【道具】不明
【思考】基本:人間失格な者に、『人間失格』の烙印を押して回る
※英霊です。サーヴァントかどうかは不明です
最終更新:2009年06月20日 00:25