釣りの邪魔をする不届き者は、地に這いつくばって消えてもらう!!
……いや、いきなりすまない。私だ、アーチャーだ。
今は、地面を揺らして釣りの邪魔をした化物を退治しようとしていたのだが……
どうやらその前に収まったらしい。
だが、これで終わったと言う証拠は無い。
よって、今から確認をしに行く所だ。
「なあ、アーチャー。海辺から離れてええんか?」
「仕方があるまい、アレを何とかせん以上、おちおち釣りをしてられんのだからな。
とりあえず、何か足になるものがあれば良いのだが……む?」
突然後ろからバイクのエンジン音がしてきたので振り返ると、
「な、何やアレ!?」
「はっはっは、何を言っている。バイクに決まっているだろう? 運転しているドラム缶の事など知らん!!」
そう、振り返るとバイクにドラム缶に眼と手足が生えたような物体が乗っていたのだ。
その何者かはバイクを巧みに操縦し、私達の前の曲がり角に消えていった。
そして次の瞬間、曲がり角から盛大なクラッシュ音が聞こえた。
「今度は何や!? 事故ったんか!?」
「どうやらそうらしい。確認のために見に行くぞ!!」
我々は大急ぎで見に行くと、そこにはへし折れた電柱と、分解したバイクとドラム缶似のものがあった。
「ど、どうするんや?」
「……そうだな、一応ロボットのようだし、修理しておくとしよう。何か情報が得られるかも知れん。」
「直せるんか?」
「なに、昔の趣味がガラクタ弄りでね。大体の物は直せるさ。近くの工務店から修理道具を持ってきてくれ。」
「分かった。ダッシュで行ってくんな!!」
優の帰りを待つ間、分解した部品を集めて足りない物がないか探して分ける。
そうしている間に優が帰ってきた。
……うむ、流石は優だ。どれが必要か分からなくて全部持ってきたのだな。
「持ってきたで、アーチャー!!」
「うむ、では修理を始めよう。」
分解した部品を一つ一つ吟味し、適合する部位に接続していく。
懐かしい感覚だな、このように自分の手で物が直っていく感覚は。
大量の部品と格闘し、修理が終わる頃にはかなりの時間が経っていた。
「良し。修理完了だ優!!」
「おし!! ようやった、アーチャー!!」
感慨を胸に改めて修理したものを見る。
まずは、タイヤ部分。タイヤは新品に交換し、曲がっていたリムも直し、新品同様にしてある。
故障していたエンジンは破損していた部品を取り替えるに留まった。
元が良いエンジンを使っているのだ、廃棄するのはもったいない。
そして何よりも……ドラム缶のようなボディと、ドラム缶のようなヘッドライト。どちらもピカピカに磨き上げてある。
……うん、誰がどう見てもおかしいな。一体何故このようなことになったのだろうか?
また凛のうっかりが発動したんだろうか?
だとしたら本当に勘弁していただきたい。
「……おい、アーチャー。何や、コイツ?」
「……それは私にも分からない……ちゃんと合う部品同士を組み合わせたはずなのだが……」
しかも、事もあろうか、勝手に走り出している。
どうやら自動操縦機能を搭載しているようだ。
「で、どうするんや……」
「と、とりあえず足には使えそうだな。コイツに乗っていくことにしよう。」
とまあこういうわけで、我々は何とか移動手段を確保した。
……全くもって腑に落ちない結末ではあるが。
* * * * * * * * * * * * *
【一日目・18時00分/金星・大井町】
【濱口優@現実】 (マスター)
【状態】健康、パワー全開 、アーチャーのマスター
【装備】ゲイボルグ@Fate/stay night、ゴーグル、ウェットスーツ
【道具】木の実5種(それぞれ少量) 、魔石リヴァイアサン@FF6
【思考】基本:アーチャーと共に世界中の魚を獲る
1:ウラーラーラーラーラーラー!!!!!!!
2:獲ったどぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!
3:漁の邪魔する奴は何とかせな
【アーチャー@Fate/stay night】 (クラス:アングラー)
【状態】やけっぱち精神崩壊、凛のうっかり伝染
【装備】釣竿、最新式リール、釣り針、頑丈な釣り糸、三つ編みにしたピアノ線
【道具】釣りミミズ×6、釣りバッタ×5、釣りホタル×17、釣りカエル×8、ガルタイト、ノート
【宝具】無限の剣製
【思考】基本:濱口優と共に世界中の魚を釣る
1:ウラーラーラーラーラーラー!!!!!!!
2:そろそろゴールしてm(ry
3:イーターを排除する
4:新聞屋についても手が空いたら調べる
【メカ沢新一@魁!!クロマティ高校】
【状態】バイク
【装備】ミサイル、ジェットパック
【道具】支給品一式
【思考】基本:とりあえず走る
最終更新:2009年07月10日 00:22