「兄さんが死んだ……」
放送を聞いたルイージはそう呟いた。
ルイージにとって
マリオは越すべき存在。
そのマリオが死んだ。
自分の復讐するためにマスターになったのに、
その目的を失った事による喪失感。
「おい虫けらどこに行くんだ!」
「……。」
「聞いてるのか!」
サーヴァントであるシンヤが話しかけても耳には入らない。
ルイージはもう聖杯戦争もバトルロワイヤルもどうでもよかった。
ルイージはその場を立ち去った。
■
「はぁ、はぁ、はぁ」
走る、走る、走る。
ルイージは恐怖心に押しつぶされそうになった。
あのマリオが死んだ。自分が倒すはずだったのに死んだ。
どこかの誰かに殺された。
「はぁ、はぁ、はぁ」
その恐怖心を消し去るために必死で走った。
「待てよ、虫けら!」
シンヤが追いかけてくる。
はっきり言って、ルイージよりも走るのが速い。
速いな、さすがテッカマン速い。
「おまえは止まってろ!」
ルイージは無意識のうちに令呪を使った。
「なっ!?体が動かない!」
シンヤの動きが止まる。
ルイージはあまりのショックで、判断力が無くなっていた。
「誰か僕を殺してくれ、兄さんのいない世界で生きていく意味なんてないんだよ!」
そう叫んだ、刹那――――――
「………………………………………………………………………………次元斬」
ー―――――ルイージの首が宙に舞った。
【ルイージ@スーパーマリオブラザース 死亡】
■
「お前か、この虫けらを殺したのは?」
「…………………………だったらどうする」
「この虫けらはこう見えても僕のマスターだったんだ」
「………………………………それで」
「マスターがいないと僕は力を発揮できないらしい」
「………………………………」
「だから、今度はお前が僕のマスターになれ」
「………………………………断るといったら?」
「お前をここで殺す」
「………………………………なら、俺はお前のマスターとやらになってやろう」
ここに相羽シンヤの新たなマスターが誕生した。
「おい、お前!」
「何だ?」
「お前は人間じゃないな!」
「ああ、ティティア星人だ」
「それはラダムの仲間か?」
「ああ、ラダムってあの知的生命体のことか?」
「なんで、そのことを知っている!」
「昔、父さんがペットとして飼っていたからな」
「何……だと……」
【一日目・午後15時30分/日本・東京】
【相羽シンヤ@宇宙の騎士テッカマンブレード】 (クラス・アヴェンジャー)
【状態】健康
【装備】不明
【道具】支給品一式、テッククリスタル
【宝具】不明
【思考】 基本:聖杯戦争の優勝?マスターに服従?
1:兄への復讐
【オプーナ@オプーナ】(マスター)
【状態】???
【装備】乖離剣・エア エターナルソード
【道具】支給品一式その他不明 ヨッシーの支給品 クリムゾン ルイージの手(令呪残り二つ)
【思考】 基本:参加者全員皆殺しだ。
1:とりあえず、化物(アーカードナルド)から殺す。
2;聖杯戦争の参加者も皆殺しにする(その後、シンヤも殺す)
3;主催者も皆殺し
※マスターになりましたが、協力する気は皆無です。
最終更新:2009年07月05日 00:10